お買い物中・・・・・
っと言うことで只今お買い物中でございまぁ~す。
「青木さん、俺はハンバーグがいいです!!」
「却下」
酷いですな、咲希さん。
まぁ、俺もハンバーグって気分じゃないから却下なんだけどね。
「・・・・・炒飯」
「う~ん、炒飯か」
安上がりでいいかもなー。
「咲希は炒飯でいいか?」
「いいよ!」
「じゃぁ、決定!!」
お昼は炒飯になりました。
ナイスアイディアだ深緒!!
「お、俺のハンバーグは?」
「藤岡、そのうち作ってやるよ」
「ありがとうございます!!」
まったく、どこまでハンバーグが好きなんだよ。
たぶん藤岡の精神年齢は10ぐらいだろう。
「あぁ?万引きなんてしてねぇって言ってんだろうがぁ!!」
おや?ヤンキーさんが怒鳴ってますね。
あれは、青南高校(通称青南)の不良じゃねぇか。
「だから、やってねぇって言ってんだろうが!!」
青南の奴が万引きをしたのか?
でも、青南って結構レベル高いはずなのに不良なんているんだ・・・・・
「・・・・・巻きこまれる予感」
「そんな不吉な予感するなよ」
と言いつつ俺もそんな予感がって目会っちゃったんですけどぉぉぉぉ!!!
俺、目会っちゃいましたよ、どうしましょう?こっち、睨んでるよ。
「お前、青木じゃねぇか?」
「えっ?」
俺、青南に知り合いなんていませんけど?
どっかで会いましたっけ?
「俺だよ、上谷だよ上谷翔平だよ」
「あっ、思い出した!!」
「お前忘れてたのかよ」
「ごめん、ごめん!」
う~ん、すっかり忘れてたけどこいつは、上谷翔平って言って
俺が小学生の時転校したダチでいじめられっ子だったはず・・・・・・
それが、この変わり様だ。気付かなくて当然だと思う・・・・スイマセン開き直りました・・・・・
「ちょっと、助けてくれよ」
「巻きこまれた・・・・・・」
「・・・・・予感的中・・・・・ニヤッ」
深緒さん、不気味ッス・・・
「俺、万引きしてねぇのに、こいつがしたって言いがかりつけるんだよ」
「いや、俺に言われても困るって」
「・・・・・助けるのが男」
はぁ~、わかりましたよ、やりゃいいんでしょ?
まぁ、俺はみんなのヒーロー蒼太マンだからな!!
「さて、上谷に言いがかりをつけてる奴はだれかな?」
「あぁ?なんだよ、お前?俺が嘘ついたとでもいうのかぁ?」
ありゃぁ~、こちらもヤンキーさんだよ。
なんてこったい!!
しかも市内一不良が多い明翫高校のヤンキーさんじゃないか!!
「明翫のヤンキーさんは本当に上谷が物取った所見たのか?」
「当たり前だろうがぁ!俺が嘘ついてるように見えるのかぁ!?」
十分見えるんですけどぉ~、やけにニヤついてるし・・・・・
視線の先は咲希と深緒をロックオンって感じだ。
「明翫のヤンキーさん、いやらしいめでどこ見てるの?」
「なっ、お前には関係ねぇだろうが!!」
「あっそ、まぁ、いいけどね」
はっきり言います。俺には解決の仕方がわかりましぇーん!
だから、こうやってどうでもいい話しをしてそれっぽくしてるだけです!!
もぅ、いっそのこと無理矢理吐かせちゃおうか?
「なぁ?明翫のヤンキーさんよぉ、本当に見たのかぁ?」
「な、なんだよ、見たっていってるだろぉ?」
ちょっとガン飛ばしただけでビビっちゃって、本当に明翫のヤンキーかぁ?
意外とヘタレなのかもしれねぇなぁ。
「おぃ、上谷、お前本当にやってねぇんだなぁ?」
「当たり前だろ!知らねぇうちにガムが入ってたんだよ!!」
う~ん、嘘を言ってるようには見えないけど・・・・・
「お前、本当に見たのかぁ?」
「だから、見たっていってるだろうが」
「本当の事言わないとシメるぞ、オラァ!!」
「やややや、やれるもんなら、やってみろよ」
「いい度胸じゃねぇかぁ!表出ろやぁ!!」
成り行きで喧嘩することになっちゃいましたぁ~。
ってか、店長どこ行った?
「オラァ、来いや、オイッ!!」
あぁ、もぅ、五月蝿いなぁ~。
「おらぁ!!」
バキィッ!!
「グッ!!」
あら、一発KOですか?
弱いですなぁ~。
「おぃ、まだやるかぁ?オイッ!!」
「い、言います。本当のこと言いますから、許して」
う~ん、張り合いのないヤンキーだなぁ~
本当に明翫の不良ですか?って、疑いたくなるよ。
「じ、実は・・・・・・・」
明翫のヤンキーは本当の事を言って上谷の無実が証明されました!
いや~、店長からお礼言われちゃったよ。
やっぱ俺ってみんなのヒーロー蒼太マンなのだっ!!!ワァーハッハッハァー!!!
そんなこんなで上谷も加わり掃除は再会されて部屋が綺麗になったら
荷物や家具を運んだりと大変だったよ・・・・・