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僕の部屋には座敷わらしが住んでいる  作者: 峠のシェルパ
第四章 路地裏と宣戦布告
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春一番とイチゴ味

お待たせしました、僕とな!? のお時間です!

鈍く黒い光沢を放っていた通常の何倍にもなる大百足は、太古の地球を我が物顔で闊歩していたものよりも大分大きく凶暴だったが、その姿は今どこかへ消滅してしまった。

塵一つ残さずに両断させた本人は顔色一つ変えずに「さっきぶりなんだぜ」なんて言ってきた。

確かに図書館で別れた以来だけど君はどうしてここにいるんだいと聞きたくなるのだけれど、それどころでは無い雰囲気なので僕は取り敢えず黙る事にするよ。

言い争いだけで収まってね頼むからと思いつつ見守ると口火を切ったのはやっぱり柊さんだった。


「はぁ…なんだっていいんだけど、なんのあれも無しに割って入って我が物顔で場を収められても困るわ」


柊さんの声色には怒気が隠されているのを知ってか知らずか旅人は静かに微笑むだけで何を考えているかは僕にはイマイチ分からない。


だって空気を読めと相手の気分を読んで慮れというのは似て非なるものだから、空気を読むのは場を収めらる方向で動く事である。

反対意見に迎合している事では決してないからね。


「あまりに多くを語らないのが男の子の格好良さなのだぜ☆沈黙は金なんて言葉もあるものだし、一件落着を見れたから旅人さんとしては一本満足なのだぜ?」

口角だけを上げてしたり顔をされても反応に困る、不満が顔に出ている柊さんとこの人の間で板挟みに合うのは御免だ。

「あー、はいはいそーですか。 良かったですね!!」


横槍を入れられたどころではなく、事態が解決するわけでも無く終わってしまったことが柊さんが怒っている理由なのだろう、あれにはまだ教え諭すべきだったと彼女がそう考える程善人とも思えないけど…


「さっきのあれは私に降りかかってきた事であって、対処も問題なく進めたはずなのにあれじゃあの人またストーカーでもなんでもして結局の所おんなじ事してくるわよ…?」


「でもそれ柊さんが自力で事を収めてもあの手の連中はさ多分変わろうとはしないぜ?」

人は変わろうと思わないとそこから先へは動けないものだって漫画とかではよくいう話だけど


「そーね、それもそうと言わざるを得ないわね…それもなのだけどよーするに言いたい事は貴方が何故急に現れてあのムカデを消滅させたのかって事、偶然通りかかった訳ないわよね?」


確かに偶然にしては出来過ぎてる。

救いのヒーローが登場キャラのピンチに駆けつけられるのは精々物語の中で位だろう、柊さんに言わせるとこっちはピンチに陥ってすらいないみたいなので、ならなぜ図書館にいた筈の男がここに来たんだと言う話になる。


「そりゃまぁ、知り合いを探しに行ってみたら暗がりで女の子を襲う…もとい女の子と襲われてるんだぜ? そりゃあまぁ割って入って混ざ…ジョークだからジョーク、そんな怖い顔しないで欲しいんだぜ柊さん。」


柊さんの顔が苛立ちを隠せなくなる前に話を進めた方が良いと思うよ旅人さん、能ある鷹は爪を隠さなくなる前にね。


「そうだぜ涼くん、図書館で一人になるって言いながら女の子と逢い引きとはこりゃぁ事件の匂いがプンプンするぜぃ?」

旅人が相手をこっちに変更してきたね、したり顔は崩さないままに…うーん、に僕狼狽えたりとかするタイプじゃないからなぁ。


「あー、それなら心配には及ばないわ、私の忘れ物を届けに来ただけだから…それより逢い引きって表現結構古いわよ?」

怒る気を無くした様子で柊さんが付け加える、今更になって気付いたのだけれど旅人さんとの口調から察するにこの二人実は知り合いなのでは…?!


