表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/195

8てぇてぇ『予想外の展開ってぇ、思った以上にどきどきするんだってぇ』

今日も連投して、早めに完結させます汗 先に一話更新してます!

他作品もとめまくって、ハマり始めVtuberの世界への愛を叫んでいる、ヤバい……汗汗汗



【登場人物紹介】

天堂累児(てんどう るいじ)

物語主人公。Vtuber狂いでVtuber事務所に就職したが追放されたが、姉に拾われる。


天堂真莉愛(てんどう まりあ)

累児の姉。【ワルプルギス】所属のVtuber、高松うてめ。元声優志望のブラコン黒髪ロング美女。


神野ツノ(かのつの)

【ワルプルギス】所属のVtuber。うてめと同期で、同期の中でトップだった。紫ロングの色白さん。


【ルイジ視点】



待機画面が終わり、二人が映し出される。

いつものうてめの緑あふれるお部屋の中。

神秘的な緑の女神がいつも通りいらっしゃるが、今日はそれだけではない。


額に一本の角を生やした赤髪ポニーテールがお部屋に降臨されている。


神野つの。【ワルプルギス】の中では高松うてめと同期で、トップを走り続けていた。

『つののこ』と呼ばれる彼女のファンは多いし、二推し三推しで挙がる名前としても滅茶苦茶多い。

オールラウンダーでどこに置いても活躍できる彼女は、歌、ゲーム、トーク、トークも真面目な話からド下ネタまで、と、どれでも高いスキルを発揮し、更に、誰とでも絡める貴重な存在だ。


だが、そんな彼女が唯一、オフコラボしたことのない相手。

それが、高松うてめだった。


その高松うてめとの初オフコラボ。

俺達は、奇跡を目撃していた。


神野つのに、笑顔でうてめが……もたれかかっておるのだよ!



『んふ、んふふふふ』

『いや、うてめ、もう始まってるから』

『んふふ、つの、だって、んふふ~』

〈この声、うてめ様?〉

〈スタートメッスがすごいすぎるんだが〉

〈こいつら〇ってたんだ!〉


始まって早々、うてめが悶えている。

おいおい、おもしれえ事になってきやがったぜ……。

うてめは、孤高の女、というか、不可侵の女神的ポジなので、企画とかでのほかとの絡みも基本クールで時々ポンコツって感じだ。


だが、今日のうてめはメスと化し、めちゃくちゃデレの波動モロ出しだ。

ソロ配信の弟ーク以外では珍しい。


ん?


なんだ、なんか心がざわざわしてきたぞ。


『だって、つのが、弟君、うてめの事すきすぎじゃないって、んふふ~』

『いや、こんなに溶けると思わんかったからさ! はぐれ〇タルが誕生する瞬間を見たんだが!』

〈ウテウトの話をしてしまったか……〉

〈ウテウトのうてめがすみません〉

〈メタ〇スライム、ウテウトデレ、はぐれメタ〇が進化のひほう、覚えた〉


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!


この感情をどう表せばいい!?

この貴重な瞬間の目撃者となった喜びと、噂の弟であった恥ずかしさがメドロー〇し始めて消滅しそう……!


俺は、素数を数えながら、画面を見つめる。俺は、今、ウテウトではない。

ウテウトを愛するうてめ様の忠実なるてめーらであり、つのを支えるつののこなのだ。

手元にある、つののこからは『つの汁』と呼ばれているマウンテン〇ューを一口含む。


よし、切り替え切り替え。


『ほーら、うてめ、挨拶しよ』

『うん、んふふ、てめーら、たかまつてる? 高松うてめです』

『つののこよ、おめーらのつの立ち上がってんのか!? 神野ツノ様だよー☆』

〈てめーら、たかまつております!〉

〈つの立ち上がってます!〉

〈うてめ様のデレは万病に効くなあ〉


『えー、女神が、メス神と化したので、アタシが進行しまーす☆』


流石、万能ツノ様、直ぐに役割を立て直し、進行し始める。


『まあ、先に、言う事だけ言っておこう。うてめとの初オフコラボでーす! てめーら、見てるー?』

〈刮目しております!〉

〈黒船ありがとうございます〉

〈ペリー神野の来航を歓迎します〉


『なので、今日はなんと、初のうてめ家からなのです! ん~、グッドスメルで、ずっと住めるわ』

『もう……つの、やめてよ……っ』

〈おい、だいじょうぶか?〉

〈戦士てぶでは?〉

〈メススメルがやばいんだが〉


本来、ここでツノ様のコラボ相手が何かしらの嫌がるリアクションか、駄洒落に引いて、進む流れだ。

だが、うてめが笑い過ぎたせいか、息が荒く、めちゃくちゃいろっぽい感じでツノに迫っている。これは予想外だ。

ツノ様も、動揺してる。


『んっ……あ、あのぅ、うてめ、こ、ここはね、嫌がるところで……そ、そういうじゃないかなあ、あはは』

〈まずい、お頭までメスにされてしまう〉

〈ツノ様が純情メス? 解釈が〉

〈発情鬼女、メススメル、純情鬼女、が進化のひほう、覚えたぞ〉


ツノ様が、物凄く照れている。

基本的にツノ様は猛烈アタックして、嫌がられるポジションで盛り上げてきたが、まさかのうてめ様のお色気迫りカウンターにどうようしている!


え? すごくかわいいんですけど、どうしたらいい?


『えへへ……も、も~、うてめってばあ』

〈照れ照れ〉

〈てぇてぇ〉

〈な、なんか緊張するね///〉


なんだこの状況。

うてめ様も、ツノ様も、画面の向こうのてめーらも、つののこも、俺も、みんな、なんか照れていた。

お読みくださりありがとうございます。

また、評価やブックマーク登録してくれた方ありがとうございます。


少しでも面白い、続きが気になると思って頂けたなら有難いです……。


よければ、☆評価や感想で応援していただけると執筆に励む力になりなお有難いです……。


よければよければ、他の作者様の作品も積極的に感想や☆評価していただけると、私自身も色んな作品に出会えてなおなお有難いです……。


いいね機能が付きましたね。今まで好きだった話によければ『いいね』頂けると今後の参考になりますのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] かわいい [気になる点] かわいい [一言] かわいい
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