家庭内事件
そんな生活をしている中、我が家にとって大事件がおきました。
二階建てで1階がリビング…リビング?
来客用スペースみたいなもんだったと思います。
大きいテレビもそこにあったかな
急な階段を上がって右がキッチン、そこでご飯を食べる。
左側が皆で寝てた寝室です。
布団だったと思います。
そして恐らく両親が喧嘩してたとき
まだ歩きはじめたくらいのころです、声がしたからか寝室から出て両親がいるリビングに向かってました。
私が慌てて布団から顔を出し、廊下を見た瞬間に
弟がいなくなりました
うわぁあああああああああ!!!!!
おとんが叫びながら階段をダッシュで下がっていきました。
私は落ちたんだ、どうしよう、私が止めてればと怖くて布団を被って泣きながらじっとしてました。
本当に急な階段だったんです。一直線の。
布団から少し顔を出すと両親の慌てた声と泣いている弟の泣き声が聞こえます。
ああ、よかった生きてる…
ほっとした思い出があります。
ただ顔が血まみれでした。
結果的には鼻のすりむけ、前歯(乳歯)が無くなっただけですみましたが
あれから私は急な階段が苦手です。
急に目の前から人がいなくなる恐怖…今考えても震えます。
大人になって聞いた話によると時系列はこの辺であっています。
私と弟とおかんがおばあちゃんのところに住んでいたことがあります。
1週間…はいたのだろうか、期間は覚えてませんが。
田舎だったので周りには何もありませんでしたが
おばあちゃん家は大好きで、なにも考えずに遊んで普通に暮らしていたと思います。
ある日丁度、祖父母が買い物に行っていたときです。
おとんが車で迎えに来ました。
2人がなにか話してて、弟をチャイルドシートに乗せ
私も普通にもう帰るのかな?と助手席に乗ろうとしたら
千咲!!いやだ、行かないで!お母さん置いていかないで、千咲!!いやだあ…
と私に手を伸ばして泣きじゃくっているのです。
私はなにがあったのかはわからず助手席からおりて
ちさ、おかあさんといるね、またあとでね
くらい言ったと思います。
そのとき母はごめんね、ありがとうと抱きしめてずっと泣いていました。
落ち着いた後に帰る準備をしているころ、祖父母が帰ってきて、あらもう帰るのかい?と話してたところも覚えてます。
うん、お父さんが、来たからね、もう帰るんだあと言ったと思います。
母にあまり話しかけなかったのはそのときも泣いてたのかなあ…
理由は今は知っていますが祖父母はどういう話で私達を泊まらせてくれたのは謎のままです。
この理由を話すと特定…もうされちゃうかもだけど
母の不貞行為だったそうです、相手側の一方的なものですが。
お前のせいだったのかーい!てっきりおとんに限界きて逃げたのかと10年くらい思ってたー!
と思いました。いや言いました。
ここから小学校編に入ります。
ここからつらいです、書くのも震えます。
見にくいこともあると思います。
どうぞよろしくお願いします。
一生、忘れたいのに忘れられない。