#6 剣
よし、そろそろ金を補給しよう。あと、少し宿も変えよっかな。
「こんにちは。魔物狩ってきました。」
「あ、マモルさん。いつもご苦労様です……
マモルさん今日からあなたはDランクです。」
「え?なんで急に、Eを飛ばして…」
「マモルさん、普通F,Eランクの人は街の雑用を手伝ったりして、ランクが上がっていくんです。
それをマモルさんは、ギルドに来る度、魔物の買取をやっているんです。
なので本日からマモルさんはDランクに昇格となります。おめでとうございます!」
「あ、ありがとう」
そうだったのか。知らなかった。
それより買取。買取。
「それよりこれ」
「はい。金貨3枚です。ほんとに凄いですね…」
「それより、来る度に気になってたんだが、あそこのボードに貼ってある紙ってなんなの?」
俺は、以前から気になっていた、受付の横にあるボードのことを質問した。
「あ〜、あれはCランク以上の方達専用のクエスト内容です。Cランク以上にあがって受けたいクエストの紙を受け付けまで、お持ちくだされば、クエストが受けれます。Cランク以上の方たちはクエストをクリアして、ランクを上げています。」
「へぇ、そうなんだ。説明ありがと、」
「いえ」
俺もクエスト受けてみたいが、Cランク以上になんないとダメなのかあ。
まあ、この調子で、魔物を持っていけばそのうち上がるだろう。
そう言えばやりたいことがあったんだ。
それは、ポーション作り。なぜかと言うと、前に行った、装備店のそばにポーション店があったのだ。それを見て、作ってみたいと思ったのだァ!
あ、別に回復のポーションとか作っても、魔法に回復があるから、意味ないんだけど、ここも…
ロマンだよね。うん。
まず、薬草。敵を狩った時に一応拾っといたものだ。これと、水。魔法で出すか。
よし、あとはビン。
「『創造』ビン」
よし、イメージどおりの、フラスコ型のビン。
ちょっと多く作りすぎたかもしれないが、気にしない。
薬草と水を混ぜ合わせ、フラスコのビンに入れて。おお、色が変わってきた。ん?これは桃色か?鑑定してみよう。
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回復薬・極
人類の技量では到底及ばない、回復薬。
怪我はもちろん、戦死して死んだものの傷口へ垂らすと、生き返ってしまう。寿命で死んだものには無効。が死ぬ前に飲めば5年寿命が伸びる。
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やばいものを作ってしまった。まあ、一葉なんかあった時のために大量に作っておくか。
「よし、これで終わりか」
大体、500本のポーションを作り終わった。
達成感がすげぇ。
これを全部アイテムボックスにしまってと。
そうだ、アイテムボックスを懐のどこに置いておけば、怪しまれず、色々ものを出せるんじゃないか?魔物は除外。
そうしよう。そしたらこの装備をローブに変えよう。
「革の鎧 変化 黒のローブ」
「革の靴 変化 黒のブーツ」
よし。こんなもんか。
そうだな、装備があって武器が無いってのはおかしいな。剣でも作るか。
「『創造』長剣」
「『能力付属』」
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名前 長剣
アビリティ
HP超回復
MP超回復
衝撃無効
修復
全斬
属性纏
極刃
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こんくらいでいいか。
この剣の性能、森で試してみよう。
「お、いたいた。」
目の前には、ゴブリンが3体いた。
「ウギィ!!」
「キキャァ!!」
「コギョー!!」
「うる……裁!」
剣を一振りすると、ダメージはゴブリンのみに納まらず、周りの木々もなぎ倒されていた。
「やべぇ、な」
そうして俺はしばらく歩いていると…
「きゃぁぁぁ!!」
なんだ!今の叫び声は!あっちの方か…まてよ。
これよくある、[助けたら、まさかのお姫様で、屋敷に連れてかれお礼される]パターンじゃね?
一応、
「『創造』奇妙な仮面」
これをつけて行こう。
あれ、てか、あっちの方って森だっけ?
まさかの盗賊?まあ助けない訳には行かない。
「はぁ~」
とため息を漏らし、声がした方向へ行くのだった。




