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勇者:????(仮)  作者: ちきん
第一章
9/40

突撃!カイナーツ洞窟

「――これから立ち入り禁止区域入口に向かうけど、何か忘れ物とかない?」


翌日、俺達は村の中心にある広場集まっていた。


「ありませんよ。俺はドジっこか何かですか……」


もし、俺がドジ踏んで忘れ物をするような奴なら、仕事の内容上、所持品を様々な場所に忘れていくことになるだろう。

まぁ、生まれてこのかた忘れ物なんて一回もしてないけど。


「そんなこと分かってるわよ。ただなんとなく言ってみただけ。テンプレよテンプレ。…後それと、あなたいい加減敬語使うの止めなさい。あたしがあなたの師匠だから敬わないといけないのは分かるけど、正直気持ち悪いわよ。それにあなた、時たま敬語を使わないで罵声浴びせる時あるじゃない。無理してんのバレバレよ」


うわ、真正面で堂々と気持ち悪いとか言われた。

自分でも分かっていたけど軽く傷付くな。


「はいはい分かった分かった。…これでいいんだろ?」


本音を言うと、俺がこの人に対して敬語を使うのは敬っているからじゃなくて、嫌がらせのつもりだけどな。

この人敬語とか使われるの苦手だから。


「ええ。……そういえばさっきからリーネちゃんが一言も喋ってないみたいだけど……」


「あぁ、リーネは朝に弱いんだ。その内普段通りになるさ」


自分の右側でボーッと寝ぼけ目で佇んでいるリーネの頭に手を乗せ、そのまま撫でる。

こう改めて考えると、俺が議長に付き合った時はほとんど寝付けなかったんだなと分かる。

うぅむ、依頼人に心配をかけさせるなんて俺もまだまだだな。分かっていたことだけど……。


「ふーん、そうなの。……ってことは、今ならセクハラし放題!?」


「させねーよ!?」


両手をワキワキさせる師匠からリーネを守るように一歩前に出る。


「冗談よ冗談。それに、セクハラする対象が何か反応してくれないとつまらないじゃない」


ワキワキと動かしていた手を止め、ヒラヒラさせてやれやれという表情を浮かべる。

いや、あんたさっきの目はマジだったろ……。


「それじゃ、茶番はこの辺にして、さっさと出発しましょうか」



「――後はこの道をまっすぐ進めば立ち入り禁止区域唯一の入口よ。入口の所にいる警備の人に、許可証を見せれば通してもらえるはずだわ」


道の両側が崖になっている道(どうやらこの道は谷底のようだ)を指差して何故かドヤ顔でいう師匠。

なるほど、こうして自分の目で見るのは初めてだけど、聞いていた話の通りだな。ヨハネスは陸の孤島だって。

そういえば、ヨハネスについての文献があったな。

大昔、この辺りにはヨハネスという国があり、その高台と海に囲まれた地形と、高度(その当時にしては)な技術によって最も攻め難い国として栄えていた。が、しかし、その国は突如として消え去ったという。

