表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/60

そんなのありか38

朝の鍛練てぇのを終え…シャワー浴びてからサッパリってねぇい。

朝食の準備てぇ思ってたらよぉうぃ、老子のお弟子さんが用意してらぁなぁっ。

って…こりぁ、中華粥ですけぇい?油条(ヤウティウ)てぇ揚げパンみてなのが添えられた代物(しろもん)でな、鶏ガラスープ出汁が効いた一品ってねぇい。

具も色々と入ってんねぇい、こりゃあ、よぉうぃ…ううむぅ、雑炊ってぇ言っても良いかもねぇい。


非常に滋味溢れる味てぇヤツを堪能した後、コックコートを纏って1階の厨房へってなぁっ。

既に(わけ)ぇ衆達が厨房入りして清掃や下拵えってねぇい。

いや…調理人てぇヤツでは一番経験が(あせ)ぇ俺も以前は遣ってたんだが、ねぇい…気やらプラーナてぇヤツのことが発覚してからはよぉうぃ、免除ってねぇい。


「お早う!早くからご苦労さん」ってぇ告げつつ入るてねぇい。

挨拶は大事よ、大事ってねぇぃ。


「あ、オーナー。お早うっす!」

「お早う御座います、矢鷹さん!」


って感じでよぉ、挨拶が返って来るってねぇい。

うむうむぅ、挨拶のある職場てぇのはよぉうぃ、気持ち良いってねぇい。


そん後、師匠がご出勤ってねぇいっ。

「師匠、お疲れ様です!本日もよろしく御願いいたします!」ってよぉうぃ、先ずは俺が口火を切るってねぇい。

ほんで続いて次々に(わけ)ぇ衆が挨拶をってなぁっ。


そんな感じで仕事が始まるっぇとぉっ、その前によぉうぃ、全員でホールへと移動ってかぁっ。

ホールではホールスタッフと事務スタッフが既に集まって待ってるってねぇい。

いや…ホールスタッフはホールの清掃や準備が有っからよぉうぃ、端からホールにてスタンばってけどねぇい。


そしてぇ、朝の朝礼を終えた後でなぁ、仁菜にな嬢が提供するカレーのチェックて訳さね。

このチェックに通らねぇとよぉうぃ、提供は出来ねぇっう事態にぃ…って、今迄ぇ実験にて余分に造ったヤツ以外(いげ)ぇにぃよぉぅ、チェックん引っ掛かって却下てぇのは無いがねぇい。


そしてぇ、何時も同じ日常ってヤツが流れる訳でぇ…って、いや…昼のヨガとよぉうぃ、夜の気功法てぇヤツの鍛練がねぇい…

俺てぇ言えばよぉうぃ、鍛練てぇかぁっ柔軟体操とよぉう、瞑想てぇヤツだけに、ねぇい。

うん、屋上へ隔離ってぇヤツさね。

ただぁ…昼はよぉう、お弟子さん達だけでねぇいっ、爺ズとボディガードさん達の姿が見えねぇんっすがぁ、どったの?

って思ってたら、よぉうぃ…俺ん家のリビングでよぉうぃ、女性スタッフ達にヨガのレクチャーって…あんれぇ?

っか、老子ぃっ!アータァさぁ…ヨガじゃ無く気功法てぇか武術家だろーがぁよぉうぃっ!

ボディガードてぇヤツは爺ズの護衛だからねぇぃ、仕方あんめぇいわさぁっ。

くそっ!エロ爺ぃがぁぁぁっ!そこはぁっ、俺の立ち位置だぁっ、か・わ・れぇっ!


てぇ言う感じでよぉうぃ、日々が流れ去って行く訳でぇ…っかよぉうぃ、休みは一日鍛練てぇ…なんとかならんのかねぇぃ。

俺へ安息の日々をプリーズってかぁっ!


っか…流石はヨガ講師を兼ねるチベット僧侶と武術の達人ってヤツはよぉうぃ、人の鍛練指導てぇヤツに()けてやがるってねぇい。

的確に体の筋を伸ばしつつ、足りねぇ柔軟に対する筋力を補填するような鍛練をねぇい。

徐々に体の柔軟性が増して来てよぉうぃ、以前は行なえなかったヨガと気功法の型が一部てぇ言ってもよぉうぃ可能にってなぁっ。


そしてよぉうぃ、そん型を行なってっとよぉうぃ…自然と体の柔軟性ってヤツも増して来るってなぁっ。

瞑想ってぇヤツも取り入れつつ、日々の鍛練を行なってってぇとよぉうぃ、徐々に気てぇかプラーナてぇヤツがねぇ、感じられるようになる訳さね、これがよぉうっ。


「フむ、大分、気を操れる、ヨウ、なたネ」

(しか)り、然り、プラーナを身に宿し巡らせることが(おの)ずと整い始めておるようじゃて。

 のぅ、ユウよ」

んっ?なんでぇい?

(おの)が体のチャクラを意識してプラーナの流れを追ってみるのじゃ」ってことをなぁっ。

っかぁ、チャクラぁ?なんでぇいっ、そりゃあ、よぉうぃ?


って思ってたらよぉうぃ、大僧正様が杖で体を押して行くんだが、ねぇいっ…結構ぅ…(いって)ぇぇぇっんだがよぉぉぉっ!

まぁ…そのお陰てぇかぁ…チャクラてぇ代物(しろもん)の位置てぇのは把握できた訳でぇ…っか…なんか、さぁ…妙な力てぇんのけぇ?それがチャクラてぇヤツの位置を経由しつつ流れてんのがよぉうぃ。

なんぞぉっ、これぇっ!


「チャクラを経由してプラーナが流れ行く様を感じ取れたならば、チャクラを車輪とし意識するのじゃ。

 そして、チャクラを回転させつつプラーナを纏い勢いを増すイメージを持て!

 さすれば、増幅したプラーナが次ぎのチャクラを回すであろう。

 そうしてプラーナを身に巡らせて行くのじゃっ!」

大僧正様の声に力が(こも)るってかぁっ!


そんがぁにぃよぉうぃ、力説せんでもねぇい…っても、言葉に押されてよぉうぃ、ついつい実行ってねぇい。

って、なぁぁぁっ!体がぁっ、熱いぃぃっ!どうなってんでぇいっ!


「フむ、この手の技術、矢張り、ヨガ、優れるネ。

 膨大な気、体内、巡テるネ」


これが…気、プラーナてぇヤツがぁっ、体内を巡る感覚、けぇいっ…翻弄されるプラーナ…気がぁぁぁっ。

って、意識が薄れ、ブラックアウトってぇ、な・ぁ・っ…何すっだぁっ…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