第8部分 糖首領の胸算用2 間接的戦闘(シーレーン)
第8部分 糖首領の胸算用2 間接的戦闘
ところでスペックやら性能、そして艦載機の質と量と離陸可能な武装からバカにされがちな中国の3隻の航空母艦についてはみなさんも良く御存知のことかと思う。3隻あっても美国軍の航空母艦の運用例をみればわかるとおり、通常時の稼働数は1隻に過ぎない。実際には稼働1隻、整備1隻、訓練1隻のローテーションになるワケで、訓練の1隻を動員しても短期間限定の最大2隻だろう。だからただでさえ運用訓練中の、しかも故障しがちな航空母艦なんて恐るるに足りない、そう考えている方々も多いかもしれないが…
しかし… 糖首領は違う… というより、中国の真の狙いを見抜いているのだ。
そう、直接の美国の艦隊と艦隊決戦で渡りあったとしても、どうやっても敵うワケがないのである。そんなことは中国自身が一番良くわかっていることだ。だからこそ美国との艦隊決戦など生じるワケがない。
しかし中国がまがいものの寄せ集めの空母打撃部隊を格別のカネを掛けて所持する理由はちゃんとある。しかもこれは案外恐ろしい。
その真の狙いはなにか…
みなさんは何だと思いますか?
ひとつだけ外せない条件… それは東風なりチャイナミサイルなりが美国艦隊の防空網を突破して、1艦だけでも何らかの損害を与えることである。1艦でも傷付けば、それは「原子力航空母艦」が傷ついたり撃沈される可能性があることを懸念する必要が生じることになる。
すると美国は中国近海に任務部隊を展開したり留まらせたりすることが難しくなる… というか億劫にならざるを得ない。
さらに美国世論も姦しくなり、大統領の支持率にも直結するだろう。
なんせ美国は行き過ぎたくらいの民主主義であり、選挙によって大統領も国会議員もすげ換えることができるのである。このあたりの事情は同じく「人民の民主主義」を掲げる中国とは事情が全く異なるところで… おかしいなあ
無論中国はいままで培い投資したスリーパーや工作員を使ってステルス的にも情報戦的にもマスゴミを煽り厭戦気分を盛り上げるに違いない… 現に美国には半ば公然と中国に買収された新聞社やTV会社もあるというではないか。ま、資本主義ならでは… のことではあるが。
そしてアメリカは… 選挙結果と国際的世論と中国の核ミサイルを警戒して中国本土へのミサイル攻撃までは踏み切れないはずだ。無論これは、第3次世界大戦という未曽有の「大惨事を防ぐ処置」の一環なのである。
そう、ここで日本は… アメリカに見捨てられるのだ、可哀想に… 糖首領はそう考えている。
ま、ウクライナだってたっぷりあった核兵器を放棄する代わりに、米英露、えっ、条約破りの常習犯であるロシアに保証されて安全を手に入れたはずだったのに、アレだもんな…
ふふふ、歴史に学ばん奴は、結局滅びるのさww
まあいい。
こうした条件が整ったとき、中国は自慢のお粗末艦隊を意気揚々と出撃させるだろう。
どこへ…?
