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英雄王レオ・アウルム  作者: 轟十六夜
第一章 北の雪原
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夢見る少女

ーーー夢を見た


 巨大な雄馬が雪のドームを破壊尽くす夢。

 白銀の世界が赤に侵される。


 雄馬が私を喰らわんとその瞳をこちらに向けた時、その背に三つの影が見えた。


 一つは黒き巨大な狼

 一つは金色の獅子

 一つは蒼白の一角獣


 そのケモノたちはドームを破壊尽くす雄馬たちをことごとく討ち倒す。

 

ーーー目が覚めた


「お嬢さん、逃げろ!奴らが来た!」

 

 昨日治癒の奇跡をほどこした男性が血相を変えてそう言う。

 私は彼の言葉に飛び起き、近くにいた女性や子供を連れて逃げ出す。


「ご武運を!」


 ミティスの野太い断末魔と金属同士の甲高い音が聞こえる。

 私はただ祈ることしかできなかった。 

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