ぼうや、カラスに突かれなければ
暗いので注意。
ぼうや、ねんねだ、ねんねこよ
わたしは 田んぼに いねかりに
ぼうやは 土手の あみかごに
カラスが ぼうやを つついても
わたしは いねを からなけりゃ
まだまだ 金のほ まっている
ぼうや、ねむれよ、ねんねこや
あぜみち ひがんのはなひらく
金のほ あかばな もえるよう
カラスに めんたま つつかれた
あの子は いまごろ なにしてる
泣いても 泣いても だれもこぬ
ゆうやけよりも まっかっか
ぼうや、おねむり、やすらかに
すくすく おおきく なりなさい
土手に おかれて 泣かぬよに
ともに いねかり できるよに
カラスに つつかれないように
昔聞いた話を不意に思い出したので、詩として出しました。