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第1話:作戦会議

 皆さん!アンフィニ祐です。

 お久しぶりですね~ミリタリーアンフィニの新作を出します!

 ええ、ええ。

 活動終わってなんていませんよ。ただご友人はこの作品にかかわっていないのでアンフィニ祐とフリーガーファウストの合作作品ですが。


 皆様、初めまして、フリーガーファウストです。自分はミリタリーアンフィニのミリタリー兼血祭り担当です。皆さんは戦艦では何が好きですか?自分はビスマルク級のティルピッツですね。「アンフィニ祐:俺は大和」

( ' ^'c彡☆))Д´) ドゴッ


 アンフィニ祐です。ねえねえ見た見た?フリーガーファウスト氏の口調!

 なんか俺が初めて実力隠しの話を作ったときの俺みたいな感じじゃない?

 ですます構文!俺も最初はあんな感じだった!

 次第に癖がついてですます構文が外れるだろうなぁ……楽しみだ!

「宮中海軍少将。我々は他の艦隊と合流し、坊ノ岬へ向かうこととなる。今回の戦いでは大和を旗艦とする。頼んだぞ。」

「分かりました。樋内海軍中将。」

「作戦開始時刻は4月7日。つまり明々後日(しあさって)明朝(みょうちょう)0630だ。それまで付近で待機だそうだ。」

「発進時刻は・・・」

昨朝(さくちょう)1845だ。」

「随分と夜中ですね。」


 すると、士官が部屋に入ってくる。


「報告。米国より通信です。「話は聞いている。こちらからも支援艦隊を編成しそちらへ向かわせる。」との事です。」

「支援感謝すると伝えてくれ。」

「承知しました。」と言い士官が退室する。

「そうだ。宮中少将、そろそろ作戦室へ向かうといい。作戦会議が始まるころだ。」

「了解。」



 そうして作戦室に各艦長達が集められる。

 全員が所定時間に揃い、後ろから樋内中将が現れる。

 すると無言で全員が立ち上がり、樋内に敬礼をする。

 それにピシャリと敬礼を返し、黒板の前に立つ。

 すると全員の敬礼は元に戻る。


「今回、この場に皆が集まったことは非常に喜ばしいことだ。この戦争が始まって以来、戦艦に損害はなしということなのだから。」


 樋内は黒板に何かを書き始める。


「我々はこの戦争でまともに扱うような戦艦が9隻ほどしかなかった。しかし、本土防衛用の戦艦を動員してこの戦いに臨むこととなった。私からの命令はただ一つ。死ぬな。無駄死にだけはあってはならん。」


 樋内は咳ばらいをし、本来の話に戻した。


「まずは出欠を取らせてもらう。まず、大和型戦艦、4番艦紀伊艦長の樋内秀介(ひうちしゅうすけ)。私だ。本作戦の立案者は私だ。ただ、最終的な修正と艦隊指揮は彼、大和型戦艦1番艦大和の艦長。宮中正一(みやなかしょういち)少将が提督となる。」

「どうも、よろしくお願いします。」


 正一は席から立ち上がり、皆に向かって礼をする。


「ずいぶんと若いようだが。」


 一人の士官が正一に素直な疑問を投げかけた。


「今年で28になります。」

「本当にその階級は君の身に合っていると言えるか?」


 士官は訝しげに二人を見つめた。


「それはわかりません。実戦を通して初めて階級というものは付いてきますから。」

「中々、言うじゃないか。ただ、君の言い分は正しい。」

「それに、私含めて3番艦の彼女も秀介さんから学ばせてもらっています。」

「なるほど。あの方から。」

「ああ。彼らには目を見張るものがある。咄嗟の判断で何度も窮地を脱した実績すらある。」

「ほう。そうなのか。」


 士官たちは少し驚いた。


「2番艦武蔵艦長、早瀬(はやせ)少将。」

「早瀬だ。米国には私が連絡を取り付けさせてもらった。」

「少将、感謝する。」

「3番艦信濃艦長。小鳥遊明日香(たかなしあすか)大佐。」

「はい!」


 まだどこか幼気のある少女はその席を立つと周りに向かい、礼をした。


「また随分と若いな。」

「明後日で25歳になります。」

「その年齢で艦長とは・・・それに女性でか・・・。さぞ努力をしたのだろう。この調子で頑張ってくれ。」

「ありがとうございます!」


 幼気のある感謝をすると正面を向き、座った。

 他の艦長たちも挨拶をすませる。



「作戦説明を開始する。」


 秀介がそう一言を述べると全員がしんと静まり返り、秀介はそのまま続きを述べる。


「今回のモンストルムは全長2km、全幅350m級だということが判明している。」

「随分と大きいな・・・」


 どこからか小さな声が聞こえてくる。


「本作戦は、参謀本部の情報によるとこれさえやれば一旦この人魔戦争は終わるだろうとの報告が入っている。」

「なぜそうだと分かるんです?」

「最近はモンストルムの出現ペースがゆっくりになっている。そこで今回の大物だ。これで一旦打ち切りにし、一度休息を置くのだろうというのが本部の見解らしい。」

「だから全艦隊を動員か。」

「そういうことになる。」

「作戦の説明をしよう。」


 秀介がそう言い終えると黒板に紙が貼られる。


「まず我々は坊ノ岬付近にて待機し、他の艦隊の到着を待つ。」

「そして駆逐艦艦隊がモンストルムの付近まで接近、注意を引き付け、坊ノ岬まで引きずる。」

「そして艦隊は坊ノ岬まで来たモンストルムを背後から奇襲。これを撃破する。今回の作戦開始時刻は明朝0630より駆逐艦たちが引きずり出す。」

「そして駆逐艦より暗号が送られ次第、砲撃を開始せよ。」

「了解。」

「まずは大和型4隻による交互撃ち方。そこからモンストルムがこちらに詰めてくるだろうから丁字戦で大和型が砲撃、こちらに向き次第同航戦に持っていき、これを叩く。作戦は以上。皆の幸運を祈る。」


 そう言うと秀介は皆に敬礼し、皆も敬礼で返した。

 ちなみに2番艦の艦長の名前はすずらしい。

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