そう、軍事的に空白になった台湾東海岸そして沖縄近辺である。
ここではほとんど強襲揚陸艦のように上陸と空爆の援護そして威圧用に使い、これが成功すれば台湾の東側に移動させて日本船舶の臨検や拿捕を繰り返し、経済上の大動脈大静脈である原油輸入路を「事実上絶つ」のだ。
無論一月や二月ではさほど問題はなくとも、半年以上にも及べば日本は疲弊し、自衛隊の船舶をはじめとする艦艇や船舶は燃料不足で運用が難しくなって… 正真正銘の画餅と化すだろう。このあたりの事情はクルマと一緒だ。燃料のないクルマはたとえベンツであろうとも単なる鉄の塊に過ぎず、重石か臨時宿泊所以外の利用価値はない。ああ、最近はEVってやつもあったっけなぁ… すまん、すまん…
不確定要素に満ち溢れた軍事力比較にどれだけの意義があるかは分からないが、それでも例えば中国対日本の戦闘の行く末を語ることは難しい。
日本が優位に立つためには3つの条件が必要だからである。
1つ、戦闘のごく初期であること。
2つ、戦闘のごく初期以降では太平洋西南部の制海権と制空権を、美国などの対日友好国が
押さえていること(燃料の確保)
3つ、実戦において美国が極超音速ミサイルを艦対空ミサイルやCIWSで迎撃し、無傷で切り
抜けた実績を作ったこと(艦隊の安全確保)
中国の空母とその護衛艦隊は、条件3なしではおそらく張り子のトラちゃんである。そう言った場合、これらのクズ艦船は海上自衛隊の潜水艦が適宜海没処分刑に処してくれるだろう。
ただし… 以前も述べたように、日本は潜水艦母港の守りが脆弱すぎる。これだけは早急になんとか手当しておいてもらいたいものだ。
そして条件2、3が揃わなかったときは…
南シナ海や東シナ海は中国に制圧され、タンカーの自由な航行が阻害された段階で、日本としては第二次世界大戦の二の舞を悲愴な覚悟で舞うことになる。いっそ「キリキリ舞い」と呼ぶ方が相応しい。
その場合、闘わずして日本は負け、国民はチベットの現状と同様な民族浄化の洗礼を受けて塗炭の苦しみを味わうことになるだろな…
そう糖首領は考えている。
ただ、あの日本国民ってやつはあんなに律儀で統制のとれた組織の一員で居たがるくせに、あまりに追い詰めすぎると、勝算がなくても自暴自棄で破滅的な行動に走りがちになる習性があるからな。太平洋戦争の特別攻撃(特攻)なんかは最たるもので、あの特攻兵器一覧はトリハダものだったよ、うん。
ただし、オレはやらんけどな、うん。
ま、そこんとこはやりすぎないように、あのプーさんにもしっかり釘を刺しておかなくっちゃ、な。
兵器の優劣、兵員の優劣などはその場の戦術や戦闘状況には大きな影響力を持つ要素である。
しかし… 負けても負けても決定的には負けず、闘う気力と戦闘力を失うどころか勢力が大きくなっていくような敵が実は恐ろしい。これは政治、外交と戦略に長けている証拠だからである。史実かどうかは誰も知らないが、漢の劉邦のような例だ。逆に項羽は戦では勝っても、いつの間にか不利になっていってしまう。そして「天に見放された」と嘆くのだが、それは違う。それこそが実は「過去の自分の行い」のせいなのだということに項羽は最後まで気付くことができなかったのだ。。
「さて、いずれが劉邦かのう…」
そう呟きつつも、ココロの答はすでに決まっている。
そして華国の首領の義務として、勝ち馬に乗りたい気持ちはやまやまである。
しかし推した中国が勝ち、その勢いが強くなりすぎても困るのだ。
なぜかって?
それが政治の力学というものだ。中国が強勢になれば、それはやがて大切な自国が中国に併呑される危機を招くことになるだろう。
「インドネシアはそこがわかっとらんのさ… だから我が華国は日本が負けたとしても国を潰させんように動かねば…」
しかしその先の思案がなかなか浮かばず、方針が定まってこない。
「さても、面倒なことさ… ちょっと一息入れようかの… 誰かいるか?」
「は、ただいま参りました。どんな御用件でしょうか」
たちどころに隣室から秘書が出てきた。
「ちょっと疲れた。桃花にな、なんぞ果物と紅茶を持って来るように伝えよ」
「はい、かしこまりました、ただいま」
10分ほどすると、スカートは短めでパツパツながら、きちんと上着をまとった妖艶な女性が盆を持って首領の部屋にやってきた。盆を机におくと続いて当然のように上着を脱いで椅子に掛けた。
