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序章
記憶というものは曖昧だ。
勝手に記憶し、勝手に忘れる。
それでも記憶というものは大事な思い出のカケラなのだ。
それがある日無くなったらどうなるだろう。
自分という存在が自分では無くなるのか?
自分という存在がこの世から消えてしまうのか?
私は、記憶喪失者だ。
「ここは?」
そこは天井があって、そこには色々な物があった。
今自分はベットの上にいて、その周りには机やクローゼット、筆箱、バックなどが置いてあった。
だが今ここがどこで、自分の名前がわからなかった。
怖い。
体中が震えていた。
自分は記憶を失ったんだ。
そう確信がつくのにはかなり時間を要した。
信じられなかった。
少ししてからベットから出て部屋を散策した。すると一冊の本をみつけた。
「Memorys-記憶のカケラ」
何だこれは?と思いながら読んでみた。すると
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全く読めなかった。
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