「それと私が言いたかったのは、困っている人を見たら助けるじゃなくて陥った要因を洗い出した上で事態を収拾させた方が良いわって話よ。

さっきのだと障害を取り去って「後はご自由に自分部外者なんで」ってそれは独り善がりに見方によっては見えてしまうと私は思うわけ」


困っている人を助けるという行為は必ず何処かに見返りを求めると僕個人は考えている。

善悪なんて角度を変えてみるだけで180度とはいかないまでも案外90度位は何とかなるんじゃないかな…?

僕の話はさて置いて旅人は何を考えるのだろう。


「あー、そこに触れちゃいます?多分そこが君達との考え方の違いなんだろうぜ?」

「相容れないわね」「相手にはするんだぜ☆」


そういえば…図書館から柊さんの忘れ物を届けたから僕のやりたい事は終わってるんだよね。 すっかり忘れてたけど

「旅人さん…もしかしてあの子心配してた?」

どちらかといえばこちらが保護者な感じだけど、かなり長い時間席を外した僕をどう思ったのだろう。


「あ〜そうそう、あの子から言伝聞いてるんだった。」

旅人さん曰く、本を読んでいるのでもう少し帰りません。 寮室に帰るなら一度私に話してからにしてね? との事だった。 そう言えば課題を片付けに図書館に来た事をすっかり忘れていたよ。


「何、あそこに貴方もいたの旅人? 奇遇ね。私? あの鬼のような課題をこなしていたところ、国数英理社全部あってしかも復習から予習までたっぷりと来たからもう嫌になるわよ」

あの課題後三日位で終わらせないといけないのだが

数の多さに僕も本当てんてこ舞いになりそう。


「私私はこの辺でちょっと買いたい本とか出来たから駅前の本屋さんに行くわね…けど北村君この事件のことは他言無用でお願い」

大通りに面した道で別れる際に柊さんはこっそりと僕にそう言った。 秘密にして欲しいのはこの事件全体の事なのか、それとも…

「それじゃあまたね、おんなじクラスになれたらいいな…なんちゃって」


聞きたいことは色々あった筈なのだが、柊さんはこれ以上は何も言わずに、こちらに小さく手を振って彼女は陽炎去って行くのであった。

彼女本人の話をあまり聞かなかったなぁ…見た目のみで 判断すると冷静沈着なクールビューティなんだけどその実割と考え方体育会系だったりするし熱さを胸に秘めてる感じ…いいななんて、僕とは違うタイプの人だし少し羨ましい。


「涼くんは旅人さんには羨ましがったりしないのぜ?」

旅人さん、人の思考に急に入ってないでよ。

「僕顔に出てた?」

前にリアクションがわざとらしいって言われたっけ、僕はそんな気は更々ないんだけど。


「羨ましそーな顔してたから何に対してかなと考えてみたがこの素晴らしい洞察力をどう思うかねワトソン君?」

僕は名探偵の助手になるつもりは無いからね、死体とか意味の分からない事にばっかり遭遇するのなんてよっぽどの神経太い人か未知の物に興味を示す人じゃ無いと無理だよ、少なくても僕には絶対に出来ない所業だよ。

「さて、涼くんはこの後どうするのかな? 戻って課題の続きするのか、それとも帰路に着いちゃう?」


あ、どうなんだろう? あの子は別に一人で帰ってこれるだろうし …なんなら微風と一緒に寮に戻るのでもいいと思う。 あれ? 別に僕居なくてもよくない?


「どしたんだぜ北村君」「あいや、なんでもない」

旅人さんは少し不思議そうな顔をしていたが来た道の分からない僕に代わって図書館へ案内をかってでた。


「やー、でもこの街は何度もこんな事が起こるってのかねー?」

こんな事というと今一番の僕にとっての謎は君なんだけどな旅人君?なんなのさっきの

「なんで北村君旅人さんを睨みつけて来るんですかね…? 俺の顔になんか付いてる?」

旅人さんってちゃんと一人称「俺」って使うんだ、てっきり「旅人さん」がそれかと思ってた。

やれやれだぜなんて言いながらあの大百足を文字通り両断して粉々どころか砂煙のように跡形もなく消し去ってしまった事に問題があるんだよ。


「さっきの登場の仕方は無いわ〜って言いたいのかい? ぇー、絶対かっこいいってピンチにビルの屋上から飛び降りて割って入って助けるの」

違うそれじゃ無い、旅人さんの背中に生えてた黒と白の翼みたいなものとさっきの事態の説明をしてほしいんだって!!


