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プロローグ 〜オタク 近野龍司の場合〜

「いやー今月もザンプは読み応えがあるなあ〜」


まさか、前話からああもうまく繋ぐとは…さすがの展開力だな。

スッキリした〜なんだか風も気持ちいい!

ん?風?

……

………

さて状況確認だ、今俺は草原にいる。


「なぜに!?」


ついさっきまで俺は親が海外出張続きでいないのをいいことに作った堕落部屋(彼が作ったマット張りの床に400冊以上の漫画が収納された部屋である)で休日を満喫していたはずでは…


つまり、ここは俺の、否!全日本男児の夢と言ってでも過言ではない、異世界なのではないか!

まさか、俺の夢が叶う日が来るなんて…

と、俺が感動に打ちひしがれていると


「あーあー近野龍司君聞こえるかね?」


いきなり脳内に老人と思しき声が響いた


「は、はい!」


脳内に声が!これが異世界か!

まさか魔法や魔物も…


「私は君たちの言う神、のようなものじゃこの状況だが君なら薄々気づいとるとは思うが異世k「異世界転移ですか!よっしゃあぁぁぁ!」お、おぉ…そう、君は異世界に転移したのじゃ」

「ハッ、ま、まずい…」

「どうしたんじゃ?」

「俺のパソコンの中身が親に見られようものなら…俺は世界を超えて、死ねる…」

「はあ、なんじゃそんなことか、それならこちらで消しておいてあげよう」

「神様〜!まさに神!ありがとうございます!」

「このくらいお安いご用じゃよ。それで君にはこの世界で過ごしてもらうわけじゃが…」


こ、これはチートスキルが貰える流れ!


「神様!コピーと鑑定のスキル、そして魔法の力が欲しいです!」

「盛り上がってるところ悪いのじゃが…もう与える力は決まっておるのじゃ」


まあいいか、何か力ももらえるんだ、神様に感謝だな


「はあぁぁぁぁ〜〜〜〜」

「本音と建前間違えとらんか?」

「あれ?えっと、今のオフレコでお願いできます?」

「無理があるんじゃないかのお!?」

「神様あんまり騒ぐと血圧上がりますよ?大丈夫ですか?」

「誰のせいじゃ誰の!と言うか神に血圧なんぞないわ!」


便利な体だなあ…


「はぁはぁ、、さてと、長引いたが与える力は魔法を使える力と身体能力の向上じゃ、この世界でまあ強いくらいの身体能力じゃよ」

「まあまあかぁ」


魔法があるだけよしとしよう…


「いちいちめんどくさいのお、魔法は努力しただけ強くなるから、頑張りなさい」


「ならば…これはやはり戦闘で異世界無双系ではなく異世界知識で商業チート系なのか?それとも魔法の使える人の割合が…」


「聞いてない!」

「あ、どうしたんですか?」

「儂、神なのに空気!神なのに!…あれ、目から汁が…」


「そうだ、神様ー」

「な、なんじゃ!わしゃ泣いてないぞ!」

「これってステータスって見れますかね!」

「心の中でステータスと念じれば見れるぞ、他の人に見せたい時はそう念じれば良い」

「スキルとかはあるんですか?!」

「いきなりグイグイくるのお、何度も同じことをしたり何かのキッカケでもらえることがあるぞ」

「そうですか!」

よし大体確認したからよし!ここから俺の華々しい異世界ライフが始まるのか!

「まだ説明が…」

「あ、もう大丈夫です!ありがとうございました!さようなら!」

「雑じゃのお、まあ精々頑張って生きてくれたまえ」

「ありがとうございましたーー!!」


………………………………………


「よし!早速最初の街へ行くとしますか!」

「ワウッ」

「ん?何やら聞き覚えのある声が…」


まさか!


「権三郎!愛しのマイペットよ!お前もいたのか!」


と振り返ると


「ワウワウッ」


…巨大な四足歩行のバケモノがいた、ゴンザブロウ?


…終わった、俺の異世界ライフ

そんなことを思いながら俺の意識はフェードアウトしていくのだった…

初作品です!至らぬ点あると思いますが誤字等教えていただけるとありがたいです!

少しでも面白いと思っていただけたらブックマーク等していただきたいです!

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