表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界最優秀民族が異世界にやってきました  作者: mk-3
第一部 世界最優秀民族が異世界にやってきました
3/37

世界最優秀民族の襲撃

 アミガ村。

 住民約500人。

 文明レベルは中世程度。

 農耕と狩猟を半々で行っているありふれた村である。

 商業が盛んではないため貧しい。

 だがそれでも村人は秩序を重んじ、村人は一致団結して生きてきた。

 その証拠に道にはゴミ一つ落ちていない。

 そんな村のある日のことだった。

 空は青く、風は穏やか、気温も暖かい。

 草原に心地の良い風がそよそよと吹いていた。


「ミーシャ!」


 長い黒髪をたなびかせた少女が手を振りながら走った。

 彼女の耳は人間では有り得ないほど長い。


「どうしたのエッラ?」


 ミーシャと呼ばれた少女が微笑んだ。

 彼女たちは友人なのだろう。


「父ちゃんが鹿を仕留めたってさ! 分けてやるから肉を取りに来てくれってさ」


「へえ。それはすごいや。わかったわ。お母さんに伝えてくる」


 今日の夕飯は豪華だ。

 ミーシャは嬉しくなった。

 この村には娯楽は少ない。

 映画も漫画もゲームもスマートホンもない。

 だがそこに幸せは確かに存在した。


 今までは。


 それは一瞬の出来事だった。

 エッラの後頭部が弾け飛んだ。

 脳みそと脳症と血が混じったものが飛び散る。

 衝撃で眼球は飛び出し、エッラの体はゴトリと地面に落ちた。

 即死である。

 だがエッラはまだビクビクと手足を痙攣させていた。

 ミーシャはあまりに光景に悲鳴を上げようとした。

 だがそれは叶わなかった。

 次の瞬間、ミーシャは胸に痛みを感じた。

 穴から勢いよく血が流れ出る。

 誰がこんなことをしたのか?

 それを考えるまでもなくミーシャは一瞬で意識を失った。


 平和な村での突然の凶行。

 その主はライフルを構えながら楽しそうにつぶやいた。


「10点。昼食おごれよ」


 通信機ごしに返事が返ってくる。

 二人の命の値段は昼食代と同じだった。


「おい、女を殺すな。あとで犯すんだからよ!」


「おいおいおいおい。お前は前の村では男の子に突っ込んで喜んでただろ」


「俺じゃねえ。みんなのためだ。男が好きなやつもいるだろ? その気持ちを理解するためにやったんだよ」


「そうかよ変態野郎」


「うるせえ。さてと略奪するぞ!」


 それは面白半分だった。

 そもそも彼らが受けた命令は占領である。

 敵対してもない村を占領する命令を出す方も出す方だが、それでも無意味に殺傷しろとは言われていない。

 本来なら話し合いですむ問題なのだが、彼らは酔っていた。

 無抵抗の村を蹂躙することに。

 圧倒的戦力差で虫のように他人の人生を踏みつぶすことにである。

 それは韓国のベトナム戦争からのお家芸なのである。

 あとは地獄である。


「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」


 男が狂気を纏った笑い声を上げながら、楽しそうに銃剣で何度も女性を刺した。

 メッタ刺しにされ穴の空いた遺体は空を見ていた。

 兵士の男はそれを見ると、つまらなそうにタバコを死体の顔に投げ捨てさらにジッパーを下ろしイチモツを取り出すと小便をかけた。

 それは彼女にとっては人生最悪の日だったが、彼にとってはいつもの火曜日だった。

 その横では別の男が子どもの髪を掴んで引きずり回していた。


「死ねよガキ!」


 男は泣き叫ぶ耳の長い男の子にガソリンをかけるとタバコを投げつけた。

 男の子は一瞬で火だるまになる。。

 この世のものとは悲鳴と肉の焼けるニオイがあたりに広がる。

 それを見て男は指をさしてゲラゲラと笑った。

 それだけではない。

 手に穴を開け、その穴にヒモを通し数珠つなぎにした何人もの耳の長い女たちを下卑た笑いを浮かべてた兵士が連れて行く。

 もちろん犯すためだ。

※(http://www.sankei.com/west/news/140614/wst1406140068-n1.html)


 もちろん男でも兵士の性欲のはけ口にされた。

 それ以外の男たちは一カ所に集められ、面白半分に銃の的にされていく。

 韓国人は彼らを人間と認めなかったのだ。

 経済的に無価値と判断されたのだろう。

 かつて日本アシカを絶滅させたときのように異世界人の抹殺を開始したのである。

※(http://www.sankei.com/column/news/150221/clm1502210005-n1.html)


 逃げる男の子を銃剣で突きながらイビリ殺し、大人は問答無用で殺された。

 銃剣で赤ちゃんをキャッチボールしている兵士たちもいた。

 皆一様に笑みを浮かべている。

 楽しそうに、それは楽しそうに虐殺していた。

 連れ攫われた女たちも安全ではなかった。

 彼らは女を見ればすぐに犯した。

 サディストである彼らは暴力を振るい、支配し、そして飽きたら殺した。

 彼らは妊婦を犯した後腹を割き子供を取り出して「このチョッパリ野郎めが!」と地面に叩きつけた。

 異世界はすでにベトナムの悲劇よりも多数の死傷者を出していた。

 彼らはベトナム戦争でその凶暴性を遺憾なく発揮した。

 犯し殺し焼き尽くした。


 彼らはベトナムが楽しくて楽しくて仕方がなかったのだ。

 それから数十年。

 彼らの凶暴性が発散されることはなかった。

 その代わりに日本人を悪役にしたポルノまがいのコンテンツを量産した。

 いわゆる反日作品である。

 日本では日本軍最強伝説として半ばネタとして語られているものだ。


 人の油で航空燃料。

 ほう、現代でも存在しない技術を日本軍は持っていたのだな?


