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純白の針
わたしは孤独であるか
冷たい水だけを飲んでいるか
空を見上げる者であるか
わたしは政治的でないか
両手を一人で握りしめているか
待たれることを作り出していないか
面倒くさい足並みから外れて
猫たちのような距離感を保ち
生い立ちと実体験と自由な着想だけを友として
わたしの胸の穴から吹き出している北風は
冷たい鼻息となって指を冷やす
さあどうしたものか
続けば続くほどに先端に近づいていく
登っているのか 下っているのか
最後には ぐさりと 突き刺さる
汚されるまえの 純白の針