「あー、さっきの? そんなに難しい事はしてないよ、そう旅人さんに掛かればね?」

うんうん、流石旅人さん!! なんて嘘だよ説明になってないからねそれ。

「えー、そんな顔しなくてもいいよ〜、何そのカカオ90%のチョコレートを初めて食べたみたいな顔」

そんな比喩表現できる顔見たことも聞いたことも無いよどしたのそれどこから出てきたの?


「じゃなきゃ焼いた銀杏を食べた子供みたいな顔?」

うん、すっごい分かりづらいんだけど苦そうな顔ってのは理解したからこれ以上は何も言わないことにするよ。


「それはそれとしていやーなんか危ないとこだったみたいだから旅人が来て良かったぜ」

良かった…柊さんからすると邪魔されたらしいけど誰も怪我する事なく終わったのなら僕としても正解だったと思うのだけど、彼女の機嫌が悪くなった原因は僕には今もよく分からないままである。


「北村君はさ、何というか驚きとか興味みたいなの無いの? さっきのもそうだけど見てて思ったんだが、柊さんの時とあの子と一緒にいる時もどこかサイドからものを捉えてるよね?」

図書館へ戻る途中旅人さんは唐突にそんな事を聞いてきた。道の向こうに興味と視線がいっていたので質問を聞き返す事になったが…旅人の疑問はもっともだった。


「僕は…僕は所詮多人数の中の一人でしかないから、特別じゃない。 ただの埃を被った量産品、特徴も捉えどころも無いから」

薄気味悪いと言うならそれでも構わない、けど僕はこれを曲げない。

「only one」より「just another one」なんだよ。

卑屈も度が過ぎているとこうなるのかは分からないけど僕はもう夢を見ないと決めた、劣等感は特にないし向上心のないのだって他者から求められない限り発揮されない、受動態系悟り男子と僕は自負している。


「…北村君がそう思うのならそうなんだろうね。

けれど一つだけ敢えて言うとするならば…世界には代用品で埋め尽くされているがそれは掛け替えのない物ではないからだ。

君は誰の代わりもできないし誰も君にはなれないんだ。 いくらだってその杓子定規で下位互換も上位互換もでいるんだろうがその自己否定からは何も生まれない」


たまに言われる「希望を捨てるな」「頑張れ」と言った類の言葉ではないその考え方は嫌いじゃないよ旅人さん。 でも僕はこの軸をぶれさせたり、交換したりはしないつもりだ。

「僕の道の先に何があっても君には関わりない事少し前に僕の思想は矛盾を帯びている、君はつまらない人間だと言われてたよ。」


僕はつまらないが君は最高だと他人を褒められるから僕はこれで良いのだけど「変えてこうぜ」なんて旅人は言ってくるのかな?

図書館へ向かう道の真ん中で旅人さんは「んー」と考え込んで動かなくなった。


「…旅人さんは涼くんと違う考え方をしてるけどそーいうのもあるんだと割と面白いんだけどなー、君のことをつまんないと言った人とは相容れないかもしんないわ」


誰かが否定しても誰かが認める少しだけ優しい世界になれば良いのに…僕はどこでも外野がいいけど。

風もどうやら収まってちょこっと丁度いい穏やかな午後、その後は頭が許容範囲を超えてクール期間中の微風と熱血? 指導を終えて季節品の飲み物(もちろんイチゴ味)で甘酸っぱさを補給するレイピアの姿が図書館にあった。


