#9 マモル、家を買う
あの大金を貰ってから、1ヶ月程経った。
その間、なんにもしていなかった訳では無い。
俺はあの魔物の、在庫を全部売り終わったのだ!
なんか達成感がやばい。
そして売却の合計金額が、白銀貨10枚!
カレラの父から貰った金がなければすごい多く感じたんだけどな〜。で、今の所持金が白銀貨760枚だ。いや~もう、カレラ様様。
それともう1つ。とうとうランクがCを超えたのだーー!!!!そのランクがなんとA。
俺もこれを最初に聞いた時は、えー!(A)ってなった……すみません。
なんでこんなに上がったかと言うと、俺が無意識に狩っていた魔物の中に特殊個体が何体かいたらしい。
特殊個体とは、ざっくり言うと見た目が少し変わり、強いってやつだ。
全然気づかなかった。
まあ、それを見せたらこんなにランクが…
そして念願のクエストに行ってみたが、つまんなかったので……やめた。
それと、Aランク以上は国からの依頼もあるらしい。実に面倒くさい。
まあ、そんなことはどうでもよく、今日は何をするかと言うと、そう。
【マモル、家を買う】
だ。え?なんでかって?そりゃ欲しいから。
まあそんな訳で不動産的なところに早速いきますか。
「こんにちは~。」
「おう、家買うのか」
店に入ると、ドワーフっぽい身体がガッチリしているおじさんっぽい方がいた。
「はい、そのつもりで来ました。」
「大体は、どんな感じか決めてきたか?」
「はい、大きくて、ここから離れた物件ってあります」
「んー?何件かあるぞ…ほれ」
と言って出された物件の一覧を見てみた。
見てみたところ良さそうなのが3件ほどあった。
紹介がてら決めていこう。
1つ目は、この街から4キロほど離れていて、家の大きさはそこそこなんだが、少しボロいと言うか庭も小さい。これはダメだな。あと、もうちょっと離れてて欲しい。
2つ目は、ここから10キロほど離れており、外見はヨーロッパ風で結構でかい。そして何より庭も大きい。中々の値段がしそうだが、この世界の家の値段がわからんからな。
3つ目は、ここから10キロほど離れており、家と言うよりはお城の小さい版的な感じ。にはもまあまあ広く。だが、人が滅多に通らなく寂しいところらしいようだが、俺にとっては実験などもするであろうし、その方がいい。
と言って結局3番目の物件を買うことにした。
「ここがいいんですけど、いくらですか?」
「そうか。ここは白銀貨150枚だから何年払いか……?」
「一括でいいですか?」
え、こんなに安いんだ。こんな広いところが1000万円だゾ?金に余裕もあるし一括だ。
「はいはい、一括…って、はァァァァ!!?じょ、冗談はよしてどうする?」
「一括で」
「え、おま、本気で言ってんのか?金あんのか!」
「まあ、はい、」
「まじか。一括なんてのは初めてだぞ」
「そうすか。あ〜あとこの周辺の土地って買えますか?」
「あ、ああ」
「じゃあ、ここから1キロ×1キロの土地ください」
こんな大雑把に決めたけど買えるかな?
「あ、ああ、いいが……」
「ここら辺の土地は何年も手入れがされてねぇ。
辛うじて街から5キロほどの距離まではされてるが。もし買ってくれるんだったら5キロ×5キロで白銀貨100枚にするが……」
「買った!!一括で」
「ほ、ホントか!よ、余程金があんだな…」
「まあね」
なんてことがあり、無事家を買うことが出来た。
そして今の所持金は白銀貨510枚になった。
そして、店の店主に言われたんだが、これだけ広いと、手入れも大変だろう、奴隷なんかでも買ったらどうだ、と提案されたが、魔道具を作ればなんとかなるだろうと思い、断った。
そして、一旦その土地と物件を見てきて、
ここからは俺の土地という印を付けてきた。
そして、鍵はもらって来たのだが、掃除や手入れを済ませてから住もうと思う。まあ、家の方は手入れされてたようだし、土地中心か。
まあ、今日は宿で休むとするか。
~~~~~~
「ふう、早速行くか。歩くのも面倒だし転移してみよう。あと、いちいち創造すんのもめんどいからイメージしたやつを創造するようにしておくか」
ポチポチ・・・よし!
『転移!』
そして買った家の前へと移動した。
よし、成功だ。おお、改めて見るとデカイな。
まず内装から見ていくか。
そして俺は、家の中へと入った。
期待して入ってみると
まあ至って普通の装飾がしてあるだけだった。
この方が落ち着くしまあいいか。
とりあえず、間取りを説明していく。
この家は全部で3階あり、1階は、入ってすぐは、広間があり、目の前には階段、右側には厨房、客室があり、左にはトイレ、大きめの部屋があった。
(1階と同じ視点で)2階は 右側に風呂、トイレがあり、左側には、大きい寝室があった。
そして3階には、階段を上がって後ろをむくと、大きな窓(玄関側)があり大広間、リビングがあった。
これは軽くまとめたもので、実際はもっと色々なものがある。
まあそれは日を置いて。
それにしても、明かりがないらしく、部屋ごとにシャンデリアのような魔道具設置して、明かりが夜になるとつくようにした。
それに他にも至る所に魔道具を設置した。
次は土地だ。物件内の土地と買った土地を土魔法などで綺麗にし、全面タイル張りにした。そして土地の入口には門の形をした、魔道具を設置して、俺が許可したやつ以外が入れば俺に警告が来るシステムになっている。
そして、周りには、柵的なものも設置してみた。そこにも、警告システムが適応されている。
なんか街みたいになったな。街にでもしようかな。冗談だが。
それにしても、こんな広い土地1人で使いきれるか?
まあ、そこら辺はボチボチ…




