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言外 壱

本当に駄文なので気をつけてください。

 兎に角、読めばわかるが今回は完全に好みの話だから参考にも糞にもならない。ただ、こういう考えの者もいるということをわかってほしいというだけだ。

 だが、小説を書く者が何かインスピレーションの類いを感じてくれると僕は、その者が書いた書籍を読むかもしれない。


 * * *


 俺の名前はリリア・ギラ。王国の警備隊を務めている。


 * * *


 この文、僕はあまり良いものに思えない。

 悪くは無いけど、カップラーメンを食べてるような感覚になる。

 まず、このリリアは誰に話しかけているのだろうか。

 同僚?いや、それは無い。同僚なら名前と役職ぐらいは知ってる筈だから同僚含め知人ということはない。

 考えてみてほしい、いきなり知人に自己紹介されても変だろ。


 * * *


「おーい、イスラ、休憩だぞ?」

 イスラ、と僕を呼んだ彼はリリア・ギラだ。王国の警備隊をやってる。僕も同じ隊にいるけどあまり彼とは関わりたくない。


 * * *


 この文はどうだ?

 これも微妙。

 とりあえず文を解析してみよう。

 一つ目の「おーい、」から読み取れるのはリリアがやや離れた所に居ることだ。

 目の前で「おーい」など言わない。

 もう一つの可能性はリリアがイスラに何度も話しかけていることだ。それにイスラが気付かずリリアがどうにか反応させるべく「おーい」と言った可能性。

 主にこの二つだ。あ、イスラがボケーとしてるかもしれないが、それは二つ目とほぼ同じだろうから掘り下げない。

 兎に角、この「おーい」には

 ・リリアがイスラから離れた所に居ること。

 ・リリアの呼び掛けにイスラが何らかの理由で気付かない、或いは無視していること。

 この二つが想像できる。


 次。「イスラ、」

 まずイスラって何だ?

 全文読んだ人にはイスラが人物で在ることはわかるがそうでないものには「イスラ」がわからない。

 そんなことはどうでもいい。


 三つ目。「休憩だぞ?」

 まず「休憩」だ。この言葉から今まで何かしらの作業をイスラとリリアが行っていた。もしくはイスラのみが行っていたことがわかる。

 必要があるかわからないけど、一応まとめる。

 この「休憩」からわかるのはこの二パターン。

 ・リリアとイスラ含め複数人、或いはその二人のみが何かしらの作業を行っていたこと。

 ・イスラ一人が何かしらの作業を行っていたこと。

 正直、この「休憩」はクソどうでもいい。本題は「だぞ?」だ。

 読者はこの「だぞ?」をどう読むだろうか。

 筆者の僕は、「だぞー」と伸ばすようなイメージで書いた。

 しかし、読む人にしては性別のわからないこのリリアという人物を女性と思って「ぞ」で止めてややあざとく言ったように読んだかもしれない。

 勿論、これ以外の可能性は大いにある。

 だからまとめようにも人の感性は人それぞれ。だからパターンをまとめ始めるととんでもないことになる。


 ここだ。


 このただの二文字が恐ろしい。

 今までの名詞では読み取れることが少なかった。百も千も無い。

 大抵二つ程度に絞られる。

 問題は付属語。主に終助詞が恐ろしい。

 さっき見たいにえげつないほどのパターンが含まれているからだ。

 一々挙げるのも面倒だからパッと思い付いた二つしか載せてないが、先の「だぞ?」には他の要素もある。

 それを解説しよう。


 要素一。「速さ」

 今回の「だぞ?」を遅くしたバージョンと速くしたバージョンを書こう。

 速いバージョン。

「だぞー」「だぞ」「だぞっ」

「だぞ」がゲシュタルト崩壊してきただろうが耐えてくれ。

 一つ目。二文字目(最後の文字)を伸ばした物。

 ここからとれる印象は

 ・遠くからの呼び掛け。

 ・やる気のなさ。

 の二つだろう。

 何度も言うが他の可能性はある。

 二つ目。二文字目で止める言い方。

 ここからとれる印象は正直よくわからないがそれは日常生活で使わないからだろうか。

 各々が思った印象を重視するという名目で解説は無し。

 三つ目。二文字で()()言い方。

 止める、ではなく切る。

 ここからとれる印象は

 ・強調

 ・女性的(やや強い口調の女性)

 ・焦り

 の三つくらいだろうか。

 では、遅いバージョンを見てみよう。

「だーぞー」

 これくらいしかない。

 無理矢理ひねり出すなら

「だ~ぞ~」

 ここからとれる印象としては

 ・おどろおどろしさ

 でしょうかね。


 行き当たりばったりで書いていたら意外と長くなりそうなので続きはまた、次回にしようと思う。

 読み返したらただの文の解説になっていたけど、うまく繋げれるようにするからそれまで気長に待っていてほしい。

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