「あーーっ!! やぁぁと帰ってきた!長かったね涼くん、参考になりそうな本とか見つかったの?」


結構な時間席を外していたはずなんだけど彼女が機嫌を損ねるとまで思ったのは僕の考え過ぎだったみたい。


「まぁ、それなりには…」

勉強してない訳でもないし時間にして三割位はちゃんと勉強しようと色々本漁ってたからセーフってことで

サボってお話ししてたとかは言わなくて良いよね。

旅人にもレイピアに心配かけたくないとさっきの事は黙って貰うことしたけどぽろっと言っちゃいそうで少し心配だよ…


「あぁ、北村君なら下のフロアで理科の本読んでたんだけどキリが悪いから待ってたんだよねぇ〜ちょこっと長かった感あるけども」


「そんなに時間掛けずに読み終えようと思ったら、興味湧いちゃって…積み本してましたごめんなさい」

実際には一つの本ずっと読んでたし思い切り勉強関係無い奴だったけどね、口裏合わせないけど


「おぉ二人とも戻ってきていたか。 すまんなちっとばかし頭をフル回転させた結果がこれだよ…」

机に顔を伏せていた微風がのっそりと伸びをしながら起きてきた。

「お、微風さんじゃないっすか〜、進捗どうです?」


1時間で高校の授業の先取り問題集がそんなに進むとは思えないけどね。僕は要領悪いから、わかってて進めたのが半分位で、後は答え見て分かった気がしてるだけになってる。けどみんなは果たしてどこまでちゃんと解いているのだろうね?


「ふ、ふふふご覧ください、真っ白でまるで意味も意義も見出せなかった英単語の練習書きがついに終わりましたよおにいさん!!」


おにいさんって多分旅人さんなんだろうけど、そんな課題もあったね。 単語の意味を調べてプリントの右端までひたすら書き進めるの、「何してんだろこれ」って三割進めて思ったけどそこからはぼぼ何も考えずに文字を書き殴ってたなー、嫌な思い出だ。


「おぉ〜?え、 なんで旅人さんが北村君探しに行く前と違う課題が終わっちゃってんですかね…?」

切り替えの早さに定評のある微風さんだからね、僕は初めて会った時の外套事件を知っているのはそういえば僕だけなんだね。


「ふ…戦略的転身だ。我ほどのクラスになると未来視ができるのだよ」

それってもしかしなくても問題集が理解できずに集中力が切れたから別の課題に取り組んだらいつのまにか終わってたって事なんじゃない?

監督してた課題終了済みのレイピアが何も言ってこないのは少し気になるけど…ん? レイピアってお金持って…るのはおかしくないか。


「涼くんずっと下の階で本読んでたのー? 本当にぃー?」

イチゴ味の多分小難しい英単語の並ぶ飲み物を片手に、レイピアから僕はなんか疑いの目をかけられているんだけどこんなときに限って感が鋭いのに今後僕は様々な言い訳を駆使するようになるのだけどそれは別のお話。

「そうそう、理科の本と哲学的な良い本。 児童文学なんだけど懐かしくて読んじゃった」

僕の本好きは幼稚園の頃からで図書館で近所のおじいちゃんとおばあちゃんに紛れて色々読んでいたのを朧げに覚えている。


「涼くん本好きなんだー、うんうん物語の世界っていいよね!? あんまり熱中しちゃうと頭がきーんってならない? きーんって!!」

かき氷食べた時かな? 頭がクラクラするとかじゃないんだ…


「がしかし疲れた…なんなんだこの単語演習は、回数こなせばいいという問題でもないでもないだろうに」


終わった英単語の書き写しを眺めて微風はため息を吐いた。 項垂れる微風、因みに僕は毎日何単語づつと決めてやってるから後数単語右端まで書き詰めていけば終わる。

「旅人よ、貴様はこの課題は終わっているのか?」

「ふーん…答えは春風が知っているから教えてもらうといいんだぜ☆」

それはつまり手をつけていないと言うことかな? まさかそんな事は…

「ねぇねぇ涼くん、わたしずぅーっと考えてきた事があるんだけどさ、」

どうしたのレイピア、急に真剣な顔になって…まさか

僕の寮室から出る決心でも出来たのかな?