 100人斬り。

 日本刀の性能云々よりもトーチカに飛び込んで走り回りながらの戦闘など体力が続くはずがない。

 スポーツチャンバラの剣でいいから検証してみろ。


 石油がなくて戦争をしているのに村を焼くために油無駄使い。

 もうコメントもバカバカしい。


 慰安婦40万人。

 セックスの合間に戦争。

 頭おかしい。

 (実際は死に直面すると生存本能から性欲が過剰になることはあり、実際どこの戦争でも強姦などは頻繁に起こるのだが、それをふまえても彼らの主張が全て正しいという条件で計算すると日本軍はセックスの合間に戦争するほど暇だったことになり、その主張は論理的に荒唐無稽と断ずるほかない)


 龍脈を断ち切るための呪いの杭。

 お前ら『測量』って知ってるか?


 当時の総人口の半分もの人間を強制徴用。

 お前ら『数学』とか『科学』って知ってるか?

 たとえ奴隷として働かせたとしても、輸送費、食費、光熱費、家賃など徴用のコストは高い。

 更に言えば、彼らの主張する炭鉱での労働は当時としては技術の粋を集めた施設であり、爆破や解体、坑道の設計運用、機械のオペレーティングなど労働者に要求されるレベルはとてつもなく高い。

 ゆえに給料を払わないわけはない。

 (実際、三菱と報酬の計算方法をめぐって争った記録がある。)


 軍艦島への強制連行で島は死の島と言われていた。

 写真を含めて近代的な生活をしていた資料が大量にあるけど見たことある?

 さらに言えば、三菱の資料によると朝鮮人労働者の坑内労働の効率は朝鮮人1に対して日本人1.4であり、朝鮮人は主に坑外の単純作業を担当していた。

 実際、坑外労働が機械化された1920年代には朝鮮人労働者は使えないとリストラ対象になっていた。

 最重要採掘労働を担当していたというのは疑問である。



 このようにほとんどの主張は鼻で笑われるレベルである。

 荒唐無稽すぎて「ある」「ない」以前の問題なのだ。

 だが、それらは彼らの本性を映し鏡のように現したものなのだ。


 なぜならそれら全てを彼らはベトナムでやっている。

 もちろん、物理法則を超えたようなものは不可能だが、できることは全てやり尽くしている。


 非戦闘員への殺人も、


 強姦も、


 意味もなく村を焼くのも、


 子どもを面白半分に殺害するのも、


 民間人を殺すために化学兵器を使ったのも、


 味方の村を襲ったのも、


 彼らは全てやったのだ。

 そう、彼らの言う残虐な日本軍とは彼らの姿そのものなのである。

 実際、ごく最近彼らの行ったオリンピック開催地投票での約束の反故。

 慰安婦像でのウィーン条約違反。

 ありとあらゆる約束の反故。

 それこそが彼らの本性なのだ。

 そして今回はそれが表に出た。

 日本であれば異世界への扉が開けば、その調査には科学者や人類学者、法学者などの専門家、士官、各種専門職、などを行かせるだろう。

 なるべく問題を起こさないように。

 過去にトラブルを経験した日本人はそう考えるだろう。

 それが当たり前である。

 実際、経済産業省は海外でビジネスをする企業への調査研究報告書を配布している。

 ※(http://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/kigyoukaikei/CSR/reports/24summary.pdf)


 ところが、韓国は違う。

 韓国企業は未だに前時代のように低賃金で、未成年までも働かせ、逆らうものは解雇し、強制労働まで行っている。

※(http://www.hurights.or.jp/archives/newsletter/sectiion3/2014/09/post-258.html)


 考え方の根本が違うのだ。

 韓国が門の調査に向かわせたのは貧民。

 金で貧民を騙して門の調査をさせたのだ。

 たとえ門の向こうに危険があろうとも、死体の山で道を作れば本調査は楽になるという考えだ。

 なので彼らにはK11複合型小銃をはじめとする不良品兵器を持たせた。

 死んでこいという意味だ。

 だが派遣された兵士たちは目をキラキラと輝かせた。

 門の向こうにはチョッパリがいる。

 反撃をしてこないチョッパリだ。

 チョッパリとは日本人の蔑称で豚の足のことである。

 下駄や草履をはく日本人を揶揄した言葉である。

 どう考えても異世界人が日本のはずはない。

 これは誰でもわかるはずだ。

 だがそんな論理性は彼らにはない。

 偉い人が異世界人を日本人だと言うのだから彼らは日本人なのである。

 将軍様への個人崇拝をする北朝鮮と何ら変わらないメンタリティである。

 チョッパリを殺せば民族の英雄として讃えられる。

 彼らにとっては神の存在と同等の当然のことである。

 そこに疑問を挟む余地はない。

 チョッパリは悪であり、抹殺すべき敵なのだ。

 それが彼らの誇りであり信仰だった。

 そんな歪んだ彼らの前にはじめて勝てそうな存在が現れた。

 彼らのたがは簡単に外れた。

 理性は欲望に負け、民衆は蹂躙を望んだ。

 その国内向けの方便としての日本人扱いだが、それは一瞬で神の言葉になった。

 残虐さは大義名分を得た。

 もちろん外国から見れば狂ったとしか思えない。

 だが韓国の民衆はその意味不明な理屈をムリヤリ受け入れた。

 思えばナチスもまた同じだったのだろう。

 自分たちの仲間内だけで納得してしまったのだ。

 この言論に批判するものは、親日派として逮捕された。

 韓国北朝鮮の民族宗教である「反日」。

 その暴走が招いた虐殺。

 それがこの戦争の真実だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