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赤脚大仙、七宝蓮台に供物を献ず

作者: セフィロト
掲載日:2025/11/10

天庭の蟠桃盛会ばんとうせいかいが終わり、ほのかな仙気はまだ瓊楼玉宇(けいろうぎょくう、美しく壮麗な楼閣)の間に立ち込めていました。

素足で、慈愛に満ちた顔つきの白髭の老人が、稀少な供物を入れた籠を手に、祥雲に乗ってゆっくりとやって来ます。彼の籠の中には、ちょうど熟したばかりの火棗(かそう、燃える瑪瑙のような赤色のナツメ)と、清らかな香りを放つ、透き通った交梨こうりが入っています。

赤脚大仙せききゃくだいせんは、その籠の中の珍しい果実を、恭しく光沢のある玉案の上に置きました。それは、九品くほんの蓮台に座す阿弥陀仏への献上物です。彼は深く理解していました、この供養は単なる果物ではなく、仏陀の無量の功徳に対する虔誠な敬意であり、その宏大な慈悲が引き続き三界さんがいを照らし、一切の衆生の寿命を永らえるようにという祈願なのです。

彼が目を上げて見上げると、仏祖が座る蓮台は、光を内に秘めながらも、この上なく荘厳でした。それは七宝蓮台しっぽうれんだいであり、その台座は広大で重厚、あたかも幾億万劫おくまんごうを経ても揺るがない群山の根のようです。蓮の花びらは何層にも重なり、瑠璃るり瑪瑙めのうなど七種の宝物から化生しており、その一片一片が温かな輝きを放っています。

さらにその下の千金花座せんきんかざを見ると、それは極めて荘厳で華美でした。錦織のような色彩が絶え間なく流れ、その光景全体は、この上ない安定と究極の荘重さを象徴し、仏法不朽の基盤を表していました。

赤脚大仙は蓮台の前でしばらく静かに立ち尽くし、この静謐で強力な力を感じ取っていました。彼は静かに献上を終えます。神仏にとって、最も尊い供物とは、その至誠の心に他ならないからです。

供養を終え、大仙は心ゆくまで満足し、軽く袖を払うと、ナツメと梨の残り香と共に、この永遠なる浄土を静かに去って行きました。 タイトルを書いて

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