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実録・バブルの黙示録  作者: 西園寺金持
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昔の炭鉱王はスケールが違う!

新宿区、市ヶ谷加賀町2丁目に一区画600坪の超高級住宅街がある。住人は故梅原龍三郎画伯や裏千家東京道場等の名家、名士の一流処ばかりである。M信託銀行の紹介案件で九州の筑豊五大炭鉱王の一人Y川家(推測)の東京別邸で、名義はK九州スポーツと言う会社に成っていたが、先々代のお妾さん系譜一族が住んでいた。相続問題で兄弟間の遺留分を現金清算をする為、屋敷を担保に30億の融資要請であった。敷地は600坪、邸内にはコンクリート造りの三階建てと木造二階建ての屋敷があり、兄が妹の屋敷を買取、妹h新規にマンションを購入して退去する。と言う約束であった。評価的には60億以上あり与信は問題無かったが、この兄弟、実務には全く無頓着で先々代からの番頭さんで大阪支社長のX氏に双方とも一任していた。実印関係が大阪・九条の事務所に保管されていたので、契約書面の捺印を態々大阪まで出張して貰いに行った。大阪支社は明治か大正の石造りの重厚な建物で、一坪以上ある大金庫が鎮座していた。明治時代からの財閥や炭鉱王達は、庶民が想像できない巨万の富、財力を持っていた事を認識させられました。明治男は仕事も遊びもスケールが違います。お妾さんの末裔まで面倒みる懐の深さや甲斐性もさすが、真のお大臣のライフスタイルに敬服させられました。

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