《ギルド》
冒険者へ仕事を斡旋する国から独立した機関を冒険者組合、通称ギルドという。
ギルドは国の政治や戦争には加担しない等の様々な規約があり、
それを守ることで国家を超えて活動が可能となっている。
冒険者組合統括本部はランドル王国王都に在る。
【規約】一部抜粋
・国の政治や戦争には加担しない
・規約違反者には規約を守るよう厳しい罰則が与えられる。
・強制的に特定の人物を特定のギルドに引き留めない
・スタンピード等の緊急時以外は冒険者に対する強制依頼をださない
・強制依頼に参加しなかった冒険者には罰則を科す
・依頼は依頼の難易度に応じた冒険者でないと請け負う事が出来ない
・ギルドには鑑定士または鑑定が可能な者が必ず2人以上は駐在しなくてはならない
【依頼】
依頼者が冒険者組合に依頼を申し込むと、ギルドは依頼者と会話、
その後場合によって依頼者に割符を渡し、ギルドはその依頼を適正なランクに振り分け、
掲示板にその依頼の詳細が書き込まれた依頼版をかける。
場合によってはその依頼の調査団を派遣したりする。
ギルドは所属する冒険者を守るのと同時に依頼の失敗が無いようにするため、
基本的に依頼は見込まれる難易度より少し高めに設定して、
高位の冒険者に任せるようにしている。
難易度が高めに設定された依頼が一定の期間内に誰も受けなかった場合,適正に下げる。
冒険者は掲示板の中から自分がしたい依頼を見つけ受付の人に依頼版を持っていく。
また都心のギルドでは依頼が有り余っているため受付の人に~のような依頼はないか、
おすすめの依頼は無いか等を聞いたりして依頼を受けることも珍しくない。
指定依頼という特定の冒険者を指定して依頼が出来る制度があるが強制ではない。
報酬が最低賃金である銅貨一枚のボランティア依頼のようなものがある。
冒険者は昇格試験や正式な冒険者になる際には必ず受けなければならない。
また依頼内容に入っていない行動は緊急時を除きしてはならないという暗黙のルールがある。
犯した場合他の冒険者に嫌われる。
例)A「おっ、地竜討伐か。良い依頼あんじゃん。
場所は遠いがまぁ良いな!ラッキー!」出発
B「依頼完了の報告に来た。これが割符だ。
あと道中に見つけたんだが地竜の爪はいくらで売れる?」
ギルド職員「もしかして○○のとこにいた個体ですか、、、?」
B「、、、そうだな。もしかして未達成かつ受理済みの依頼か?」
ギルド職員「はい、、、残念ながら、、、」
【依頼の起承転結】
「パターン1」
①冒険者が依頼を受ける
②冒険者が依頼者と会話
③冒険者が依頼達成
④冒険者が依頼者と会話、割符をもらう
⑤冒険者がギルドに帰還、依頼完了の旨を知らせ割符を渡す
「パターン2」
①冒険者が依頼を受ける
②冒険者がギルド職員と会話
④冒険者が依頼達成
④冒険者がギルドに帰還、依頼完了を証明する
【依頼の種類】
依頼は「納品」「調査」「討伐」「護衛」「雑用」の大きく五つに分けることができる。
生物の討伐や、納品等はその国のハザードテーブルに従う
1- 納品
害獣の体の一部や薬草、遺物などを依頼者に納品する依頼。
依頼者は様々でたまに貴族もいるため媚びを売れることもある。
薬草の納品等は比較的簡単であるため低級冒険者や小遣い稼ぎとして人気なのだが、
害獣の納品となると体をなるべく傷つけぬように討伐し、
綺麗に解体するという過程を踏まないといけないためあまり人気はない。
依頼の報酬は良い場合が多く、場所によってはギルドが解体作業を請け負ったり
依頼者が請け負ったりする場合もあるため一概に悪いとは言えない。
ただ解体を任せる場合その費用がかかることもある。ギルドの解体費用は高い。
また討伐が目的ではないため、害獣と心を通わせて少し分けてもらうという者もいなくはない。
そのような者は害獣使いなどと言われギルドではなにかと重宝される。
依頼を受けていなくとも害獣の素材をギルドに納品することはできるが、
冒険者の実績としてはカウントされない。
2- 調査
指定された生物や場所の状態や特徴、生態や変化等の調査をする依頼。
依頼者は大抵ギルドであり、この依頼の結果を元に討伐依頼を出したりする。
ギルド主体のため依頼板には的確な指示が出ており、
どうすればいいのか分からないということはまず起きないし、
ギルド職員が同伴することも少なくない。
そもそもギルド職員だけですることもあるためあまり依頼板に出てこない。
出てくるとしたらギルド職員じゃ手に負えない時かギルドが忙しい時。
なお調査依頼は中々に博打要素が強いが人気。
普段はいない強力な害獣がいて依頼を受けた冒険者が皆殺し状態。
かたやいつも通りの感じで全く変化なし、すごい平和だったのに依頼達成だ!やったね!状態。
そのため報酬も中々に高いため調査依頼が出た際には争奪戦になることがしばしば。
極稀に国や領主から迷宮や新天地調査の依頼が来ることがあり、ただでさえ高額な報酬が
さらに高額になるという事で人気がある。
