表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者:????(仮)  作者: ちきん
第一章
6/40

議長と師匠1

いやホント、遅れてすみませんでした。先日漸く長期休暇に入ったので、これから二ヶ月程は更新が多めにできると思います。


――ガヤガヤ


「流石に人気有名人だけあって人の数が多いな……。リーネ、はぐれないように気を付けろよ?」


国会が行われる大会議場へ続く大通りに群がっている人達を遠目に見て若干呆れる。どんだけ人気者なんだよ。いくら滅多に見られないからって、これは度が過ぎていると思う。


「はい、頑張ります」


いや、頑張るって……。

ただ気を付ければ済む話なんだけどな。

…あっ、そうだ。


「――え?」


リーネの右手を左手で握る。


「こうすればはぐれないだろ?」


「………はい!」


リーネは面食らった顔からにっこりと笑った。

…やっぱり可愛いな、神子さんは。




………ふむ、向こうの建物の屋上に一人、その向かいの建物の物陰に一人、あそこの民家の屋根に一人といったところか。

リーネと手を繋ぎながら、不審な人影を捜し出す。

やっぱり人気者だなぁ、議長さんは。歓迎されまくりじゃん。


「おっ、来たみたいだぜ」


周りの歓声が騒がしい程大きくなったことから、ルーカス議長の登場が窺える。

それに併せてか、不審者連中も何やら動き始める。やれやれ、毎度のことながらご苦労様だな、本当に。


「うわぁ、綺麗な方ですね」


「そうだな」


ルーカス議長を見て目をキラキラさせているリーネを尻目に、俺は周囲に気を配る。おそらく心配いらないと思うが、念のために注意しておく。もしかしたら狙いはリーネの方かもしれないしな。

そして、議長が俺達の前を通り過ぎた瞬間――


――ガキンッ!


辺り一面に金属音が響き渡る。投擲用ナイフが議長の右手に持たれていた刀によって弾かれた音だ。

その後一瞬だけ静かになったかと思うと、途端に歓声が悲鳴へと成り変わる。観衆はパニック状態だ。我先にと逃げ出そうと必死に他人を押しやり始める。当然、俺達もそれに呑み込まれるわけで……


「リーネ!手を離すなよ!」


「は、はいっ!」


チッ、どいつもこいつも自分勝手だな。

俺は喧騒の中、この騒ぎに乗じて逃げようとするアホ――殺害に失敗しているからこの呼び方で充分だろう――に向かってナイフを投げてやろうと思ったが、止める。

何故ならば、俺が気付いた不審者全員が、もう既に斬られていたからだ。

それはもうズバッと、容赦なく。相変わらずの対応の早さだな。本当にババアかよ?左利きだし(関係ない)。


「皆の者!落ち着かぬか!」


掃除をし終えたのか、パニックになっている民衆に一喝を入れる議長。その声に、さっきまで騒いでいた民衆の動きがピタッと止まる。流石、カリスマ性があるだけのことはあるな。


「私を襲ってきた賊はもう既に斬った!貴様等が騒ぐ必要はもうない!」


静寂に包まれた空間の中で、彼女の声だけが異様に響く。

っていうか、後ろにいた警備の人達も面喰らってんじゃねぇか。どんだけ警備に金かけてねぇんだよ。あの程度の殺し屋を認知できないなんて。いや確かにあんたにとっては不必要なものなのかもしれないけど!

その後少し間をおいてから歓声が湧き上がった。

……というかなんだこれ?パフォーマンスか何かかよ?