これだけ聞くと、あまりにも嘘臭い話だ。しかし、ヨハネスについて書いてある文献は多くあるし、実際に遺跡が存在している。

このことから、ヨハネスは長年の間、歴史学者達の注目の的となっていた。

様々な説が挙がったが、最近になってヨハネスで障気が発生したため、今最も有力な説が『障気によって滅んだ』である。

まぁ、そんなことどうでもいいのだけれど。


「そうか。なら、師匠はここまででいいよ。早めに帰ってやらないといけない仕事もあるだろうし」


「そうですね。もう十分迷惑をかけているのに、これ以上長い時間引き留めるのはいけませんよね」


俺は師匠に向かってさっさと帰って仕事しろと暗に告げる。

神子さんは恐らく心の底から言ったことを思っているんだろうな。


「ま、待って待って!折角ここまで来たんだから、警備の人に挨拶ぐらいしていかないと!」


大慌てで言い訳をしてまで付いてくるつもりなのかよ。

これは最後まで付いてくる気だな。


「あ、それもそうですね。それじゃあ、後少しですが、よろしくお願いします」


「リーネちゃん……。ありがとー!」


……まぁ、帰すのは後でいくらでもチャンスはあるから今はいいか。



「――見えてきたな」


歩くこと約十分、漸く警備員が寝泊まりしているであろう小屋と、その奧に洞窟が見えた。


「ん?――ちょっと待って。おかしいわ」


不意に師匠が足を止める。


「おかしいって、何がです?」


師匠につられて足を止める神子さん。


「普段は簡単には入れないように、洞窟の前には防護結界が張られているのよ。今は、それがない……」


「ってことは、つまり……」


何者かが、消した?


「嫌な予感がするわ。急ぎましょう!」


いきなり走り出す師匠を見て、俺達も走り出す。

これ以上の面倒事はご勘弁願いたいが、どうやらそれは無理らしい。


「――これは……」


走りながら辺りを見渡す。両側の壁に不自然な穴や削った後が見られる。

見た感じ新しいもののようだし、やはり何かが起きたのは間違いない。


「ヒアス!サーシャさん!あそこに人が倒れています!」


神子さんが指差した方を見ると、岩の影になっていて分かりづらいが確かに人が倒れていた。


「軍の制服…間違いない!あの人ここの警備員よ!」


師匠が更にスピードを上げて警備員に駆け寄る。

俺達もそこに向かう。

そして、俺の目の前にあった水溜まり――一昨日の雨の名残だろうか――を避けようとする。

…ん?………ッ!


「師匠!上だ!」


水溜まりによって反射されていた太陽光が一瞬遮られるのを見た俺は、上を見る。

すると、長い棒(槍か?)を持った人影が落下しているのが目に映る。

そいつの狙いは、間違いなく師匠――


「――ッ!」


俺が言葉を発した直後、襲撃者の槍から目映い光線が放たれ、地面に着弾したと同時に辺り一面に砂煙が舞い上がる。そして、襲撃者もその煙の中へと落下する。

くそっ、これじゃあ師匠の安否が分からないな。恐らく無事であるだろうが、如何せん敵の攻撃に対する反応が遅れてしまったのが問題だ。無傷というわけにはいかないだろう。

けれど、俺は師匠の心配をしている場合じゃない。俺が守る対象は今隣で歩みを止め、唖然としている神子さんの方だ。だからこそ――


「行くぞ!リーネ!」


「えっ、あ……」


神子さんの胴体に左手を回し、脇に抱え、そのまま砂煙を避けて洞窟の方へ走る。

今は山賊みたいな担ぎ方だとかふざけている場合ではない。

途中、砂煙内から攻撃が飛んでこないかと警戒したが、そんなことはなく、そのまま洞窟の中へと突っ切った。



「――この辺まで来ればもう大丈夫か……?」


洞窟内の隠れることができそうな岩の裏に、神子さんを降ろし、俺も座る。

しかし参ったな。がむしゃらに走ってきたせいで、今俺達が洞窟のどの辺りにいるかさっぱり分からない。

当然、俺はこの洞窟の作りを知ってるわけないし、マッピングないしは目印もつけていない。

平たく言えば、絶賛迷子中である。


「………して」

「ん?」


「どうしてサーシャさんを見殺しにするようなことをしたんです!サーシャさんは私達を助けてくれたんですよ!」


先程の俺の行動を感情的に非難する神子さん。


「では訊くが、俺達が助けに入ったとしてどうなった?相手は師匠が直前になるまで気付かなかった程の腕を持つ。そんな奴相手に、その辺の三流盗賊にいきなりの出来事に対応できず動けなかった奴が束になってかかったって勝てるわけがない」


