詩 失敗すると、やばい
掲載日:2026/05/22
失敗すると、内心、汗をかく。
「やばい」と思う前に、身体が反応してしまうのだ。
それも少しの量ではない。
滝が流れるように、冷たくひんやりしたものが、背中を伝っていく。
悪いのは自分だから、一生懸命、謝る。
しかし、自分のドキドキは止まらない。
失敗すると、怒られるとすりこまれているのだ。
だからミスしないように、気をつけているのに、気をつければ、気をつけるほど、失敗してしまう。
自分でも「何で?」と思うが、どうしようもない。
緊張が高くなっていく。
しかし負けず嫌いの自分も少しはいて、何とか踏ん張ろうとする。
ガミガミ、ガミガミ。
「はい、はい」と小声ながら耐えていく。
冷たい身体は死んだように固く、まるて幽霊にでもなったかのように、頭の上で第3者の目で見ていく。
あ、怒るのが終わった。良かった。
ぎこちないロボットのみたいに歩き、1人になる。
気持ちを立て直したかった。




