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新たな仲間と旅の始まり

今回は短めです。

「いやー、さすがは師匠のご主人っすねぇ〜!見る目があります!」

「当然であろう!そして師匠と呼ぶな!」


結局連れてきてしまった…


話は少し前に遡る


「あ、そうだ!兄さん、フェンリルテイム出来るほどのテイマーなんだろ?」

「一応?」

「ならよ、俺もテイムしねえか?今テイムすればここから抜け出す案内もするぜ!」

「いや、殺されかけた奴をテイムするとか怖すぎだろ!」

「いやーあれはーそのー防衛本能と言いますか…フェンリルが近づいてきてきが動転してたと言いますかでして…すいやせんしたっ!」

「そうです主!こんなやつ放っておいてさっさと行きましょう!」


ただこいつなぁ、権三郎の技喰らってピンピンしているのを見るに相当強いんだよなぁ…

そして道案内もかなり魅力的だしな…


「くっ、メリットが多すぎる…」

「そうでしょう、そうでしょう!さ、さテイムしちゃいましょう!」

「権三郎それでもいいか?」

「あ、主人がそう仰るのであれば、致し方ありません…」

「じゃあテイムするぞ」


魔法みたいに唱えればいいんだろうか?よし、


「テイム!……あれ?」

「あ、名前のある魔物は名前を言う必要がありやしたね。」

「やっぱり魔物にも一人一人名前があるのか?」

「知性がある一部の魔物だけですがね、親の名前を少し変えて引き継ぐんっすよ」

「お前の種族って思っていたより頭いいんだな…」

「どういう意味ですか!?」

「ま、それは置いといて。さてとウサギくん、俺に名前を教えてくれ」

「あっしは魔獣 蹴兎、デムス・ドロニスの息子デン・ドロク!」

「じゃあいくぞ、テイム!蹴兎 デン・ドロク!」


おお!なんか魔法陣が出てきたぞ!


『蹴兎 デン・ドロクのテイムが完了しました』

『テイムモンスターが増えたことでテイマーレベルが2にアップしました。これにより新たなスキル魔力譲渡を獲得しました』


「よし、テイム出来たみたいだな!」

「ありがとうございます!ご主人!」

「主様の厚意でついて来させるが主様の第一の従者は私だ!わかったな?」

「わかりやした、師匠!!」

「んじゃ早速案内してもらってもいいか?」

「了解っす!って言っても案内って言えるもんじゃありませんがね」

とドロクがそう言いながら勢いよく飛び上がって天井に向かって足を振り抜いた

「ドガンッ」

「もういっちょ!」

「ガラガラガラ」


そして、天井が砕けた…はい?

何で蹴りであの厚さの天井が砕けんだよ!

ステータスを見るまでもなくこいつもバケモンかよ…


「さ、行きましょう!師匠は届きますよね?ご主人は俺が背負っていきますので安心してください!」

「主を運ぶには貴様はまだ早い!主は我が運ぶ!」

「いや、そう言いましても師匠じゃ主背負えないでしょう?」

「ならば咥えていけば良いだろう!」

「流石に二回目は嫌だぞ」

「ぐぬぬ…何かいいスキルは!」

「あ、そうだ権三郎人化ってスキルでどうにかなるんじゃないか?」

「!?そ、その手がありました!」


こいつもドロクみたく犬の顔のままイケメンになるのだろうか…羨ましい


「スキル!人化!」


うわっ、こう言うスキル毎回かなりの強さで光るのやめてくんねぇかな

そんで、権三郎は…案の定イケメンですと。


「おお!これが人の視線!なかなか新鮮ですな」

「お前もイケメンになってるのはいいとして何でお前は服がついてるんだ?」


権三郎はなぜか執事服にガントレットのようなものと足にアーマーのようなものがついた服を着ていたのだ。

そう、今まで触れて来なかったがドロクは今、全裸なのである!早急に街で服を買わなければ…


「おそらくですが『執事補正』の効果ではないかと」

「便利すぎん?」

「では、早くここを出ましょう!主よ我の背中に!」

「ああ!」


ここまで長かったけど、ついに俺と犬とウサギのまとも(?)な異世界生活がはじまる!

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