落ち着かない自宅
おとんが怖くなってから機嫌を悪くさせないように必死でした。
怒らないで、殴らないで、外に出さないで。
おとんが決めていた夕食は必ず皆で食べること。
仕事から終わったら家族でご飯は必ずしたかったそうな。
大事ですよ、今ならとても素敵だと思います。
ただそのときの私は怖くて一番嫌いな時間でした。
なにを逆鱗に触れるかわからないからです。
食べるのが遅い、テレビ見すぎ、など…あとはなんでしたっけね、今思い出してもわかりません。
急になにかがあれば大声を出しテーブルを叩きます。
怖くて仕方なかった。
そりゃご飯も食べたくありません。
弟は多分まだ離乳食だったのかな…?おかんは弟に付きっきりだったと思います。
なので怒られるのは私ばかりでした。
怖くて、嫌いだった(お父さん嫌いと言ったときのビデオカメラにも残ってました笑)
仕事で忙しくなかなか家族の時間が作れない中
たまに家族サービスで外出をしてました。
ただそれがあまりにも急だし行きたいとこでもないし朝早いしで私と弟はそんなに楽しめておらず
何回かその私達に折角連れてってやったのに!と
1人で車に戻ることもしばしば。
おとんが怖くて楽しめないというのもあったのですが
こんなことなら連れてこないでいいのに。と自我が芽生え始めた私は思っていました。
この頃はめったに帰れなかったから思い出を作ってやりたかっただけだったそうですよ。
ただ計画性だけはちゃんとしてほしいところ。
1個だけほんとに楽しかったのは初めての遊園地。
おとんが絶叫系大好きなんです。
私は初めてなのでわからないんですよ。
ただめっちゃ怖かった…泣いてた…
でも段々癖になってきて自分から乗る!と言いながら
おとんにしがみつきながら乗ってる写真があります。
あれは嬉しかったんでしょうね。
おかげで絶叫系は大丈夫になりました。
ちなみに今は多分駄目です。高所恐怖症になったので。
多分無理です。
おかんと弟は弟が少し大きくなっても2人とも絶叫系駄目だったのでカートとかで遊んでた気がします。
遊園地だけは目を輝かせて行ってましたね。
おとんも私は一緒に色々乗ってくれるからかずっとご機嫌でした。
弟とおかん?ゲーセンとか…コーヒーカップ乗ってたんじゃないかな…多分…