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【詩集】果てしない扉  作者: につき
重なる透明の色
9/100

「足跡」「わ」

「足跡」




つい見てしまう

また見てしまう


つい覗いてしまう

また覗いてしまう


つい振り返ってしまう

また振り返ってしまう


文字たちの言葉と

必死なのかもしれない言葉と


申しわけない未熟な足跡と

戸惑いの中での手探りして進んだ足跡と


過ぎ去ってしまった謎の熱と

まだ胸に埋まっている風邪の熱と


歌のない音楽は着想を連れて

はなうたは着陸を繰り返した


住み慣れた薫りは着想を連れて

季節の香りはさざなみを生み出した


次第に弱まる日の光は着想を連れて

透明はわたしを突き抜けていった












「わ」





どうどう巡りの言葉たち

とうとう流れる生け簀を泳ぐ


止まらず泳ぐ魚たち

静かな月をみてはねる


きらきらうろこを光らせて

ばさばさひれをふり回し


冷たい水の気持ちよさ

澄んだ夜風の心地よさ


ぱらぱら落ちるみぞれの子

ぱくぱく魚は肥りすぎ


やわらか満月沁みていく

透けて明るい水のなか


ゆっくり回る環のように

おおきくぐらありめぐってる





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