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この連載作品は未完結のまま約10年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

Stand Alone Stories

放蕩若君と野良メイド Noble Wanderer vs Wild Maidservant / The Slapstick Blather

 ここはとある田舎町。
 駅があり私鉄が通る町の中心部から、少し離れた緑広がる温もりの地。
 そこに一人の青年が暮らしていた。
 彼の仕事は「よろずや」である。
 日曜大工、猫さがし、水まわりからパソコンまで、何でもござれの自由人。
 小学校の用務員や魚屋の手伝い、喫茶店の店員に古書店の店番まで。
 子どもたちに混ざって川や田んぼに親しみ、森で虫捕りに励み、畑仕事に精を出す。
 出来る事なら何でもやる。
 出来ない事なら出来るように頑張る。
 己の身体こそ唯一の資本、その精神で細々三年暮らしてきた。
 彼の元気の源は、人々の笑顔である。
 何も無くても、人々との繋がりがこの町には有る。
 都会からひょっこりやってきた彼を温かく迎えてくれたこの町に。
 日々感謝の言葉と笑顔を絶やさず。
 時に友人たちと酒を酌み交わしながら、世間話に花を咲かせる。

 それだけの日々が宝物。

 それだけの日々が宝物。

 彼の名前は潤井京葉。

 これは、その平穏を脅かす刺客との壮絶な戦い(スラップスティック)を描く物語――


「さあ、若旦那様、あなたを再教育いたします。でないとわたくし、帰れませんので」


 ※『即興短篇小説集(N4199BL)』内の『放蕩若君と野良従者』より
田舎の自由人
2015/08/24 03:13
都会の奉公人
2015/09/02 17:53
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