実際はガチで狙われたんだろうけどよ。あまりに簡単に倒しちゃうもんだから嘘臭く見えるんだよなぁ。

まぁ、それはおいといてだ。もう、元気な――少々元気すぎる気もするが――議長の姿も拝めたことだし。

そろそろ宿屋に戻るか。また無理難題押し付けられるのも嫌だし。


「リーネ、誘っておいてなんだがそろそろ戻ろうぜ。議長も見れたし、少し物騒みたいだしな」


「は、はい。そうですね……」


若干名残惜しいのか、言葉の最後で言い淀むリーネ。

そこまでして見ていたいのか?議長を。

まぁ、無駄に格好いいのは認めるけどさ。


そうして、俺達は歓声が滞りなく上がっているのを尻目に、大通りから離れた。

が、しかし――


「痛ぇ!…おいあんちゃんよ!いきなりぶつかってくるたぁいい度胸してんじゃねぇか、ええ?」


「そうだ!これは慰謝料を払ってもらわんとなぁ!」


今度は大通りから少し離れたところで、面倒な馬鹿(チンピラ)二人に絡まれた。

ぶつかってきたのはそっちだろうよ。しかもかなりわざとらしい演技(三文にも程がある)だし……。

相手にするのも面倒だ。


「何を言っているんですか!ぶつかってきたのはそちらからでしょう!」


おい神子さん。一々そんなのに反応しないでくれ。こんな奴等無視してさっさと逃げれば問題ないんだから。


「ああん?何デタラメ言ってんだ坊主よぉ?今のはどう見たってそっちから当たりに来やがったんだろうが!」


大きな声で、堂々と、悪びれもなく押し付けてきた。

はぁ、やれやれ、仕方ないな……。


「まぁまぁ、二人共落ち着いて。ユアンも、そこのあんたもさ」


このままではどんどんヒートアップしていきそうだったので、二人の間に分け入る。

ちなみに、ユアンは今俺が咄嗟に考えたリーネの偽名だ。相手はリーネが女だってことに気付いてないようだし、男とした方が色々と都合がいいだろう。

それと、もう一人の方のチンピラはぶつかってきた奴の一歩後ろに陣取っている。いわゆるスネオポジションってやつだな。スネオってのが何だかは知らないが。


「そうは言ってもあんちゃんよ。こっちはぶつかられてケガしてんだ。あんた等に賠償してもらわねぇと腹の虫が治まらねぇんだ」


ぶつかってきた方のゴロツキがいけしゃあしゃあと文句をつけてくる。

本当に面倒臭いな。……仕方ない。


「まぁまぁ、そうカッカしないで。きちんと賠償金を出しますから」


そう言いつつ懐に手を入れる。そして、その手に感じる冷たい金属の感触。しかし、それは金のように小さな円盤状のものではなく、人なんて簡単に刺すことができる投擲用ナイフ。

そして、懐に入れていた手を出そうとした刹那――


「貴様達!やめないか!」


制止の声が聞こえ、思わず手の動きが止まる。


「…随分仕事がお早いことで」


俺等とゴロツキの間には、ついさっきまで民衆に囲まれていた議長さんがいつの間にかに立っていた。全く、瞬間移動でも身に付けてるのかよ?


「双方、ここは不問にしないか?でなければどちらも害を被ることになるが」


交互に俺達の顔を見ながら、そう口にする。

まぁその通りだな。このまま続いたら、相手は怪我してこちらは国の法に触れて刑罰を受ける(見た感じ相手弱そうだし)。


「し、しかしですね、彼にぶつかられたのは事実ですし……」


さっきまでの態度が嘘のような口調で、議長さんに食い下がるチンピラ。

怖いもんな、議長さんは。


「ふむ…私はその瞬間を目に捉えたわけではないのでな。そのことに関しては何も言えんが、見たところ慰謝料を支払う必要があると言えるような怪我を負っているわけでもない。その証拠に、貴様の肉体は身体の何処かを庇っているようには見えん」


相変わらずすげぇ眼だな。人の身体の小さな動きを見抜くなんてよ。


「は、はい。そうでございますね……」


先程まで威勢良くけしかけてきた男が、今では随分と大人しくなっている。

流石は権力者の圧力(物理) 効果は抜群だぜ。


「貴様も今回の件は不問でいいな、ヒアス・ルード」


俺の名前が出ると今まで事の成り行きを静かに見ていた民衆がざわつき始める。へぇ、俺って意外と有名人だったんだ。

というかやっぱり俺の正体に気付いてたんだな、この婆は。これでも顔を隠していたんだけどなぁ…。


「ああ、構わないぜ?それにけしかけてきたのはそちらさんだしな。俺がこれ以上何かする意味はない」


正直言ってこれ以上時間をかけたくはない。リーネに迷惑がかかるからな。


「だが、これだけの民衆にもめている姿を見られてしまった手前で何の咎めもないまま解放したと後々が面倒だ。足労だが私と共に大会議場まで来てもらおう」


それは大半があんたのせいだろうが。


「……はぁ、分かったよ。だけど、こいつを宿屋に送ってからでいいか?」


リーネの頭にポンと手を載せる。


「ふむ…彼女は無関係とまではいかないが、直接的に関わってはいないようであるから構わないか。それで、彼女は貴様の依頼人か?」


やっぱりリーネが女ってことも気付いていやがった。


「まぁそんなところだな。――じゃ、送ってくるわ」


リーネの頭に載せていた手を降ろし、そのまま手を握り、歩き出した。



「――それで、俺を呼び止めた本当の理由は一体何なんだ?」


先程の揉め事についての面倒な書類を漸く書き終えた俺は、自席で書類とにらめっこしている議長さんに目を向ける。

ちなみにここは大会議場内の議長さんの私室で、チンピラ共は既に解放されている。


「ふむ、そのことか」


俺の問い掛けに書類から目を離し、こちらを見やる。


「実はな、昨日(サクジツ)メルレント神聖国からこのような書状が届いたのだ」


そう言いつつその書状と思われる封書をこちらに投げてくる。

おいおい、そんなものをそんなふうに扱っていいのか?


