6-EX3 作中用語・バトル編(※6章ネタバレ注意)
■破術
獣族に伝わる禁術。
魔世界を修復し、あらゆる術式を打ち消す力。
発動直後は自身の中にある魔力を、
一定時間を使うことができないという欠点を持つ。
試練を突破したもののみに、扱う資格が与えられる。
現在イサギが使うことのできる破術は以下の通り。
>ラストリゾート(目)
もっとも単純な破術。
周囲約10メートルに対して光を放ち、
全ての術式を打ち消す。反動大。
>ラストリゾート(素手)
直接コードを破潰する技。
射程は手の届くところまで。反動無。
>ラストリゾート・ミニマイズ
威力を最小限にとどめた破術。
発動してしまった術式をも破潰できる。
射程、反動ともに極小。
>ラストリゾート・ストレングス
範囲を狭めた代わりに、
威力と射程を高めた一点突破の破術。
射程は20メートルほど。反動中。
>ラストリゾート・エクスキューショナー
ストレングスの応用版。
前方に威力を高めた破術を放つ。
射程は20メートルほどだが、
遠くに行くほど威力が低下してしまう。反動大。
>ラストリゾート・フィナーレ
魔力ではなく、相手の魂を破潰する破術。
相手の心臓に拳を叩きつけることにより、発動する。
理論上は全ての人間を即死させることができるが、
その反動は極大。イサギ自身も魂に傷を負ってしまう。
魂の弱った神化病患者への必殺技である。
さらに本編では使用していないが、
クリティカルなるものも開発されたようだ。
■神剣クラウソラス
様々な謎を含んだ剣。
その刃はアルバリススのあらゆるものを絶つ。
なお、神化カリブルヌス戦では刀身が伸び、
まるでイサギの意志に呼応するかのように威力が高まったが、
なぜそんなことが起きたのかは解明されていない。
現在、愁の元にあり、修復作業中である。
■雷鳴剣カラドボルグ
バリーズドの愛剣。
現存する晶剣の中でも、もっとも鋭い切れ味を誇る。
また、熟練した使い手はその剣先から、
雷を放つことができるとされている。
■聖杖ミストルティン
かつて女神が用いたとされる神話の杖。
神族の兵器のひとつではないかと言われている。
神エネルギーを持つものが扱うことによって、
極術の発射装置として起動することができる。
しかしその力は、
人間族にとって、あまりにも強大すぎるのであった。
■煌気
凝縮した闘気により、
瞬間的に身体能力を爆発的にあげることができる。
イサギはこの奥義を、切り札代わりに用いている。
■回復術
エルフ族に伝えられていた禁術。
熟練したものが使うことにより、
肉体変化を故意に引き起こすことができる。
その奥義は死者蘇生であるが、
実際の成功例はたったのひとつも確認されていない。
■エクスカリバー
カリブルヌスの扱っていた、
闘気を剣先から放つ技を、イサギが命名した。
イサギが放つときは、
カラドボルグと煌気の使用が必須条件である。