はじまり
すべて、勢いで書いているので途中で投げ出す可能性アリ、似たような作品がある可能性アリ、内容なんて全くないって感じなのでそれでも良い方だけお読みください。
文面に『天使』という単語が出てきますが、現実にある宗教とは関係はありません。
基本、投稿したら放置するので苦情とか言われても反応しませんのでよろしくお願いします。
昔々、地上には10人の天使がいました。人々は彼らを慕い、彼らの恩恵を受けそれなりの平和を享受して暮らしていました。
しかし、やがて驕り高ぶった人間たちは自らの欲のために争い初め、やがて天使たちの静止すら耳に届かなくなりました。大陸は、混乱の極みに至りました。
醜い争いに天使たちは疲れ果て、地上を去ることを決めました。人々は、自分たちに与えられていたものの価値を改めて実感し天使たちに縋り、呼びとめました。
天使たちは自らの静止に答えようとしなかった人間たちが今更のように縋るのを見て、あきれ果てました。そして、天使たちを呼び止めた人間たちに恩恵を与えた証である『天使の名を呼ぶ』ということを禁じました。そうして、多くの人間が天使の恩恵を受けることはできなくなり、争いは終焉に向かいました。
そんな中、自分たちの愚かさを知り、あえて天使たちを呼び止めなかった人間は今までと変わらず天使たちの恩恵を受け続け、やがて慕う天使ごとに国を作り施政者としてそれぞれの国々を争いの起こる前のように平和へと導きました。