赤脚大仙、七宝蓮台に供物を献ず
天庭の蟠桃盛会が終わり、ほのかな仙気はまだ瓊楼玉宇(けいろうぎょくう、美しく壮麗な楼閣)の間に立ち込めていました。
素足で、慈愛に満ちた顔つきの白髭の老人が、稀少な供物を入れた籠を手に、祥雲に乗ってゆっくりとやって来ます。彼の籠の中には、ちょうど熟したばかりの火棗(かそう、燃える瑪瑙のような赤色のナツメ)と、清らかな香りを放つ、透き通った交梨が入っています。
赤脚大仙は、その籠の中の珍しい果実を、恭しく光沢のある玉案の上に置きました。それは、九品の蓮台に座す阿弥陀仏への献上物です。彼は深く理解していました、この供養は単なる果物ではなく、仏陀の無量の功徳に対する虔誠な敬意であり、その宏大な慈悲が引き続き三界を照らし、一切の衆生の寿命を永らえるようにという祈願なのです。
彼が目を上げて見上げると、仏祖が座る蓮台は、光を内に秘めながらも、この上なく荘厳でした。それは七宝蓮台であり、その台座は広大で重厚、あたかも幾億万劫を経ても揺るがない群山の根のようです。蓮の花びらは何層にも重なり、瑠璃や瑪瑙など七種の宝物から化生しており、その一片一片が温かな輝きを放っています。
さらにその下の千金花座を見ると、それは極めて荘厳で華美でした。錦織のような色彩が絶え間なく流れ、その光景全体は、この上ない安定と究極の荘重さを象徴し、仏法不朽の基盤を表していました。
赤脚大仙は蓮台の前でしばらく静かに立ち尽くし、この静謐で強力な力を感じ取っていました。彼は静かに献上を終えます。神仏にとって、最も尊い供物とは、その至誠の心に他ならないからです。
供養を終え、大仙は心ゆくまで満足し、軽く袖を払うと、ナツメと梨の残り香と共に、この永遠なる浄土を静かに去って行きました。 タイトルを書いて