ただ上記より調査依頼は総じて難易度が高く設定されるため三級冒険者以上しか受けられない。
3- 討伐
特定生物などを討伐する依頼。
依頼者は様々。
討伐が目的であるため納品依頼と違い証明部位さえもってくれば依頼達成となる。
討伐証明部位は獣や動物の場合は牙や角など特徴的なもの、魔物や魔獣は魔石。
ただしワイルドボア等の素材としての価値がある害獣は、
そのままギルドに持ち込んで売ったり自分で解体して売るという事もある。
やはり解体料金は高いため冒険者は解体技術を身に着けた方が良い。
4- 護衛
依頼対象を目的地まで護衛する、特定の期間まで護衛するという依頼。
依頼者は大抵商人だが稀に貴族の場合もある。
依頼者によって待遇や報酬が千差万別であるため結構面白く、良い商人と話をするのは楽しい。
気の短いやつがこの依頼を受けようものならギルドの受付人が突っぱねる。
信頼されている商人や貴族の場合はそのような事態にはならない。
自分たち冒険者に依頼しているくせに態度のでかいやつらが多い。
5- 雑用
依頼内容に従い雑用をする依頼。
依頼者は様々。
薬草採取と共に初心者や小銭稼ぎ勢を支える依頼 慈善事業にもなる。
待遇は比較的良いため街の人やギルドと仲良くしたい場合はこの依頼を受けると良い。
ボケておらず偏屈じゃないご年配の方々と話すのは超楽しい。
私的に依頼を介さず話しに行くこともある 依頼から始まる友情というのもいいと思う。
ペットの散歩や捜索、孤児院の見守り、木こり等々色々な依頼がある。
この依頼をきっかけに冒険者ではない職に就いたり普通に見聞が広がるためおすすめ。
【冒険者登録方法】
どこのギルドでも15歳以上ならば冒険者としての登録が可能。
受付に登録を頼むと冒険者登録用紙が渡され以下の事を記入、または代筆を頼む。
登録日、本人の名、性別、種族、年齢、仕事のスタイル
名は本名である必要はなく冒険者として活動していく名前を記入する。
スタイルとは使用武器や立ち回り、またどのような依頼をやっていくか、何が得意か等。
必ずしも討伐依頼を受けなければならないという訳ではないため、
調査依頼専門や納品依頼専門というような人もいる。
魔法適性やもっている資格などを記入できる欄がある。こちらは任意で記入可能。
最後に血判を押し登録完了。
【冒険者とクラン】
ギルドに属し冒険者登録をした何でも屋の事を指す。
依頼を請け負い、それを達成することで難易度に応じた報酬を受け取ることが出来る。
冒険者は基本的にチームを組む。このチームをクランという。
ランクに合わない仕事は請けることが出来ないため、
必然的に同じランク(実力)の者たちで構成される事が多い。
クランで依頼を受ける場合はチームの平均ランクが採用される。
宿を拠点に寝泊まりをすることが殆どだが、大きなクランは一定の場所に拠点を持つ。
また旅に生きる者も多く、拠点にしている国の国民という認識は薄い。
【冒険者ランクとプレート】
冒険者は無級<5級<4級<準3級<3級<準2級<2級<準1級<1級<特級
の大きく10段階に分けられ、
無級はプレートなし、5級は鉄、4級は銅、準3級は銀、3級は金、準2級は白金、2級は魔鉱、
準1級は聖銀、1級はアダマンタイト、特級はオリハルコンのように、
冒険者のランクと認識票であるプレートが対応している。
無級はプレートが無く、特級の上に理外級というものがあるにはある。
ただ理外級冒険者は片手で数えられるくらいしかいない。プレートはヒヒイロカネ。
上位の級にいくほど評価され、同時に受けられる依頼の難易度と報酬も高くなる。
3級以降はギルドから課される試験を受けクリアすることが昇級の条件に加わる。
また達成した依頼等も考慮されるため試験をクリアすればいいという訳ではない。
どんな強さであっても実績がなければ信頼度は低い。
冒険者プレートの初回発行は無料で紛失時等の再発行の際には有料。
身分証明証にもなる。
プレートにも血判を押さなければならない。昇級や紛失の度に血判は少し面倒くさい。
冒険者の名前をプレートに彫る人がいる。プレートを紛失すると凄い怒られる。
2級と準1級はその国の本部、1級と特級は総括本部にて名前を彫ってもらう。
また2級以上は容姿の絵を書かれたりギルドによるが遺物を使用し写真を撮られたりする。
級が上がった際には前のプレートをギルドに渡すよう言われている。
たまにいる記念にとっておきたい!という者は一定の金銭を渡せば了承される。
【資格】
一級索敵者や二級鑑定士などといった資格を取得できる資格試験もギルドでやっている。
資格があると何かと役に立つ。
依頼を受けやすかったりステータスになったりギルド職員になれたり。
※ギルド職員には鑑定士と索敵者の資格を持つものが多い。
例えば二級索敵者の資格を持っている者は自身の冒険者ランクが二級未満の場合でも二級の
調査依頼を受けることができる。
資格は一定時間が経つと更新をしにいかなければならないのは注意。




