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国主様と猫  作者: 灰波
国主様と猫と春迎祭
25/83

1.猫は友達ができる

今日は「しゅんげいさい」っていうお祭りの日だったんだ。

そろそろ畑仕事とか放牧とかしたいよって神様に知らせるんだって。

だからそろそろ植物育ててねってね。

前にとうげんしきなんてのもあったけど、こんなにお祭りあったんだね。

神様はお願いされてばっかでいやになったりしないのかなぁ。

しゅんげいさいではこくしゅさまはおどらなかったんだ。

前のかっこよかったのになぁ。

もうやらないんだって。

ひめだんちょうさまにも見せてあげたら良かったのに。


そう、こくしゅさまとひめだんちょうさまは仲良くなったんだ。

ぼくがお手伝いしたんだよ。

こくしゅさまより先にひめだんちょうさまと友達になってね。

仲良くしてねって二人にお願いしたんだ。

おうじにもほめてもらっちゃった。

お菓子もたくさん貰ったんだよ。

国に帰ったらもっと送ってくれるって約束してくれたんだ。

もう良いよって言ったんだけどね。

ぼくのろうどうにたいするせいとうなほうしゅうなんだって。

こくしゅさまが何か言いたそうな顔をしていたから、お菓子分けてあげたんだよ。

ありがとうって言われたけど言いたいことは違ったみたい。

お菓子食べたいのかと思ったんだけど。


ひめだんちょうさまは最初はちょっと怖かったんだけどよ。

でも、おうじの言ったとおり、優しい人だったんだ。

ぼくには全然怒ったりしなかったよ。

こくしゅさまとおうじにはよく怒ってたけどね。

こくしゅさまが怒られるのはなんかやだなぁって思ったよ。


ひめだんちょうさまは強くてかっこいいんだよ。

何回かこくしゅさまと剣のくんれんしてたの見たんだ。

ひめだんちょうさまはこくしゅさまと同じくらい強かったよ。

きしさんはどれくらい強いの?って聞いたら比べないでくれって言われちゃった。

おうじにも聞いてみたけど、ぼくよりも弱いって胸張って言ってた。

弱いって言ってるのにいばることなのかな?

でもおうじはその分、物知りだもんなぁ。


しゅんげいさいはきしさんとひめだんちょうさまと回ったんだ。

植物の種とか動物を売っている人がすごく多かったよ。

やたいもたくさんあって、色々買ってもらっちゃった。

ひめだんちょうさまがこのお祭りの後に帰っちゃうのがさびしいなぁ。

ひめだんちょうさまとおうじはそろそろ帰らないといけないんだって。

お仕事があるって言ってたし仕方ないよね。

だからぼくとひめだんちょうさまは約束をしたんだ。

帰っても文通しようねって。

友達は手紙でれんらくをとりあうんだって。

ひめだんちょうさまはこくしゅさまとも友達だし、いっしょに手紙送ってもらおう。

きしさん以外に字を見せるのは初めてだから、ちょっとどきどきするなぁ。

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