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23才  作者: yuu
3/39

中学(憧れと現実)

4月から、約1時間かけて電車に揺られ通学した。

眠い…。。4月でも朝晩はまだ冷え込む。


朝が弱い私には、きつかった。。



でも、ホームに行けば幼馴染や、同じ中学に通う友達がいる。

塾の時は、ライバルでも子供だから、塾の思い出や、先生のマネをして電車を待つ。

他の塾に通っていた、友達も自然と仲良くなっていった。


一番ともいっていい程遠くから通っていたので、学校が近づくにつれてかつてのライバル達

いや、友達が乗って来る。



何より嬉しかったのは、入学して数日後にたっちゃんが、声をかけてくれた事。

やっと近づけた。

その時は彼女になりたいとか、付き合いたいとか感情はなかった。



あくまで、憧れの人。。身近なアイドル。。



まだ、子供だから男女関係とか分からなかったのかもしれない。



入学式は異常だった事を覚えている。

なんて表現すればいいのか分からないけど…


軍隊的な感じな。


『目指せ東大』って理事長か校長が言ったのだけは覚えている。



朝、理事長か校長かな?とりあえず速記するの。

ありがたい言葉をね。



昔はだるかったけど、以外に役に立つことでもある。

瞬時にメモを取る癖がある(笑)

バイトでも、社会人でも役に立ったし。


日常生活でも、自分が後から分かる程度には取れるからね。

東大生のノートって本が一時期流行ったよね?



なんか繋がる気がする…

神童(幼馴染)のノートもキレイで、これも中学入ってもお世話になった。

帰りの電車の中で予習・復習するんだけど、私のノートは???な箇所がたくさんあって…

カバーできる以上に、先生が言った何気ない言葉もメモしてあった。


それが、意外とテストに出るんだ(笑)



やっぱ…『ささやく』んだろうね。


今、こうやって書いていると神童のノート売れるんじゃないかって…



いけない。。人は欲をかいてはいけないね☆


通学に慣れるのがまず大変で、土曜日も午前中だけだけど学校に行っていたから、土曜日地元に帰って友達と遊んで、日曜は寝てる生活だったな。


勉強は、神童がいたからなんとかなったしね。


中1は慣れる事が大変過ぎてあっという間に過ぎてしまった。。


でも、中学で他の地域の子と仲良くなれて楽しかった。

ちょっと広がった気がしたんだ。



東京や横浜には、ママが土日買い物に行ったりしていたから、よく行っていたけど。

自分の県でも、知らない事がたくさんあって。隣の県にまで、家族以外で遠征する事はなかったから。

毎日が冒険みたいだった。



私が中1の時は、父は意外と落ち着いていたんだ。

弟が小5で、父の母校の受験勉強していたから、やっぱり自分の母校目指すって嬉しいじゃん。

応援体制が凄かった。

一緒になって、塾の宿題解いたり。

やっとまともになったのかなって?



みんな安心したんだ。

でも一瞬だったけどね。



たっちゃんも、距離が近づいたと思ったのも一瞬だった。

サッカー部だったから、私より朝も早く帰りも遅い。

あまり触れ合う機会がなかったけど、たまに廊下やホームですれ違ったり、文化祭や体育祭などは一緒だから、ガンミしてた(笑)


ご拝見できるだけで、今日はラッキーdayみたいなね。

単細胞なので(笑)



神童(幼馴染)の一人、ユカ飽きれてた。

もう一人はケイゴ。サッカー部だから、たっちゃん情報くれたり。

ユカを無理やり誘って、ケイゴの応援とか行って試合観に行った。


一番知らなくていい情報は、ケイゴが隠してくれたんだ。

夢から覚めないように。



中学なので男女交際厳しいの。

なので…全然知らないんだけど。。


冬に、ユカとか地元の友達と遊んでたんだ。

そしたら、たっちゃんが女の子と手を繋いでた。



中1の時に、失恋した。。

女の子は、たっちゃんと同じクラスメイトだったらしく、私達の地元なら遠いから学校にもバレないからね。



ケイゴとユカは知ってたんだって。。

でも、二人は黙っててくれた。



そして、みんなに慰められた。

ハーゲンダッツ好きなだけ食べていいからって(笑)



ポッカリ空いた穴は中々埋まらなくて…中3なら彼女いるよな~的に思っても。


思えなかった。。



逆に、同じ中学にいるから彼女ともすれ違うようになり…辛くなる。。


早く高等部に上がってほしかった。



あんなに崇拝していたのにね(笑)


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