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滅びの務め
引き千切られた情の
外側は灰色
内側は鮮血
諦めさせられた感傷が
子を産み
今は手に余る
赤子になってもいいよと
泣いた祖母に恨みはない
犠牲で沈めた狂気の壺は
混ざらぬ手が蓋を開けた
狂気の壺には
わたしのおもちゃが
入っていた
狂わすのはわたし
終らない輪廻
突き刺す胸の他人勝手
逃げ道のない先祖供養
かつてかつてかつての
眩暈の全てが現実であった
虹は消え惑いだけが残る
お告げは何時も聞こえている
止まっているだろう
止まっているだろう
務めを果たせ
滅びを加速せよ




