表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

②こんな人もいる

大学に入学して間もない頃、ある人と二人になることがあった。その人をここではAと呼んでおこう。Aの諸情報を与えよう。特殊な入学方式で入ってきた。頭がキレる。このくらいだ。

Aは面白い人だ。Aは私に色々なことを話してくれた。大学に入学してすぐの時、ある会があって、Aはその会に遅刻した。私は、初日からすごいな、と思った。Aが言うには、犬の散歩してたら、犬がぐずったというのだ。まぁ、分からなくもない。Aのファーストインプレッションはこの遅刻だ。私はAのことをポンコツポンコツいってイジっていた。

しかしAは名門の中高一貫出身で、実際賢い。今でもポンコツ度合いと、知性のギャップに驚かされることが多い。

Aは中学の話をした。Aいわく、「中学のコロナ禍の時は楽だった」と。何故か?と聞くと、Aは、「登校が任意だったから、『コロナ怖い』って言ったら休めた」と。単純な論理と結果に私は笑ってしまった。

本当にAは面白い。私はもっと知性に満ち溢れた答えを期待していたのだが...。拍子抜けだった。コロンブスの卵くらい。

こんな人もいるんだなぁ、と思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