#8 金儲け
短くなりました。
「こっちだ」
「失礼致します。」
おぉ、ここは客室だろうか。客室だけでも、さっきの広間程度あるぞ。でけぇな。
「改めて礼を言わせてもらう。この度は本当にありがとう。」
「いえ、当たり前のことをしたまでですので」
「これは、感謝の気持ちだ。受け取ってくれ。」
と言い、カレラの父は少し膨らんだ、小袋を出した。それを少し開け覗いてみると、白く輝く丸いものが大量に入っていた。
(ナビ!これはなんだ…)
「はい。これは白銀貨というものです。」
これが白銀貨なのか、めっちゃ高級そうじゃん。
ここはちょっとカッコつけとこ。
「いえ、こんなもの受け取れません…」
「いやダメだ。これは必ず受け取ってもらう。」
「いえ、本当に…」
「そうか。そこまで言うなら。無理やりやっても、あれだしな。」
え?え、貰えないの?
「だが。カルラ、さっきシェインも助けて貰ったと言ったな。」
「はい、」
「これはその分も入っている。受け取ってくれ。」
「……分かりました。有難く受け取らせていただきます。」
うわ~。危なかった。
「君名前はなんと。」
「すみません。答えられません。」
「そうか。それじゃその仮面も外せないか?」
「はい。すみません。」
「まあ、いい。そうだ。カルラ、シェインは具体的にどのように助けられた?」
「はい。シェインは盗賊にお腹を刺され、致死状態でした。ですが、この方が桃色の回復薬をシェインに飲ませると、シェインは戦闘前よりも
顔色が良くなり、傷もあとも残らず、治りました。」
「全快だと!?そ、そんなポーションがあるのか…?」
「はい。私は確かに見ました。」
「君、今それは持っているか?」
「まあ、一応…」
「ぜ、是非見せてくれ……!」
俺は懐からポーションを1つ取り出し、机に置いた。
「ほ、本当に桃色だ…!こ、これをいくらで売ってくれる!?」
え、売るの?フッフッフ。とんでもない値段つけちゃお。
「はい、この薬効はとんでもないものですので
そうですね……1つ白銀貨…50枚でしょう。」
「そんな値段でいいのか!よし、15個頂こう!」
えぇぇぇぇえええ!!!
500万円をそんな値段?やばくね?それにそれを15個!?え、日本円で7500万!?うわ~。
やべぇ。
「は、はい。これ。」
「おお、すごい!!お~い!」
「はい、何でしょう。」
客室のドアを開け、使用人のような人が出てきた。
「おい!白銀貨750枚用意しろ!今すぐだ!」
「はっ!」
数分して、
「こちらになります!」
「彼に…」
「お、お受け取り致します。」
「君、今日は本当にありがとう。」
「いえ、こちらこそ…」
「おい、見送りを」
「はい!こちらです。」
ふんっ!あ、思ったより軽い。いやそれは無いか。そんな大金どうすれば……アイテムボックスに入れとこ。
「ありがとうございました。」
「「またの機会に!」」
よし、ここなら誰にも見られんだろう。
俺は身の前に巨大なアイテムボックスをだし、その中に貰ったマネーを入れた。ついでに仮面も。
ふう、使い道はどうしようかな。家、とかでもいいなぁ。まあ、また今度考えよ。
あ~、クエスト受けたいから、在庫売ってランクでも上げとこ……




