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逃げる、逃げた。
私は逃げる。
暗く光のない道をただただ走る。
後ろから〇〇が追いかけてくる。
止まってはいけない。
止まったら捕まっちゃう。
捕まったら・・・。
走る。
だんだんスピードが落ちてゆく。
嫌だ。捕まりたくない、捕まりたくない!
そうしたら元どうり。
そんなの、絶対、
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
私はそう叫びながら走る。
目の前にポツンと光が見えた。
私はそこに向かって全速力で走る。
「い・・・!だ・・!!」
後ろから声がする。分からないワカラナイキコエナイキコエナイ。
そして。
気が付くとそこは見た事のない草花が生い茂った草原だった。
誰も追いかけてこない。
私は逃げ切った。
自分という存在から
ニゲキッタ。
はい、時雨鳥です。
相変わらず文章力0ですが大目にみてやってください。