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23才  作者: yuu
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中学(暗闇)

中3になると、学校が嫌になってきた。

ってか勉強が嫌いになった。


大学の進路志望シート的なものが配られ、書かされる。

みんな、また受験体制に入る。



高校は上がるだけだけど、理系か文系か分かれていく。


私は文系でも理系でもない。

これっといって得意な教科もなく…。。

嫌いな教科は英語くらい。



とりあえず、六大学書いといた気がする。

嵐の翔君が、慶應生って聞いたから、第一志望は慶應って書いた。


3者面談・2者面談もした。


結果…とりあえず国立系に進学した方が、私立の文系にも理系にも転がるっという事だった。



この時期、家庭の中は荒れていく。

家に帰りたくなくて、よく遠回り、途中下車して帰った。



門限はないから、母に連絡すればOKな家だった。

母は、束縛されて育ったから、子供には束縛したくない!!っと言って信頼・信用してくれてた。



地元の友達は、高校受験の真っ最中なので、よく一人で図書館や東京に買い物に行った。

図書館で読んで物は雑学ばかりだけど、逃避したかった。



家に帰れば、毎晩酔ってギターを弾きながら、母に暴言を吐く父がいる。

金曜日・土曜日の夜は最悪だ。

酔って、散々暴言を吐き、ネオン街に行く。。



私達姉・弟は瞬時に、財布とキーケイスを隠すチームプレイ的なのもが出来上がっていた。

小さい時は、父親の足にしがみ付き、行かないでっと泣いて過ごした時もある。



それが、物心ついたことからの日常。

5月の連休は最悪に、鬱に入り夏休み中はハイになる。

また、秋口鬱になる。まさしく、躁鬱。



母は病院を探して、父に勧めても拒む。むしろ逆上する。。


母は難聴になってしまった。。



父親の両親も昔からだと言って、相手にしてくれない。

父親の兄弟については、問題外。



基本、父は外面はいい子ちゃんなので、厄介だった。

両親の前ではあまり、暴れないし、暴言も吐かない。



父の昔からの友達が、手遅れになる前に病院に行けっと、父に説得してくれた。

父親には二人に兄がいる。


長男は、問題外。次男がやっと気づき、説得してくれた。

身内が信じてくれないのは一番辛い。


暴れている様子をビデオテープで、観てもらおうか考えた事のある。



家族の葛藤は続いた。



この時、私は『普通の家庭が欲しい』だった気がする。。

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