あらま、これまたパツパツなブラウスは超短めでへそ上10センチまで見えている。見せるだけあって、きゅんと締まった見事なウェストである。あっという間に首領室はキャバレーの一室と化してしまった。
この女、桃花という。齢は20歳くらいに見え、とにもかくにも整った顔立ちで、すれ違う男が思わず振り返ることは間違いない。しかも下品さは少しも見えず、時に清楚で気高い印象さえ受けるのは不思議としか言いようがない。
「首領様、今日はパイナップルをお持ちしましたのでお召し上がりください」
桃花の声には微妙な媚びは含まれているかのようだ。
「パイナップルか、これはよい。さ、一緒に食べるとするかの。桃花はな、さ、ここにおいで」
「はい」
桃花はためらわずに首領の横に座る。
首領は桃花に膝枕する形で横たわる。
「パイナップルと言えば、あの芸人を招いたそうじゃの、トランプは」
「ふふふ、たしか大魔王だとか、PPAPだとか… パインとかアップルとか、何が面白いのかわかりませんわ、アタシ」
そう言いながら桃花が机の上のパイナップルをそっと取って、なんと己の口に含んでしまった。
次に身を屈して、クチビルを首領の口に押し当て、パイナップルを食べさせているではないか。
首領が食べているのはパインばかりではない。桃花のクチビルを、舌の感触を孫文に味わっている。
時折桃花の息遣いが乱れ、長い髪が首領に被さってもお構いなしだ。
そう、桃花は秘書兼首領の情婦なのである。
同じように口移しで紅茶を飲ませ、またパイナップルを口に運んで、首領様に女の味を込めて味合わせている。
二人の休憩は長かった。しかもまだまだ長引きそうだった。
桃花の息遣いはさらに乱れる。
そう首領様の手がブラウスの膨らみを撫でまわしているのだ。しかも… 桃花はブラウスの下には何も着けていないようで、薄手のブラウスを通して敏感な突起の形が今は彫像のようになっている。
「しゅ、首領様、あの、いまはまだ昼前で…」
「桃花、私は疲れているのだ、私を癒せるのは桃花しかおらんぞ。相変わらず生意気なトップじゃな」
「あ、で、でも… こんなところで… そんなところを触られたら… もう」
「これはな、こんなところでそんなところを確認する国事行為なのだ うむむ」
「あ、でもそ、そこは…」
「ここか? ここは柔らかいの… これが一番の精神浄化なんじゃよ… 桃花が居るからこの国の政治がまとまるのじゃ」
「ま、まさか、首領様に褒めていただいて… はあはあ… 光栄です、わたし」
「トランプはなんとか大魔王のPPAPがお好きだそうじゃがのう、私は桃花のオーピーピーエーアイ(OPPAI)が大好物なのじゃ… これはやめられん、もうとめられんぞよ」
「そんな…、あ、そこは… だ、だめ…」
Chu chu chu
「ならばな、ここは… ここはどうじゃ… なんとも柔らかいぞ、桃花」
「あ、そんな、まだ昼… ああ、ダメです」
Chu chu chu
などと夢中でたわごとを言っているが、これはそういうプレイなのである。いわば糖首領の好み、趣味と言えるだろう。
「うっ… 」
桃花の甘やかな声が響いてまもなく、
「さ、自分でボタンを外すのだ、桃花」
「はぁはぁ、は、はい。首領様。」
「おお、すごいな、ゴイゴイスーだ… 相変わらず… いや前よりもっと見事な曲線になったの」
「そ、そんな。首領様に可愛がっていただくおかげです。だから女性ホルモンがどくどく出ちゃうみたいで… 実はまたサイズが増えたんですよ、エッチな首領さま」
「とすると… Dか」
「あの… Eなんです… やだ恥ずかしい」
Chu chu chu
「あ、ああ、ああ」
「桃花、まさか… 他のオトコではあるまいの」
「あたりまえです。怒りますよ…私はずっと前から、そしてこれからも首領様のもの」
Chu
「ふ… ではな、その私のたわわな膨らみをな、この顔に押し当てるのじゃ、窒息するくらいに、な」
「あの、は、はい。喜んで… たくさん召し上がってくださいね」
「おおっ、MGGYGUU… 桃花の海で溺れるぞ、よいな…」
ま、戯言の描写はこの辺で止めておこう。考えてみたら15禁指定だったし… テヘ
こうして国事を構想する神聖なる豪華な一室において、昼前から二人だけの「熱心極まりない打合せ」がいつ果てるともなく続いたのであった。
めでたし、めでたし
あんだよ、くそっ…
うらやましいな!
サティも国家元首になればよかった…




