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ある夜の夢

作者: 文月優

 話したいことは沢山あるのに、実際に話そうとすると言葉がでてこない。それは私が臆病だからだ。内に渦巻く感情や葛藤を外にだせば、その言葉は誰かに届いてしまう。私はそれを望み、それを怖れている。私は誰かにこの気持ちを知ってもらいたい。そしてできることなら共感してもらいたいと思っている。けれど反応されるのが怖いと感じる私もいて、それは私の悩みでもある。内気な私は、基本的に開放的な気分になることがあまりない。自分の弱さ故に、自分を守る必要性を感じることが多い。もとより人間関係を築くのが周りの人と比べて苦手なので、いつも私は取り残されている感覚に襲われる。仲良くしたくないわけではない。しかし結果的に私は単独で行動するようになっている。初対面から少し知り合って、仲良くなろうという時に壁を作ってしまって、離れてしまう。どうしてもある一線から内に他人を入れることができない。それは恐怖に近い。


 他人は恋しい。話すと楽しい。一緒にいると幸せを感じる。けれど同じくらい心理的距離が近くなると恐怖を感じる。闇が足を這い上ってくる感覚、とでも言えばいいだろうか。そうなると、もうその人とは顔を合わせたくなくなる。嫌いになったわけではない。けれど私はその人がもう怖い。だからもう会えない。つまりは自業自得なのだ。私が最終的に一人で行動するようになるのも、全ては私が招いたことで。他人に考察してもらうまでもない。けれど私は、それでも人と仲良くしたいと思っている。おかしいと思うだろうか。私はずっと、こんな自分がおかしいと思ってきた。けれど私は人が嫌いなわけじゃない。それだけは確かだ。人は良いものだ。少なくとも、私はそう思って今までこの世界を生きてきたと思う。私は人の良い面だけを見ていたい。ドロドロとしたものは人間誰しも持っている。私もあるし、人ならきっとあると思う。それを真っ正面から向き合える人に、私は敬意を表する。今の私にはそれに向き合う勇気がない。

こんばんは、お久しぶりです!ちょっと長かったような、やっぱり思い返すと短かったような春休みももうすぐ終わり、来たりくる春学期。頑張ればなんとかなりそうだということが解りましたので、今年も頑張りたいと思います。皆様の御健勝ももちろんお祈りしております。一緒に頑張りましょう!!

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