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国主様と猫  作者: 灰波
国主様と猫と初訓練
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1.やる気溢れる猫

剣を教えてもらえることになったんだ。

テッラさまがこくしゅさまにお願いしてくれたからみたい。

本当はこくしゅさまが困った顔をしていたから、別にいいって言ったんだ。

拾ってもらえただけでも幸せなのに、迷惑かけられないよね。

でも、やりたいならがまんしちゃいけないってこくしゅさまが言ってくれたんだ。

だから、今日からぼくも早起きして訓練することになったんだ。

こくしゅさまは、無理はさせないけど教えるからにはしっかりやるって言ってた。

すごく辛いと思うからいやになったらいつでもやめていいよって。

ぼくは辛くても、こくしゅさまやテッラさまみたいになりたいんだけどなぁ。


早起きはちょっと大変だったけど、がんばったよ。

こくしゅさまは毎日こんなに早く起きてるんだって。

まだ外がうす暗いのにすごいよね。

朝食をとって少ししてから動く方が良いからこんなに早く起きるんだって。

すぐに動くとお腹が痛くなるから、ちょっと時間を置くんだってさ。

こくしゅさまといっしょに朝ご飯を食べるのは初めてだからうれしかったよ。

それから、訓練の時間までは剣を使うときのこころえってのを聞いたんだ。

剣を持つことと剣を抜くことは違うとか。

剣を使うなら誰かを傷つけることと誰かに傷つけられることをかくごしろとか。

ちょっとむずかしかったよ。

こくしゅさまもテッラさまも、いつもそんなこと考えながら使ってるのかなぁ。


訓練が始まってすぐに剣を持たせてもらえるのかと思ったら違ったんだ。

最初は走ったり、木を持ってかまえたりばっかりだった。

こういうのは体づくりと基本が大事なんだって。

単純作業ばっかりで、すごくめんどうだった。

でも、こくしゅさまも小さいころはこういうことから始めたんだって。

それならぼくもがまんしなくちゃって思ったよ。

いつかこくしゅさまに勝つくらい強くなりたいからね。

こくしゅさまはぼくに教えながら、他のみんなにも教えてた。

あんなに声をあらげてるこくしゅさまって初めて見たよ。

軍事演習の時はそんなに一人の人に怒るってなかったし。

でも、こくしゅさまだから大きい声出しても怖くなかったよ。

ぼくにひどいことするわけじゃないし。

りふじんなことで怒ってるわけでもないしね。

近くで見てて、こくしゅさまって本当に強いんだなぁって思ったよ。

遠くで見るより、すごく速く見えるんだ。

あれくらいぼくができるようになるまで、どれくらいがんばればいいのかなぁ。


訓練が終わったのはぼくがいつも起きるくらいの時間だったよ。

ぼくは朝だけですごくつかれたんだけど、みんなは平気みたい。

毎日やってるからなのかなぁ。

ぼく、とちゅうで何回も休んじゃったんだけど。

みんなすごいよね。

あんまりにもつかれたから、その日の勉強は午後からになったんだ。

訓練の後に眠くって寝ちゃったんだよね。

起きたらお昼でびっくりしたよ。

でも、明日からはもっともっとがんばるんだ。

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