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後書き(激長文)

ここまで読んで下さった方はお久しぶり。1から続けて読んだという凄い方は初めまして。月城 柚とかいう者です。こんな、無駄に文字数が多い小説を読んで下さって感謝感激の雨嵐です。

今回の主人公は焔斧槍(オベリスク)。黒髪ロングな怪力少女の主役っぷりは如何でしたか?





さて、今回のキーワードは『十字教』と『忍者』。コンセプトは『(ミステリー)』です。最後にミサトが抱いていた疑問は勿論、物語の中で他にも色々と謎を敢えて解決させずに残してみました。伏線バッチリです。

それでは毎度お馴染みの魔術解説に行ってみようと思います。

まずは、誰もが知っているであろうルーン魔術。文字を組み合わせて言葉を作るのではなく、文字自体に意味が宿っているとかいうアレです。占い雑誌にはおまじないとして載る事が多いですが、書いておまじない成功という訳ではありません。文字の角度を精密に描かなければ効果は得られません。精密な技術が必要になる訳ですが、作中でミサトが言っていた様に、ルーンは初心者向けの魔術ですので是非お試しあれ。

次に召喚術。RPGでお馴染みの魔法です。一般のイメージは半径二メートルはありそうな大きな円に五芒星(ペンタグラム)六芒星(ヘキサグラム)を描いてエーロイムエッサイームエーロイムエッサイームでバランガバランガする、というものでしょうが、西洋も東洋もそこまであからさまな事はしない様です。そもそも魔方陣というのは、魔術の構成を手助けする一種の補助装置であり、必ずしも必要という訳ではありません。自動車のオートマとマニュアルみたいなもんです。この魔方陣講座はまた今度したいと思います。

で、話を召喚術に戻しますが、結構身近に召喚術は存在します。

コックリさんやエンゼル様、更に一般的に言えば盆踊りがあります。集団で(サークル)を形作り、緊張感により術者を一種のトランス状態にすると言う事を挙げれば、これらの相違点は規模だけです。コックリさんは規模が小さい分、鳥居を設けたり集団の(サークル)の中に一〇円玉を置いて円を二重にしたりして呪術的な要素を高めていますし。

ちなみに、夏に行われる花火大会など。あれもルーツは死者の魂を迎える為の儀式だったりします。というか、日本の行事の殆どは霊を卸すイタコの様な召喚術に由来する訳ですね。

で、今回調べた上で私的にガッカリした、五方遁術について。某忍者マンガスキーな方各位へ、ごめんなさい。先に謝っておきます(遅い)。

水遁の術や土遁の術はともかく、火遁の術は火を吐くものだと僕は信じていたのですが……あれって手持ち花火みたいな物で敵を威嚇し、時には爆弾みたいに使って逃げるだけの様です。

忍者には上中下のランク分け以外にも、陽忍や隠忍という種類がある様です。隠密能力に長けた隠忍、戦闘能力に長けた陽忍という区別で、かの御庭番は陽忍に分類します。

で、調べれば調べる程に地味な話に陥りまくり、そこはかとなく悲しくなってくる忍者話。せめて何か出来ないものか……と思い、結局、某忍者マンガの影分身しか思い浮かびませんでした……。

後半に極彩色(ランダムカラー)が行った偶像理論(テレズマ)

これは神や天使などの象徴を記す事で、その力の〇・〇〇〇〇〇〇一%程度の力を引き出すというものです。例えば十字架。プレハブの教会に取り付けられた物を始め、ロザリオやペンダントと世界中には様々な十字架がありますが、それら全てが聖人を磔にしたゴルゴタ十字(カルヴァリオ)ではありません。これはあくまで似た物を使う事で、本物の力を引き出すだけです。

氷狼(フェンリル)は北欧神話の神様で、極彩色(ランダムカラー)は雪の狼を喚び出す事で偶像理論(テレズマ)を使用しただけです。

時雨沢の影分身は、自分と同じ存在を生み出す事で自らの力を分け与えた訳ですね。……と、尤もらしい事を書いてみましたが、実は何も考えてませんでした。影分身と偶像理論(テレズマ)を今、即席で無理にくっつけてみただけです、ごめんなさい。お願いですからパソコンやケータイを投げたりしないで下さいね。僕には弁償出来ません。

それでは改めて謝辞をば。

我が悪友・I田くん。この間は酒の席を奢ってくれてアリガトウ。社会人って金があるんだなぁ……僕は君に何も奢れない(笑)ま、近い内にまた再会しようではないか。

我が悪友・M野くんこと、このサイトで活躍中の虎塞氏。最近またボチボチ更新始めた様で僕は嬉しいよ。私的に詩的な技術を指摘してほしいものだ。皆さんへ、謝りません。

そしてこのサイトで『大』活躍中の4&4Kさん、もとい心の師匠。更新の度にメッセージを送っていただき、非常に感謝感激で恐縮しまくりです。ご指摘や感想を毎回嬉々として読ませて頂いており、本当に作品作りの参考になります。

同じくこのサイトで『大』活躍中のKさん。深い陰陽道知識などなど、マジで(マジとか言うな)尊敬に値します。Kさんと魔道(魔術ではなく魔道)のお話をしている時が、最近の僕の密かな楽しみです。僕の周りにゃ話の合う奴誰も居やがらねぇ!

最後に、このサイトを運営しているウメ様、そして読者の皆様に特大の『ありがとう!』を。

うわぁ、何か後書きの文字数がとんでもねぇ事に!?と思いながら、

今回はこの辺りで失礼します。次回またお会いしましょう。









ちなみに、世界の狭間は一周年を迎えました。飽き性の僕がここまで長く続けられるのは、一重に皆様のお陰です。

それにしても……一年。色々な事がありましたよ、本当に。もう、何も思い出したくないくらいに……。高校を卒業する際に、点数が足りずに留年しかけたりした過去を主に。

まぁ、そんなこんなでいい加減な作者ですが、これからもお付き合い下さいませ。









前回にお知らせした『世界の狭間の短編云々』の話ですが、短編と言うより番外編になりそうです。というかなります。また無駄に長くなりますごめんなさい。

キャラ募集に関しては、常時受け付けております。『こんな魔術ねぇの?』や『こんな魔術作れやボケナス!』等、ちょっとしたアイデアで構いませんので、どしどしご応募下さい。『どしどし』ってどんな表現なんでしょうね?擬音?









次回は世界の狭間・番外編、『セカイノハザマ(暫定タイトル)』になります。こちらはあくまで番外編ですので、『世界の狭間』登場人物(キャラクター)団体(グループ)出来事(ストーリー)等とは一切関係ありません。

次々作はまた本編に戻りますが、もしネタ募集が多いようでしたら、なるべく番外編の創作を優先させて頂きます。ネタ投下、お一人様の制限は御座いませんので、幾つでもどうぞ。慢性的ネタ不足の作者は大変喜びます(笑)

この辺で〜とか言いながら長々と失礼しました。

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