「そ、それは………」


「それに、勘違いしてもらっては困るが、俺の仕事はリーネ、お前を目的地まで届ける護衛だ。他の奴がどうなろうとどうでもいい」


神子さん。あんたの気持ちは分かる。だけれど、そのことをなせる程の力がなければ、行いはただの迷惑にしかならない。


「そんな言い方……」


「しなくてもいい?……そうだな。確かにこんなことを言うなんて、俺は酷い奴かもな。だったら俺のことは軽蔑してくれても構わない。どうせ、仕事が終われば赤の他人になるんだ。他人にどう思われても俺は気にしないからな。……さて、そろそろ休憩は終わりにして、出口を探そうか。それじゃあ行くぞ、『神子さん』」


「あっ……」


さてと、あの人が本当に最後までついてくるつもりなら、もう洞窟内に入っているだろうな。行き違いにならなければいいのだが……



「――随分広い所に出たな」


奥の方に進んでいくと、かなり大きな空洞に辿り着いた。今までは薄暗くて見辛かったのに、ここは明るく、結構高い天井まではっきりと見ることができる。どうやら天井の岩の割れ目から外の光が差し込んでいるおかげで明るいみたいだ。


「――ん?あれは……」


視線を上から前に戻すと、岩壁に何かをしている人物が目に映る。腰まである長い金髪がゆらゆらと揺らしており、長い黒マントを羽織っている。背が小さいのかマントが長いのか(恐らくその両方)、マントの裾を引き摺っている。

物凄く気になるが、今は無視しよう。

どうやらあちらさんはこちらに気付いていないようだし、何者かも分からない(というか、封鎖されているここにいる時点で、襲撃者の仲間である可能性が高い)し。

神子さんはまだ先程のことを気にしているのか、ずっと俯き黙りこんでいる。金髪マントにも気付いてないようだ。

広場を気付かれないようにそっと横切ろうとする。すると――


――ドカァン!!


岩壁の一ヶ所――俺から見て左側――が突如大きな音をたてて崩壊し、二つの黒い影が広場に躍り出る。

その影の内の一つは、俺のよく見知った人物。前髪をヘアピンで止めた明朗闊達な女性――サーシャ・ヴィンドだ。

そして、もう一つの方も俺は知っていた。

俺がメルレントのエーラス大聖堂に忍び込む原因を作った張本人。すなわち、俺の元依頼者――アグニラン(ファーストネームは知らん)。

さっきの襲撃者はこいつか!


「よっ!二人共!さっきぶり!」


迫り来る槍を足で弾きながらこっちの方に手を振ってくる師匠。

なにその余裕。

っていうか、まだ戦ってたんだ。


「いい加減倒れてよ!――エクステンドレイ!」


バックステップ中に、アグニランは左手に出現させた光球を投げる。

その光球は約一秒後に複数の光線に分かれ、一斉に師匠に襲いかかる。


「嫌よ!あたしはあなたのそのぺったんこな胸と可愛らしい太ももを舐め回すまでは死んでも倒れないわ!」


対する師匠は、迫り来る光線を鮮やかにかわし、アグニランに近付く。

というか、師匠の行動理念は相変わらずそれなんだな。


「ひぃ…!気持ち悪い!」


うわぁ、あの子本当に怯えてるよ。

まぁ、その気持ちは分からなくもない。

本来なら助けに入るのだが、アグニランは敵と確定しているので、如何せん助けに入りにくい。

どうするべきかなー、と思案していると――


「あーもううっさーい!静かにしてよ!集中できないじゃん!」


先程から壁際で何かをしていた金髪マントが叫び、戦っている二人の頭上に大量の水を発生させ、二人は落ちてきた水の中に飲まれる。

詠唱破棄の水系魔術か。

まぁ、あの程度ならびしょ濡れになるだけで実害はなさそうだな。恐らく水を被って冷静になれとかそんな意味合いもあったんだろう。


「うへぇ、びしょびしょ……」


「うぅ、気持ち悪い……」


さっきまでの勢いは何処へやら、二人は地面にぺたりと座り込み、肌に張り付いている服を引っ張ったりしている。

……何て言うか、少しエロいです、はい。


「師匠、はいタオルです」


師匠に歩み寄り、荷物袋から取り出しておいたタオルを渡す。

ちなみに、こんな馬鹿げた騒動をやっているのにもかかわらず、一切反応しない神子さんはおいてきた。

……少し言い過ぎたかな?