「英単語の書き写しを眺めてて思ったんだけどこれってさ、裏の部分面の単語を使ったある文章の写しなんだ」

「あ、うんそうだね。 下に和訳と単語の意味を抜き出すやつだよね?」

「これどこかで見たことあるなって思ってなんだろなーって思ってたらあった、写経だよ!!」

本当なんかこの子はなまじある教養と無邪気さが相まって隠し事とか嘘とか付けないんだろうなぁと思ったけど写経って…


「レイピア、その心は?」「役に立てるものには資料、立てないものにはただ文字が並んでるだけなんだよ」

成る程…役立てる人にとっては宝にもなりうるけどそれをゴミだと捨ててしまう人もいるからね、人は難しい。


「うーむ、我にとってはただの苦行でしかなったが、悟りを開けるかどうかは保証しないぞ?」

悟りの境地に至るなんて保証されたらそっちの方が困るけどね微風。

「取り敢えず疲れたからもう我は…寝たいです」

精根尽き果てた様子で机へ突っ伏して動かなくなった。 図書館って確かに眠くなる雰囲気というか周波みたいなの絶対でてるよね、僕はそう思うよ。


「ずっと字を書いてるとその字が本当にそう書くのか分からなくなってくるよね」

微風くーん、風邪ひいちゃうぞー? とレイピアは声をかけたけど糸の切れた人形の様にこの後暫く微風は動きがなく旅人が一人、課題をこなす時間となるのだった。

「それなんて言うんだっけ、ダンケルク撤退?」

何そのワード全然知らないんだけどどこで覚える機会あったのさレイピア、そして撤退の二文字を読み解くに僕の言いたい言葉じゃないよね?

「あー、それなんか聞いたことあるのだぜ、める…meltdown?」

旅人さんそれ多分近くなったんだろうけど違うと思う。そしてレイピアが飲み物を飲みきったね…

「そりゃ確かあれだぞ、ゲシュタルト崩壊…だ」


微風の寝言によって僕らが探してきた現象の名前が判明した所で今回の話は一度終わろうと思う。 理由は…そうだねレイピアがイチゴの飲み物を僕に進めてきたからって事でいいかな? え…飲んだのかって? それは勿論…


次回へ続く!!

涼くん「またしても間が具体的に一ヶ月空いたんだけど定期更新…だね辛うじて」


レイピア「中の人が他の小説家さん達に嫉妬してるからねー、私たちのものがたりと並行して描いてるせ今回長めだから許してだって」


微風「はっはっはっ!! 毎秒一文字描いて投稿するんだな!!」

柊「物理的には可能かも知んないけどそんなアイデア力も思い切りも中の人には無いわよ、てかここってメタ発言ばっかりだけど大丈夫なの?!

はぁ…」

レイピア「そー言えばここは後書き時空なので解説とか入れていかないといけないんだよね!」


涼くん「今回解説されるはずの人がもう発言しちゃってるのはおかしくない…? どうなのかなこれ」


柊「私の解説なんて必要なの? 別にそんなの要らないでしょ?」「えー、当の本人からこのコーナーの趣旨吹っ飛ばされたんだけど僕らの立場はー?」


旅人「旅人さんの設定とか紹介しなくていいのぜ? 案外と重要人物だったりするかも知んないですぜ?」

柊「それだけは天地がひっくり返ってもないって中の人が言ってたわよ?」「(^ω^)」


柊「私の名前は柊瑞穂よ。 誰かさん達みたく自ら考案したnamedではなくてこれが本名だからよろしくね? 後、親しみを込めて柊と「さん付け」は必要ないから」


涼くん「クールサバサバ系なのかと思いきや中身は熱々な人でちょっと驚きましたよ」

柊「そ、そう? 熱々って表現する初めて聞いたけど褒め言葉として受け取っておくわ」


微風「因みに柊女史と旅人の不思議な力などはのちのち紹介させてもらうので楽しみにしてくれたまえ」


柊「悪いけどこんなの持っててもしょーもないわよ、面倒ごとはアイツだけで十分足りてるし平穏無事が一番良いわよ」「うんうん!そうだよね、普通そうだよね!! 何にもなくてみんなが幸せならそれでいいもの!!」「り、涼くんまたやけに食いついてくるわね…」


涼くん「まぁ、そんなわけでいつものいこうか、みんなせーのだからね、せーのって言った後に言うんだからね? いくよ?」


「「「「「せーの、僕とな!?」」」」」


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