表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

#7 盗賊退治





「キャァァー!シェイン!シェイン!」


シェインと叫んでいる。人の名前だろうか。

お、見えてきた。見えてきた。

ん…どうやら、大きい高そうな馬車を10人ほどで、襲っているようだ。

よし、そろそろ行くか…



着くとそこには、馬車の中で怯えている、少女と

その馬車を囲むように3人の護衛のような人達が盗賊と戦っていた。そのうちの一人は腹を短剣で刺されたのであろう、重症を負った様子であった。

そして俺はわざとらしく、盗賊に声をかけた。


「あのぉ〜、こんにちは~。これは今何してるんですかね?」

「ワッ!なんだお前見ればわかるだろ!見られちまった以上生かしておく事ァ、出来ねぇ。

野郎ども、殺っちまえ!」


盗賊のリーダーらしきやつが声を上げた。


「ほう、この私に向かって敵対してきますか。

いい度胸です。血祭にしてしまいましょうか。」


一応、仮面被ってる時はこんな口調で喋ってみる。


「んだと!?ゴラァ!殺れェ!」


3人の男が短剣を持ち、こちらに向かってくる。

1人の男が、俺の顔目がけて短剣を振りかぶる。

直後俺は、ローブで身を隠した。そして、とんでもない速度で、男の後ろへ回り、頭を抑えそこに獄炎魔法で作り上げた、溶岩を放出する。

すると、男の体はみるみるうちに、溶けていき、

最終的には骨の欠片の数個しか残っていなかった。

我ながら、これはグロかった。だってもう目ん玉とかが……ここから先はやめておこう。


残る他の盗賊はと言うと、今目の当たりにした現実に恐怖を覚え、ブルブル震えているだけだった。あとは簡単。威圧で気絶でもされりゃ、騎士団とかが駆けつけるだろう。


『威圧』


ドサッ!ドサドサッ!


よしこれでいい。任務完了…


「あ、ありがとうございます…あなたは……?」

「いえ、名乗る程のものでもございませんので。」


決まったァァァ!!かっこ……


「シェイン!どうしたの!シェイン!!」

「お…嬢様……無事だったの…ですね……

あ…なたは…………ありがとう…これで安心して

あの世に……いける…………」

「シェインーー!!!!」

「そんなことはさせませんよ」


俺はアイテムボックスから【回復薬・極】を取り出した。


「シェインさん、これを飲めますか?」

「…はい………」

「こ、これはポーションですか?」

「はい。それではこれを…」


俺は回復薬をシェインさんの口元へ持っていき口の中へ少量ずつ入れていき、飲ませた。

すると……


「ゴホッ…ゴホゴホッ!!」

「シェイン!?」

「お、お嬢様!」

「ふう、良かった。」

「あ…なたは一体何ものなの?」


生き返ったようで安心した。お腹の傷も跡が残ることも無く、消えていった。さて、帰ろうk…


「あなた、是非私の屋敷に来てください。お礼がしたいのです。たとえ断っても、このことを父に言ったら世界中どこへでも探し回るでしょうが。」

「逃げられないってわけか。だが、たとえ君のお父さんの前だとしてもこの仮面は外せない」

「いいでしょう」




そして俺は、この綺麗な馬車に乗りその【屋敷】とやらに行くか…










パカラッ!パカラッ!


「つきましたよ。」


どうやら着いたらしい。さてどんな屋敷なのか見てみようではないか……って


「えぇっ!!!ここ、お城じゃん」


お城、と言うのは俺が普段生活している街を取り締まったりしているであろう所だ。入口の反対側にあるのに入口からでも見える、超でっかい、城を、俺は、お城と呼んでいた。


「そうですよ。私のお父さんは大公爵であります!」


めっちゃ誇らしげに言うやん。

それにしてもでけー。


「早速中に入りましょうか。」





室内への入口であろう無駄にでかい扉を開ける。

すると、そこには普通の家1件分位の広間があった。その正面には、階段があり、赤いカーペットでここから繋がっている。


「こっちです。」


と、お嬢様が言った……お嬢様?あ!名前聞いてなかった。


「あの~」

「なんですか?」

「名はなんと仰るのでしょう。」

「あっ!あ、これは申し遅れました、私

カレラと申します。」

「ほお。」


こんな会話をしながらしばらく歩いていると…


「カレラ、そのお客様はどなただい」

「この人は、私とシェインの命の恩人なのです」

「それは誠か!?これはとんだ無礼を」

「いえいえ」

「とりあえずこっちの部屋で話そう」


と言われ、俺は案内された部屋へと入った……















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