思ったよりも担当してくれた神様がポンコツだった件
私の前世は毒物研究者だった。
寝る間も惜しんで研究漬けだった。
なので神様にはこうお願いしたのだ「いつまでも寝ていられるようにして欲しい」と。
そして神様はこう言った。「では、老いなく空腹も感じない身体にしておこう」と。
神様「お主の名前は何と言ったかな?」
葵「柊葵です。」
と葵は眠そうに答えた
神様「そうじゃったな」
葵「いや、うっかり殺してしまった人の名前ぐらい覚えておいて下さいよ!」
と葵は少しキレ気味に返した。
神様「それはそうと葵よ其方には何か強いスキルか装備を与えてやろうと思うのじゃが、ホレ好きなもんを選びなさい」
と神様はスキルと装備の載っている一覧を見せて来た。
葵「何でも良いですよ」
と葵は眠そうに答えた。
神様「そうも言っておれんのじゃ〜何でも良いから選んでくれんか?」
と少し困りながら答える神様。
葵「え〜じゃあ適当にこれにしよ〜」
と目を綴りながら選んだ。そのスキルの名前は
“栄眠”
このスキルは底知れぬ能力を持っているが当人は何のスキルを選んだのかを知る由もなかった。
神様「それじゃあpt(通称ステータスポイント)100ポイント分は何に振るのじゃ?
葵「え〜もう早く寝たいから適当にmp(通称マジックポイント)にでも全振りしておいて〜」
神様「わ、わかったのじゃ。それじゃあ転生の準備に入るからの〜」
葵「う〜ん〜」
神様「もしも何か不都合があったら念話のスキルを与えておくから儂思い浮かべながら話すと使えるからな〜」
話の最後の方には葵の意識が消えかけていたなのでうろ覚えでしか覚えていない事を後々気づくことになるのであった。
葵のステータス(1レベ)
攻撃力:200
体力:2000
防御力:200
精神攻撃耐性:200
毒耐性:∞
mp:100+10000
日光耐性:∞
転生後の葵の詳細
種族:吸血鬼
年齢:6歳
性別:女性
異世界の人間のステータス平均(冒険者)(50レベ)
攻撃力:50
体力:100
防御力:50
精神攻撃耐性:50
mp:30
異世界の最強吸血鬼のステータス(50レベ)
攻撃力:250
体力:2000
防御力:250
精神攻撃耐性:250
mp150
葵のスキル一覧
・栄眠
・自動治癒
・念話
・魔物との契約
以上
葵「と言った感じに転生してきたんだけど早速ピンチなんだけど、、、」
葵に訪れたピンチとは、、、次回に続く
初めてで緊張していますがもしよければ次回も楽しみにしておいていただけると幸いです。