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「なんだ、あれは……」


 ブルーゲイルは呆然と眼前に広がる光景に呆然と呟いた。

 ガンシップで現場上空に到着したヒーロー達が目にしたのは、敵拠点の上空に浮く得体のしれない黒い巨大な球体だった。

 周囲に展開する軍からの連絡によると、数分前から出現し、急速に巨大化し始めたとの事だった。


「ネストの連中は何をやらかそうとしてるんだ?」


「分からん。だが、ろくでもない事なのは確かだろう」


 同乗しているヒーロー達が異様な光景にざわめき出す。


「とにかく、そろそろ時間だ。潜入しているシャドウが施設を爆破させる手はずだが……」


 ブルーゲイルが右手に装着した通信機に目を落とした直後、ネスト拠点から大規模な爆発と共に噴煙が立ち上り、一瞬遅れて輸送機が衝撃で震える。


「想像より爆発の規模が大きかったが時間通りだな。」


「おい! BG外を見てみろ!」


 ヘビーパイロの慌てた声をうけ、外に目を向けると謎の球体が歪に膨張を始めていた。

 まるで耐え切れなくなったかのように全体に白いヒビが入り、隙間から光が漏れ始める。

 そして決壊した直後、直視できないほどの眩しい光が敵味方問わず辺りに降り注いだ。


「なんの光……!?」


 誰かの叫びは途中で掻き消え、ブルーゲイル自身も光に包まれながら意識を失った。


              *


「状況の確認を急がせろ!」


 現地の軍指揮官は未だ鮮明に見えないぼやけた視界の中、状況の把握を急いでいた。


「一体何だったのだ。敵の閃光兵器か?」


「各ガンシップより報告! 搭乗していたヒーロー達が消えたとの事です!」


「何!? 地上に降りたのではないのか?」


「周辺に反応ありません!」


 予想だにしない事態に指揮官は頭を抱えそうになる。


「敵の反応はどうか!?」


「反応ありません! 拠点を防衛していたヴィランの姿も見当たりません!」


「一体どうなっている……」


 その後、軍の制圧部隊がネスト本部を強襲した結果、ヒーローだけでなくヴィランまでも姿を消していることが判明した。

 残っていた者たちは能力を持たない犯罪者や協力者だけであった。


 この出来事は後に「荒野の消失事件」という名で記録され、後世に残される事になった。

すみません。分割をミスって短くなってしまいました。

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