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【詩集】果てしない扉  作者: につき
過ぎるままに
95/100

世界の息

15.3.10 推敲(全体に。大意は変わらず。)

何故だろう


薄青の

雲の透き通る空を見上げると

こころも透き通るのは


月白げっぱく

澄まし切った月に照らされると

言葉も黙り込むのは


金色の

明けゆく海に臨むと

静かな力が張りつめてくるのは


きっと

頭で生きているから

そして

こころで生かされているから


大げさなことではなくて

道ばたの花のささやかな沈黙


そうやって

きっと世界は出来ていて


ようやく

わたしたちは

息をしているのだ




何処だろう


見渡す限りに広がる

若緑の草原の

果てしない始まりは


うっとりとする輪郭の

白く聳える峰々の

見つめている先は


あどけない顔をした

ふわふわとした子犬の瞳に宿る

唯一つの屑星は


きっと

世界は球体の中に収められているから

そして

こころは霧のように広がっていくから


大切なことだから

降り注ぐ雨は 孤独に

ただの花を濡らす


そうやって

きっとわたしたちに

世界は語り掛けていて


ようやく

世界は

息をしているのだ

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