「えっと何々……『先日、我が国の象徴たる神子が何者かによって拐われた。これは我が国きっての大惨事である。ついては貴殿の力をお借りしたい。』……ね。これはまた随分と上からものを言われた感じだな」


と、いうか、こんな国家機密レベルのことをこんな簡単にばらしていいのか?


「ふん、斯様なこと今に始まったことではない。我々の国は成り立ちが故に他国に格下で見られがちであるからな」


まぁこの国は小さな国だったり民族だったりが集結してできた国だからな。


「それで、これがどうしたって?まさか神子を捜しに行けなんて言わないよな?俺にだって用事はあるんだ」


なんたって俺がその誘拐犯だしな。むざむざ差し出すわけないだろ。


「違う。その件はもう目処がついている。貴様と一緒にいた彼女が、メルレントの神子なのだろう?」


「さぁ?俺には何のことかさっぱり。それに、依頼主の守秘は当然の義務だからな。いくら公的機関からであっても教えることはできないぜ」


直接的には言ってないが、今のはどう見ても肯定の意味にとられただろう。まぁ、端からそのつもりで言ったんだけど。


「やはりか……。ふむ、となるとどうするべきか……」


そう呟くと、一人考え事に耽る議長さん。

何故知らせたかって?

そんなの簡単なことだ。

神子さんの目的地であるヨハネス遺跡周辺は現在立ち入り禁止区域になっている。立ち入るためには国で発行される通行書が必要なのだ。つまり、議長さんに取り入って話をつけ、通行書を手に入れるためだということ。


「――よし。ならばこの件はこちらで勝手に調査しておくとしよう。貴様はもう帰ってよいぞ」


どうやら思考し終えたようだ。やっぱり聞かなかったことにしてくれたか。


「さいですか。じゃ、お暇させて……あぁ、そういえばあんたに頼みたいことが」


あくまで自然に訊ねる。


「ふむ、なんだ?」


「この国の西の方にある立ち入り禁止区域に入れるための通行書を発行してくれないか?どうしても必要でさ」


それが人にものを頼む態度かと言われるような頼み方だが、立場上仕方のないことである。議会とは仲が悪いんだ。


「……ふっ、なるほど。そういうわけか。…よし、いいだろう。発行してッ――」


突如、ポンッと小気味よい音が部屋内に響く。


「……ふむ、どうやらじゅうでんぎれのようだ」


先程まで議長さんが座っていた席に議長さんの姿はなく、代わりに七、八歳くらいの子供があった。物凄くブカブカの服を着て。


「……話には聞いていたけれど、本当にそうなるんだな……」


昔、俺が師匠と呼んだ人が議長さんについて話していたことを思い出す。

曰く、議長ソフィ・ルーカスは魔力切れを起こすと幼女になる、と。


「もうそろそろこうなることはよきしていたが……もくそくをみあやまったか」


うわぁ…幼い子(見た目)が難しそうな(実際は全然だが)言葉を使ってる。

すげぇ違和感。


「――ふむ、しかたない。ひあすよ。わたしをもとにもどすためにひとやくかってはくれまいか?このままではひとまえにでられんのでな」


幼女がずるずると服を引き摺りながらこちらに近付いてくる。すると――


「ふみゅ!?」


案の定、衣類を踏み、その場でに倒れる。

額を打ったのか、涙目で両手を額に当てている。

あの人がいたら床で転がりながら大笑いしているんだろうなぁ。


「だ、大丈夫か……?」


取り敢えず声をかける。俺も突然の出来事に少々混乱気味だ。


「きさまはこのさんげきをみてだいじょうぶなどとおもうのか?」


「大丈夫なわけないですよね、はい」


キッ、とこちらを睨み付けてくる幼……議長さん。

いや惨劇って……。


「だったらはやくおこさんかこのしれもの!いつまでわたしをじめんにはいつくばらせておくつもりだ!」


なんか知らんけど怒られた。物凄い理不尽さを感じる。


「いやホントすみません……」


大急ぎで議長さんの手を取り、起き上がらせる。


「いまさらおそいわ!」


「だったらどうしろとッ!?」


俺の腹に議長さんの左ストレートが炸裂する。

しかも思った以上に重い。小さくても議長さんは議長さんってことか。


「…ふむ、とりあえずはまりょくのかいふくしなければ。ひあす、そこですこしまっておれ」


「ん?…あぁ、っておい!」


いきなりその場でブカブカの服を脱ぐ議長さんに制止の声をあげる。


「む、なんだ?」


「なんだじゃねぇよ!何いきなり脱ぎだしてんだ!」


「なにをいっておるのだ?ぬがなければきがえられないではないか」


きょとんとした表情でこちらを見つめてくる議長さん。

そういうことを言ってるんじゃない。問題は全然別の所にある。


「……そうか、きさまはいまのわたしのようなようじょにせいてきこうふんをおぼえるろりぃた・こんぷれっくすであったか。それはすまなかったな。こちらのはいりょがたらなかったようだ」


「いや違う!違うからな!」


そこにはほぼ全裸の幼女にロリコンと思われ、それを必死に否定している男の姿があった。

……なんだこの構図は……?



