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わが少年の日々のかがやきmy brilliant boys days(発掘編)

作者: 舜風人

私は少年時代、中学生の頃、考古学と遺跡発掘に目覚めて取り付かれてしまったことがあった。

色々研究して独学で、知識も得ていた。


その頃、私の住んでいた、田舎町のハズレに、河岸段丘がありそこからは縄文時代の住居跡や、貝塚が幾つもあって、それらはまだ未発掘で誰も知らずに、

私は休みの日には、シャベルと鍬を持って発掘に行くのである。


川のほとりの一段高くなったところは、洪水の心配もなく、縄文人はそこを格好のねぐらにしたのであろうか?魚の取れる川は近いし、水もあり、河岸段丘の上は住居跡があるのである。


さて大通りを抜けて、川に通ずる細道をたどると、雑木林の中に、それはあった、

早速掘り返すのである。地層はその下に縄文の地層が出てくると、

黒曜石のやじりや石斧、そして、縄文土器の破片などが出始めるのである。

まさにトレジャーハンターの気分である。


採取した土器石器は、早速川に下って川水で洗浄するすると、くっきりと縄文が現れる。

また、石器はその打痕が表れる。


そうして持参の袋にそれらを入れて持ち帰るのである。


あの河岸段丘は今思えば国有地であろうか?

いずれにしろ盗掘?であろうか?

タダ勿論それらは文化財指定などされていない、凡庸な遺跡群ではあったろう。

恐らく今現在も遺跡には指定されていないと思う。


中学生の一時期だけで私の熱も冷めて、高校に行くとすっかり遠ざかってしまった。

ただしそれらの収穫遺物は今も我が実家の納屋のダンボール箱の中に納まってはいるが。






続く




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