表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

04 法律は適応されないですよね?

毎日22時頃に投稿しています。

先ほど俺を助けてくれた彼女——カティアさんは、軽快な足取りで薄暗い廊下を進んでいく。 一方の俺はといえば、今にも膝から崩れ落ちそうな、まさに生まれたての小鹿状態だ。


意識の混濁と戦いながら必死に足を動かしていると、前を歩く彼女が不意に振り返った。


「ねぇ、君。名前なんて言うの?」


名前……、名前か……

こっちの世界に来てから、一度も名乗ったことはない。そもそも決めてすらいなかった。 かと言って、元の世界と同じ名前を名乗るのは、なんだか気まずい。 思考の海を漂い、ふと脳裏に浮かんだ響きを口にする。


「……アオリ。アオリ、です」

「ふーん、アオリね。いい名前じゃない」


いいぞ。我ながらナイスなネームセンスだ。

前の世界の名前に響きが似ていたから選んだだけだが、この世界にも馴染んでいる気がする。


「逆に、あなたの名前は?」

「私? 私はカティアよ。いい名前でしょ?」

「……はい」


自分で言っちゃうタイプか。

頼れるクールなお姉さんかと思っていたが、

意外とお茶目な一面があるのかもしれない。

彼女に対する印象が少しだけ塗り替えられたところで、

俺はさっきから喉の奥に引っかかっていた疑問を投げかけた。


「……なんで、俺を助けたんですか?」

「んー、なんでって言われてもね。だって君、こことは違う『異世界』から来た人でしょ?」

「な……っ!」


心臓が跳ねた。鼓動が早くなるのを感じる。てか、喉乾いたな…


「まーまー、そんな不審者を見るような目で見ないで。今からちゃんと説明するから」

「……ちょっと待ってください。それ、長くなります?」

「え? いや、まあ、それなりには」

「じゃあその前に。……めちゃくちゃ図々しいのは承知なんですけど、何か飲み物ありません?」


喉が焼けるように熱い。説明を聞く前に、まずはこの渇きをどうにかしないと倒れてしまう。


「喉、乾いてるの?」

「はい、死ぬほど」

「……ビールしかないけど、いい?」


なんでビールしかねぇんだよ。

ツッコミを入れる余裕すら今の俺にはなかった。

体が限界を超えてSOSを出している。

手渡された小さな樽のような容器をひったくるように受け取り、中身を喉へと流し込んだ。


「ッはぁーーーーーー! 生き返る……!」


なんと、弱冠十六歳にしてビールに至福を感じてしまった。

というか、そもそも俺は未成年なわけで、アルコールなんてダメなはずなのだが……。

まあいい。ここは異世界だ。

細かい事は一旦棚に上げさせてもらおう。


滝のようにビールを飲み干す俺の姿を見て、カティアさんが可笑しそうに口角を上げた。


「君、意外と神経図太いのね」

「……光栄です」

「別に褒めてないわよ(笑)」


俺がひと息ついたのを見計らって、カティアさんの表情に少しだけ真剣みが混じる。 彼女は先ほどの話を再開した。










結構中途な所で力尽きてしまいました。

ごめんなさい。明日は頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