「おー、サンキュ」


師匠はタオルを受け取ると、顔を拭き始める。


「ついでに、アグニランも」


もう一個取り出しておいたタオルをアグニランに手渡す。


「あ、ありがと……ってなんであんたがここにいんのよ!私の依頼はどうしたの!?」


俺の顔を見た瞬間に捲し立てられる。気付いてなかったのかよ……。


「ああ、お前の依頼なら失敗に終わったよ。先日、その報告と賠償を封筒で送ったんだが、まだ届いてなかったか?」


「知らないわよ!ここ数日間家から離れているもの。――それよりもなんで失敗してるのよ!」


キャンキャンと噛み付いてくるアグニラン。


「色々あったんだよ。侵入した当日に別件のせいで警備が厳しくなったりな」


本当は首を突っ込んだせいだけど。


「そんなのどうとでもなるでしょ。私達にはあれが必要なの。もう一度やってきなさいよ。報酬は倍額あげるから」


「いや、悪いが今は別の仕事の最中だからな。その依頼は請けられない。それに、そんなに金を注ぎ込むならもっと巧い奴を雇えるだろ」


別に汚れ仕事を請け負う奴は俺だけじゃないんだし。


「嫌よ。あんなムサイ連中に頼むなんて。私の品位が疑われるわ」


あんなって…こいつ一回は頼みに行ったのか?


「ってことは、俺はお眼鏡にかなったってことか?」


頼まれたってことは、そういうことだよな?


