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勇者イサギの魔王譚  作者: イサギの人
Episode:2 それは幸せな日々だったと気づかずに
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2-EX2 作中用語

  

■五魔将


魔帝アンリマンユによって定められた、魔族の重鎮。

現在では、事実上の立憲君主制における元老院としての役目を担っている。

年に一度の五魔将会議により、魔族国連邦の方針を定めている。

なお、“五”魔将という呼び名のくせに、現在は五人以上いる。



■大陸正式剣術


かつて青銅の時代にて、人間族の剣士ベイロウが興した流派。

ベイロウの出自に関しては諸説あり、最も有力な説では、

彼は異世界からやってきたものだと言われている。


全世界でもっとも広まっている剣術。

その理由は、鍛錬課程が完全にマニュアル化されていることに起因する。



■魔視


術式の要であるコードを読み取るために必要な能力。

霊感のようなもの。



■観眼


英雄の時代の能力。

物理的に『弱点』を見ることができるという。

今では禁術のひとつだったかもしれないと推察されている。



■なにかむずかしいことをかんがえよう。これからの私は


マザー2の登場人物、どせいさんのセリフより。

リミノが歩み出した日の、決意の言葉である。



■ロリコン


小児性愛者のこと。

元ネタはウラジーミル・ナボコフの小説『ロリータ』より。


本来は、幼少期に死別した恋人を忘れられず、

彼女を追い求め続けてしまう主人公による、切ない憧憬と倒錯の物語。


作中で使用するのは、不治の病の意である。

慶喜が感染者。


彼曰く、


『しかし17才で10才の少女に恋をするのがいけないのに、

 29才の男性が22才の女性に恋をするのはなぜ普通なのか。

 表面上の問題だけを見て、大事なことに気づいていないだけなのではないか。


 ぼくは10才の女の子だからロリシアちゃんが好きなわけじゃない。

 ロリシアちゃんがひとりの女性として好きなんだ。大好きなんだ。


 彼女がたまたま幼女だったからというだけで、

 ぼくをロリータ・コンプレックスだとか変態だとか言うのはやめていただきたい。

 そんなことを言うやつは、真実の見えていない愚か者だ。

 というよりも逆に、そんなことを気にするほうが精神疾患なのではないか?

 曇りなき眼で見れば、そこには純真な『愛』があることに気づけるはずだ。


 C○MIC LOは聖書。亜美真美は正義。イエス・ロウ○ゅーぶ!

 皆も苺ま○まろを読めばいい。そうすればぼくの言っていることが理解できるだろう。

 美しい花を美しいまま愛でるぼくたちは、まさにロリノミクス有権者である』

 

などと意味不明の供述をしており動機は未だ不明である。


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