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【詩集】果てしない扉  作者: につき
琥珀の横顔
60/100

「強いだけの光」「愚かな制限」

「強いだけの光」




靡くな

その風になびくな

殺す為に殺す

その隠された顔に靡くな


若くやわらかな新芽たちよ

決して靡いてはいけない風があるのだ


生きるために生きるように生きよ


若い狼たちよ

腐肉を喰らうな


誇りとは叡智に留まる事

勇気とは命を礼賛すること


靡いてはならない

あたかも勇気のような偽物に

まるで誇りのようながらくたに


背を向けて去れ

強いだけの光を希望と見間違うな











「愚かな制限」




詩を許すなら

制限など無意味だ


長すぎる名前に意味もあるけれど

適切さとは長さの事ではない

強いだけの光 は、twitterにも投稿。

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