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✡第一話

星騎士には、九大星位階と言う9つの名家がある。


第一位階、無限火焔『サン』


第二位階、柔軟強固『マーキュリー』


第三位階、電光石火『ヴィーナス』


第四位階、完全万能『アース』


第五位階、最恐物理『マーズ』


第六位階、森羅万象『ジュピター』


第七位階、絶対切断『サターン』


第八位階、物量火力『ウラヌス』


第九位階、氷結結界『ネプチューン』


この9つの名家は、星騎士の中で最高峰でありアーティファクトで数多くの優勝をした。


しかし…


「なーにまた考え事してんの?」


「はっ!?なんだミューか…おどかすなよ。」


彼女は、ミュー。


俺の頭一つ小さいセミロングの子。


現状唯一の女友達だ。


「早くしないと実技の授業始まるよ。」


「あぁ。分かった。先に行っててくれ。」


「早く来るんだよー」


手を振って見送った。


この学校に入り日は、浅いが結構馴染み易かった。


この高等部には、マーキュリーとマーズそしてウラヌスの次期当主が三年と一年にいる。


早く手合わせしたいものだ。


学校指定の戦闘服に着替え闘技場に向かった。


星騎士には、身体の何処かに星獣と契約した時にできる紋章がある。


紋章は、強さにより大きさが変わる。


腕で例えるなら弱い奴は、手。強い奴なら腕全体だ。


それくらい差があるとワンサイドゲームになる。


星獣とのコンビネーションをうまく取れればその程度なら押し切れる。


しかし星騎士なら常識で、何かしらの格闘術を持っている。


事実上どちらしろワンサイドゲームだ。


「シヲン今日こそお前に勝ってやる。うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。」


初日の転校日に勝負して以来この調子である。


ジノ…いい加減疲れるだろ。


いつもどうり殴りかかって来たジノを左手で服の襟を掴み勢いを殺さず投げる。


「おいジノ何勝手に決闘してんだよ。シヲンもなに平然と投げてんだよ。」


そこに教官が止めに入る。


「いや教官ジノが悪いんです。僕何も悪くないです。」


「いや教官シヲンが悪いんです。俺何も悪くないです。」


教官ことニクスさんは、元傭兵のムキムキマッチョだ。


教官は、悩み


「今日の罰は、廊下掃除だ。」


「まってください!あんなに長い廊下の掃除なんてすぐ終わるわけないじゃないですか!」


「そーだそーだ!理不尽だぁー!」


「決定事項だ。お前らなんだかんだで仲いいんだからいいだろ。」


とてつもない殺気が飛んでくる。


「「アッハイ」」


教官が立ち去ると


「もう一戦しようぜ。今度は、星獣使って。」


「あぁいいよ。ミュー試合の合図をしてくれないか?」


「わかったぁ。」


端で見ていたミューが言った。


ギャラリーが集まってきた。


二人は構える。


「3.2.1.スタート!」


合図とともにジノが叫ぶ。


『顕現せよホワイトシリウス!』


ジノの紋章が輝き大型犬の星獣が現れる。星獣からは、白いオーラが漂っていた。


睨みあっていたがジノが呆れた顔をした。


「どうした?お前の星獣興味あんのにださねーのか?」


「まだ僕は、本気じゃなくても君に勝てるだろう。」


「戯言は、それくらいにしろよ。」


シリウスがこちらに向かってくる

飛びかかって噛み付こうとしていた。

だが紙一重でかわす。


シリウスに気を使ったのが悪いのかジノが高速で背後に回り込み攻撃の姿勢に入る。


「くらえぇぇぇぇぇ」


「羅神拳 «零の型»」


「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


高速でこちらにジノが向かってくる


だが止めれなくは、ない速度だ。


「«無心開眼»」


そしてジノの攻撃を受け止める。



「やれシリウス!!インフェルノヴレイズ!!」


「グルァァァァァァ!!!!!」


口からレーザーを放射する。

周りなど気にせず撃ちまくる。

まさに地獄の業火。

ギャラリーの生徒達にも攻撃があたりそうになる程激しい。


「シリウスやりすぎだぁ!!」


「グルァァァァァァ!!!!!!!」


しかしレーザーは、止まらない。


『顕現せよグレーマーキュリー、星具発動』


そこに突如3つの大盾がシリウスを囲みレーザーの被害を抑える。


「いやぁ危ない危ない。今日は、もう決闘は、辞めにしなよ。闘技場治すの大変なんだからね。」


そこに三年生のネクタイに生徒会のバッチを付けた人が立っていた。


「あなたは…」


「あぁ僕かい?名乗り遅れたね。僕の名は、グレイ.アルド.マーキュリー 次期マーキュリー家当主さ。」

一週間に一回更新します。

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