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【2】恋愛ストリーミング

前回のあらすじ

人気配信者でもあり、学生でもある夕咲羅奈は、学校生活も普通通り過ごしていた。ある日、陽キャ達に悪く言われていたクラスメイトの神池有斗を庇おうとするも逆に庇われるという出来事に遭遇し、その後、彼と話すようになる。そして、ある日視聴者からぜひプレイして欲しいと言われたゲームは…


「恋愛ストリーミング」

これがそのゲームの名前だ。その名の通り、恋愛を配信するというゲーム。なんだけど、視聴者などにはバレずに恋愛をするという部分がなんとも言えない。まあ、ざっくりいうと恋愛ゲームだ。

「というわけで、今回はこちらの「恋愛ストリーミング」というゲームで遊んでいきたいと思います!」

いつも通り、内容と挨拶を軽く済ましゲームを始めた。

『ここは市立第一高校。私が通う高校だ。この学校では今たくさんのカップルがいる。ちなみに私は男が寄ってこないオーラがあるのか、というよりかは、私の正体に気づいていないというのが強いのかもしれない。』

(あれ、これどこかで…)

そんなことを思いながら、私はプレイを続けていく。

『私の正体は、有名配信者(プレイヤー名)だ。』

「あ、私と同じだ!高校生っていうのも同じだし、偶然だね!」

と、配信では喋っていたが、頭の中ではというと…

(うわあ、これまんま私だ。なんか学校も似てるし。)

『痛!』

『お嬢さん大丈夫かい?怪我してたりしない?』

『あ、ありがとうございます。』

その時私は、大声で(あ!)と言いそうになったが、全力で堪えてその場を凌いだ。

『私の名前は、(男の名前)。多分君と同じ1年生だね。』

私はその時我に返った。チャットを見ると、

【主人公の名前が羅奈なのはわかるんだけど、なんで男の方の名前は有斗なの?】

私はそのチャットを見た瞬間焦った。だけど、

【家族が誰かの名前なんじゃね?】

【ああ、なるほどね。】

その瞬間安心した。ありがとう視聴者の誰か!

その日の配信はゲーム内で特に恋愛イベントとかなく終えた。

配信後のこと。私がエゴサをしたとき、どうも他の人の名前も一緒に出てくる。このゲームを提供していたのは私だけではなかったのか。だけど、提供元の方はフォロワーもそこまで多くなさそうだし、自分の視聴者さんって感じの人だったから少し疑問もある。

(この人の名前、どこかで)

そんなこともありながら、その日は終わり。

翌日、学校に行く準備をしていたらスマホが鳴った。人気SNSアプリ、doitterどぅいったーのDMだ。このアプリは、いつも私が日常を投稿したり、エゴサをする時によく使うアプリである。

(誰だろう?)

名前の部分をよく見てみると、unkownの文字がある。どうやら名前を設定してないみたいだ。

『こんにちは。昨日の配信面白かったです!』

というメッセージが送られていたので、私は

『見ていただきありがとうございます!楽しんでもらえて何よりです!』

と返信し、アプリを閉じた。家に帰った後に確認してみたけど、既読すら付いておらず、反応がなかった。

次の日もいつも通り配信をしていると、とあるチャットに目が行く。

(なんだろう、これ)

名前未設定の空白チャット。そのチャットのことが気になりすぎて、配信中もずっとチャットのことで頭がいっぱいだった。その日は特に進展もなく、1日を終えた。

次の日、また例のゲームで配信することにした。

『ある日教室に行くと、朝にあったあの男子がクラスの陽キャ達に囲まれていた。』

(あれ、この展開やっぱり…)

私の時と唯一違う展開は、恋愛ゲームなので選択肢があること。

・男子を助ける

・逃げる

(とりあえず下にしてみようかな。)

…。え、終わり?なんかもっと進展とかあるかと思ってたけど。

ちなみに上も選んでみたけど、

『この先の展開は自分自身に掛かっている。』

というテロップが出て、終わってしまった。言葉の意味はわかるんだけど、その意図が見えない。それに、

(まるで、自分自身のことみたいで怖かったな。)

次の日、学校に行くと神池が話しかけてきた。

「おう、夕咲。ちょっといいか?」

「うん、良いけど。」

「今日の放課後って空いてるか?」

「え!?」

急にこんなこと聞かれて動揺しないわけない。だけど、私はしっかり回答した。

「ごめん!その日配信!じゃあね!」

私は馬鹿なのかもしれない。なんで!せっかく

誘ってくれたのに軽々と断ってるんだ。その時の神池の表情は見れなかった。

そして誘ってもらったはずの放課後がやってきた。1人で足早に夕陽の照らす帰り道を歩く。その時、やたらと視線を感じることに気づいた。しかし、私が振り向くと誰1人としていない。なんだろう、これは。私はその後、その正体に気づくことになる。

(続く)

冬の寒さに負けそう、どうも旭野ヒカリです!

今話は作者本人が言うのもどうかと思いますが、あまり面白みがなかったと思います。しかし!何かと物語の裏では進んでます。この話がのちのキーポイントになってきます。なので、当作品のタイトルをエピソード名にしているのです!

というわけで、3話もなんとか頑張って書いてきますのでよろしくお願いします!

いつになるかは分かりませんが、神池目線のスピンオフも書けたらなぁと思ってますので、そちらもよろしくお願いします!


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