「か、勘違いしないでよね!あんたが良かったわけじゃないんだからね!ただ他の奴等よりはマシだったっていうだけなんだから!」


うわぁ、物凄いテンプレ。逢った時からそういう嫌いはあると思っていたが、ここまでだったとは……。


「キャー!ツンデレよツンデレ!かっわいーーー!!」


「キャーーーッ!!」


いつの間にかアグニランの後ろに回っていた師匠がガバッと抱きつき、身体の色々な所を撫で回している。

……こういうのを見てどうも思わない辺り、俺もどうかしているのだろう。


「ちょっとあんた!こいつ何とかしなさいよ!」


顔を真っ赤(ご自慢の銀髪のせいで、より目立っている)にしながら、こっち助けを求めてくる。

助ける義理はないが……仕方ないな。流石にこれ以上師匠を暴走させておくわけにはいかない。倫理的にも、話の長さ的にも。


「師匠。先程からリーネの様子がおかしいんだ。俺が聞いても全く答えてくれないんだ。まぁ、女性特有の悩みかもしれないし、無理に聞こうとはしなかったけど」


神子さんのことは、一先ず師匠に押し付けよう。

原因は俺だが、俺がどうこう言うものじゃないしな。


「リーネちゃんが?…そうね、あたしが少し見てくるわ」


さっきとは一転して、真面目モードに入る師匠。

いつもそれだったら良かったんだけどな……。


「それで、助けたついでに一つ訊きたいことがあるんだが…」


座っているアグニランに目線を合わせるように、俺も胡座をかく。


「…何よ」


ムスッとした表情。

助けるのが少々遅かったか。


「お前達はここで何をしているんだ?ただの観光ってわけじゃないよな?」


警備兵撃墜&待ち伏せ、どうみても観光じゃあない。


「あんたに話す必要なんてないわ。…どうしても知りたいっていうなら、私の頼んだものを持ってきなさい」


どうやら話す気はないらしい。


「そうか。ならいいや」


「えっ、あっ、ちょっ、ちょっと!聞きたかったんじゃないの?」


俺のあまりにあっさりとした引き方に、ポカンとしている。


「それはそうだが、別に聞かなくても問題ないだろうし、聞いたところでどうせ『あっ、そう』というリアクションしか取れないような下らないことだろ」


「そ、そこまで言うなら言ってあげようじゃない」


おっ、やっすい挑発によく乗ってきた。単純だなぁ。


「私達の目的は「ダメだよ、クウ。そんなアホみたいなのに乗ったら。バカのすることだよ」


アグニランの言葉を遮ったのは、ずっと壁で何かやってた金髪マント。

チッ、もう少しで聞けたのに。


「……そうね。あなたの言う通りだわ、アリア」

自分がバカと暗に言われたのが軽く傷付いたのか、少し小声になっている。


「全く、こんなことで僕達の目的を言いかけるなんて、クウはホントに――」


アリアと呼ばれた金髪マントは俺の顔を見た瞬間に、言葉と動きを止める。

何?俺の顔になんかついてる?


「こ…」


「こ?」


「子作りしませんか!?」


「――子作りだと!?」


言葉を言い終える前に俺の両手を掴み、金髪マントの胸の辺りで合わせる。

っていうか何言ってんのこの子!?

後師匠は反応しなくていいから。


「……えっと、君は……?」


あまりに突然で突拍子もないことに戸惑いを隠せない。


「あっ、申し遅れました。僕の名前はアリア・ルーンハイト。14歳。魔術を研究してまーす」


元気よく自己紹介をされるが、やはりどうしていいか分からない。っていうか、14歳は色々と不味くないか?

後、後ろで『僕っ娘だとぉぉぉぉぉ!?』とか叫んでるアホ(師匠)は気にしない。というか、神子さんの相手しろよ。


「えっと、ルーンハイトは「アリア」


………。


「…ルーン「アリア」


……………。


「……ル「ア・リ・ア」


…………………。

何このデジャブ。


「………アリア」


「ん?何かな、ダーリン♪」


にこにこと満面の笑みを浮かべるルーンハイト。

いや、ダーリンって………。


「…っていや、アリア!何いきなり変なこと言い出してんのよ?!」


今までフリーズしていたアグニランが漸く動き出す。


「?僕別に変なことなんて言ってないよ。だって好きな人と子作りしたいって誰でも思うでしょ?」


何言ってるのか分からないといったふうな声色で、ぎゅっと俺を抱き締めて言うアリア。

あれ?俺いつの間に抱き締められていたんだ?

今の今まで全然気が付かなかった。


「そうかもしれないけど、あんた等は初対面でしょ!」


「そうだけど、恋に時間の長さはいらないよ。よく言うでしょ、一目惚れって。ねっ、ダーリン☆」


一目惚れはおろか、恋愛という恋愛をしたことのない俺に同意を求められても困る。


「いいから離れなさい。現段階でそいつは敵なのよ!」


アグニランが俺にへばりついているルーンハイトを引き剥がそうとする。


「やだやだ~!僕は今からダーリンと子作りするの~!」


ルーンハイトはルーンハイトで、足を腰に巻き付けてまで俺にしっかりと抱きつき、離れようとしない。

ちなみに、俺はこういう時どうすればいいんだろうか?

振り払おうとすれば振り払えるが、自分に好意を寄せている相手を無下にできないし、正直にいうと嬉しい。

誰か、教えてくれませんか?

キャラしょーかい


・クウ・アグニラン

性別:女

年齢:17

身長:160cm弱

容姿:銀髪のアホ毛付きセミロング。茶色い目。貧乳。

出身地:ガルウィン

職業:無職(アグニラン家令嬢)

武器:槍

スペック:

体力:D

魔力:B

攻撃:C

防御:C

術攻:A

術防:B

敏捷:B

命中:C

回避:C

致命:D

備考

ガルウィン国の爵位を持つアグニランのところの三姉妹の次女。

ヒアスが物語最序盤にエーラス大聖堂に忍び込む要因となる依頼をした。

戦闘では槍を扱うが、魔術の方が得意。

また、姿を隠すのが上手く、戦闘スタイルはヒットアンドアウェイならぬ、ヒットアンドハイドである。

サーシャが気付かなかったのもこのためであり、クウ本人自体はあまり強くない。


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