《魂と魄》
【輪廻の輪】
魂を引き寄せ、聖清するもの。
また聖清された魂を保管しておくもの。
【魂】
その個体の基礎的な情報を持ち、その個体が新たに独自に獲得していく情報を記録するもの。
常に輪廻の輪と対応する魄に引き寄せられている。
魂a1は魄a1'に引き寄せられこそするが、
魄b2'や魄x1'等には引き寄せられない。
微弱だが一応魂も対応する魄を引き寄せてはいる。
魂は廻魂と解魂の二つに分けられる。
1- 廻魂
輪廻の輪を廻ることができる魂。
聖清に耐えられる。
オリュンポス十二神により創られる。
生殖ができる生き物の魂がこれ。
2- 解魂
輪廻の輪を廻ることができない魂。
聖清に耐えられず一回でも聖清されると壊れる。
ロキが創った。
悪魔や精霊といった生殖ができない生き物の魂がこれ。
【魄】
対応する魂を引き寄せることができる物質のこと。人でいう肉体。
魂が対応する魄に宿り ”魂魄” となった際には、
魂の基礎的な情報が魄に与えられ、魄はその影響を受け適切に変化していく。
魄a1'は魂a1を引き寄せ封じ込められるが、
魂b2や魂x1等は引き寄せられず封じ込めることもできない。
微弱だが一応魄も魂に引き寄せられてはいる。
廻魄と解魄の二つに分けられる。
1- 廻魄
役目を終えると朽ちて地を廻ることができる魄。
生殖ができる生き物の生殖によってつくられる。
生殖ができる生き物の魄がこれ。
2- 解魄
役目を終えると霊子となり散る魄。
ロキが創った。
悪魔や精霊といった生殖ができない生き物の魄がこれ。
【死】
生物の魄が経年劣化や損傷等のなんらかの影響により魂を引き寄せることができなくなった状態のこと。
魄が役目を終えた状態のこと。
【聖清】
魂を綺麗にすること。
以下の二つに分けられる。
1- 廻魂が聖清された場合
廻魂にある基礎的な情報はそのままにし、新たに独自に獲得していった情報を綺麗さっぱり消す。
この際に基礎的な情報にある聖清回数というカウントが一加算される。
また廻魂に少し傷がつく。
聖清をするたびに傷は蓄積していくが、壊れるかは不明。
廻魂に傷がつくたびに廻魂にある基礎的な情報にも傷がつく。
※廻魂と廻魄の流れ
1,廻魄a1'がつくられる。
2,廻魂a1が対応する廻魄a1'に引き寄せられ宿り "魂魄" となり個体A1が誕生。
3,廻魄a1'が役目を終え廻魂a1を引き寄せられなくなる。
4,廻魂a1は輪廻の輪に引き寄せられ聖清され個体A1が消滅する。
5,廻魂a1は聖清によってa2となる。
2- 解魂が聖清された場合
解魂が壊れる。
【憾魂】
本来微弱すぎて全く役に立っていなかった ”魂が対応する魄を引き寄せる力”
が酷い憾みにより強大な力となり、輪廻の輪の力に抗えた異常な魂のこと。
対応する魄の状態が良かった場合はスケルトンやゾンビとしてニウヘイマを彷徨い、
対応する魄の状態が悪かった場合は魄付近を彷徨うこととなる。
【怨魂】
本来微弱すぎて全く役に立っていなかった ”魂が対応する魄を引き寄せる力”
が酷い怨みにより強大な力となり、輪廻の輪の力に抗えた異常な魂のこと。
対応する魄の状態が良かった場合はスケルトンやゾンビとしてニウヘイマを彷徨い、
対応する魄の状態が悪かった場合は魄付近を彷徨うこととなる。