「さて、この辺でいいか?」


「うむ、いいだろう」


日が完全に沈み、辺りが闇に包まれた中、ランタンを片手に持ち、幼女となった議長さん背負いながら町から少し離れた平地へとやってきた。


「それで、何体ぐらい魔物を倒せばいいんだ?」


「ふむ、いまのまりょくざんりょうならざっとじゅったいといったところだ」


何故こんな所に来ているのかというと、議長さんの魔力回復のためである。普通にしてても魔力は徐々に回復していくが、それでは間に合わないらしい。なんでも魔物を倒せば、その魔物から魔力を吸収でき、その方法が魔力を得る効率が一番いいらしい。

……ホントかよ……?


「じゃ、さっさと始めますか。リーネをいつまでも待たせるわけにはいかないしな」



「――よし、これで九体目っと」


狼の形をした魔物をナイフで切り裂き、息の根を止める。


「ふむ、ずいぶんとうでをあげたな。まえあったときとはおおちがいだ」


俺の戦闘を見て、うむうむと頷く議長さん(幼女)。


「前に逢った時って、もう一年以上前の話じゃねぇか。そりゃ多少は成長するわ」


一年以上前、俺は議長さんの下着を奪い取ってくるという危篤な依頼をあの人に無理矢理押し付けられ、渋々潜入した。もともと議長さんには顔が割れていたため、わざわざ変装道具まで準備して。

そして、議長さんの屋敷に潜入したら即バレた。出逢った瞬間に『ヒアスか。そんな変装までして何のようだ?』と言われた。

バレてしまったのは仕方がないので面倒になる前に逃げようとしたら、一発で仕留められた。そして、潜入した理由を洗いざらい話させられ、罰として一週間メイドをさせられた。

何故ただの使用人でなくメイドなんだよ。

そして、そのことを知ったあの人がわざわざ屋敷に来て笑いにきやがった。しかもさんざんセクハラをしてくるし。あの時は本当に殺意が湧いたな。


「さて、後一体か。どいつにするかな?」


「ふむ、ではあれなんかはどうだ?」


間髪を入れずに議長さんが応え、指を差す。俺はその先を見る。すると、


「って、なんだよあれは!?」


そこにいたのは、俺達よりも数倍大きな蜘蛛の魔物。ていうかでかすぎ!

普通の蜘蛛の魔物も俺等よりでかいが、そこにいるのはそれの二倍から三倍でかかった。

正直言って気持ち悪い。


「おそらくこのばのいじょうなまりょくりょうにはんのうしてきたのだろう」


「ってことは、原因はやはり俺等か」


やれやれ、次から次へと厄介なイベントが発生しやがって……本当に面倒だぜ。


「む!くるぞ!」


先程までその場でじっとしていた巨大蜘蛛がこちらへと走ってくる。


「ちっ、あんたは下がっててくれ!今のあんたじゃ近くにいるだけでも足手纏いだ!」


正直、守りながら戦える程、こいつは弱くないだろう。


「まことにいかんだがいたしかたあるまい。わたしはとおくでみまもっているとしよう。しぬでないぞ」


「当然!」


右手に短剣を逆手に持ち、左手に投擲用ナイフを握る。

そう易々と喰われるわけにはいかないんでな。悪いけど本気で行かせてもらうぜ!

キャラ紹介4


・ジーナ・スナメギ

性別:女

年齢:21

身長:175cm前後

容姿:赤い髪のポニーテール。茶色い目。

出身地:メルレント

職業:メルレント騎士団第二師団副師団長

武器:大剣

スペック:

体力:S

魔力:D

攻撃:A

防御:A

術攻:E

術防:E

敏捷:B

命中:B

回避:D

致命:C

備考

メルレント騎士団に所属する豪快な姉御。

幼い頃に騎士に助けられたことに恩義を感じ、騎士団に入る。

その口調と不真面目から不良騎士と揶揄されることもしばしばだが、その戦闘能力は他国の戦士に『豪炎のジーナ』と呼ばれ、恐れられる程高い。第二師団副師団長の名は伊達じゃないようだ。

しかし、そんな彼女も魔術は苦手なようで、まともに放てるのは火属性下級のファイアボールのみである。しかも戦闘では役に立たないレベルのみみっちいのしか出せない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