表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

君に恋をして

作者: 暇人さん

初めて書ききったこの短編小説。

ヘンテコな所は多いと思いますが何卒よろしくお願いします。

恐怖要素をいれたので苦手な方はご退場をお勧めします。

私はこんな言葉を言われた事がある。

小学生の入学式で「ここにいる人は七億五千万分の一の確立で会ったのです」ってね。

人はそれを、奇跡とも必然とも偶然とも結果とも運命ともいう。

あなたはどれだと思う?奇跡?必然?

今すぐは決められないだろう。では、ある事件の話をしよう。





男はただずんでいた。友達って呼べる人がいなくて、暇で、つまんなくて、寂しかった。

皆とうりすぎる中、女だけは「何してるの?」って話かけた。

「君、誰?」

「私?私は小林鈴っていうの。」

「僕に何か用か?」

何より驚いた。男は虐められていて、皆男から距離をとった。だからいつも人と僕の間にみえた。

「用があるわけじゃないけど、君が寂しそうにしてたからさ!だから・・・」

「だから?」

「遊ぼうよ!」

男に差し伸べられた手に君の屈託のない笑顔は、壁など微塵も感じさせなかった。

そんな淡い記憶の1ページ。

その後、男たちはよく遊び、そして笑った。

楽しかった。こんな時間が永遠に続けば良いのにと思った。けど、もの事には必ず終わりが来る。

何があったのか、それは彼女は・・・鈴は交通事故で死んだのだ。

しかし、彼女の死には謎が多い。

ひいた運転手は、ハンドルがかってに動いたという。そして、遺体が一人でに動き、後、遺体は消えたのらしい。

その理由を知る者は一人しかいない。その一人というのはまぎれもない、今まで話してきた男だ。

理由を知ったのは鈴が死んだ、すぐ後だった。

鈴がひかれた事がショックで一時的に男は意識を失っていた。

視界が復活し、目が見えるようになった男は驚愕した。

鏡に写った自分は口が裂けるのではないかというほど、ニヤリと笑い。

そして男は鈴の遺体を、ズル・・・ズル・・・と運んでいたのだ。

また、男の口から発せられて言葉も男自身を驚かせた。

「待っててね、鈴。今、一つになるから・・・・鈴は、僕の物。」

体はゆうことを聞かない。ただ、どこかわからない目的地へと運んでいく。

ズル・・・・ズル・・・と。

そして、たどりついいた先は、墓だった。

そこには男の名前が刻まれていた。僕はその後、穴を掘り、鈴を埋めた。

そう、男が鈴を殺したのだ。男は元々虐められ、自殺していて、鈴を永遠に手にいれるために殺し、此処まで運んで埋めたのだ。


ーーーー小学生の入学式で「ここにいる人は七億五千万分の一の確立で会ったのです」ってね。

人はそれを、奇跡とも必然とも偶然とも結果とも運命ともいう。

あなたはどれだと思う?奇跡?必然?僕は君と会った事を・・・


君を殺してしまったから、悔やんでいるよ。絶望だと思っている。

でも、



        「君が永遠にいる、それでいい。それさえあればいい。」



                 

人との出会いはいい事ばかりではない、あなたが会ったのは幽霊であなたは殺されてしまうかもしれない。

ではもう一度問います。


では、あらためて聞きます。

「ここにいる人は七億五千万分の一の確立で会ったのです」って人は奇跡とも必然とも偶然とも結果とも運命ともいう。

あなたはどれだと思う?奇跡?必然?

それとも、恐怖への第一歩ですか?







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] そのまま朗読形式にしても効果の出そうな文章ですね。 いやぁ、恐怖にもいろいろあると思いますが、この作品の恐怖は、何と言いますか、一種のうすら寒さを覚えるような、そういう怖さですね。 出会い…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